パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

プラモの世界(12) 彦根城

2020-06-28 | life
彦根城は近江の井伊家18万石の居城。彦根市にある。関ヶ原の戦功で、井伊直正の子、直継が1603年に築城に着手する。天守は現存12天守の一つで国宝。琵琶湖に近い彦根山を活用。童友社のデラックス版だ。




「ハンドブック日本の城」は6ページを割く。古地図にアングルを合わせた空撮が興味を引く。



「日本名城百選」は、ベスト6に。この本は、プラモづくりに役立つ空撮がいい。4ページを割く。




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ブッダの真理のことば・感興のことば

2020-06-21 | book
「ダンマパダ」「ウダーナヴァルガ」も中村元の訳で岩波文庫にある。「ブッダの真理のことば・感興のことば」だ。今回、購入した。1978年(昭和53)第1刷。2018(平成30)年8月第62刷だ。

「ダンマパダ」は、ダンマは法、パダはことば。真理のことばと訳される短い詩集で、26章423の詩句からなる。漢訳の「法句経」(ほっくきょう)に相当する。パーリ語で書かれた仏典の中でも最も有名とのこと。

中村の解説では、人間に対する反省、生活の指針となる教えだ。主に出家修行僧のために書かれたという。


「ウダーナヴァルガ」は、「ダンマパダ」と似たテキストだ。「ダンマパダ」と同文のものがあるという。ウダーナは感興語、ヴァルガは集まりという意味だそうだ。ブッダが感興を催した(興味を覚えた)結果、おのずから表明されたことばとされる。33章979のことがからなる。

読書は、新たな出会いがあるから、楽しい。楽しいからやめられない。また、どんな出会いがあるかと思うから読む。助けられていると思う。過去に出会っても、その時は縁がない本がある。でも、新たに出会い、心に響くから面白い。これまた、不可思議。
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ブッダのことば スッタニパータ

2020-06-14 | book
「スッタニパータ」は、岩波文庫「ブッダのことば」で中村元の訳で出ている。

仏教の祖、ゴータマ・ブッダ(釈尊)。その姿を伝える著である。スッタは「経」の意で、ニパータは集成の意味だそうだ。ブッダが明らかにした永遠の真理の言葉だ。仏教の聖典の中でも最も古いとされ、詩句の集成だ。インドから南アジアに伝わった経典の一つ。紀元前383年ごろに亡くなったゴータマ・ブッダの教えを簡単にまとめ、詩の形で表現した。

家にある文庫は、1984(昭和59)年に第1刷。2003年11月の第42刷だ。2003年は平成15年。父が亡くなり、伯父が亡くなった平成16年に東京で買った。それまで読むことのなかった本を、定年後の縁で目にすることができた。これも縁で生かされているということか。
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ブッダの言葉 定年後の生き方のヒント

2020-06-07 | book
「ブッダの言葉」という本がある。2018年2月刊行だ。副題が「あなたの心を穏やかにする」「定年後の生き方のヒント」とある。薄い雑誌だ。

年金や健康問題、生きがいなど、心穏やかでないリタイア組にとって、これほどくすぐるフレーズはない。

ブッダの残した言葉を42紹介する。4つの柱からなる。「執着を捨てよ」が8つ、「あるがままに」が14、「縁で生かされている」が12、そして、「別れを迎える智恵」が8つだ。

決断に迷ったとき、不安を感じる時、老いと向き合うとき、別れと向き合うとき。
「一人の時間は自分を見つめるいい機会」「しがらみから解放された今こそ、自分が人生の主人公」「家族のためではなく、家族がいたからこそ」「思い通りにならないを受け入れることから始める」「過ぎ去ったことや、まだ訪れていないことは相手にしない」「自分のものというこだわりかを捨ててみる」「すべては変化する。だから二度ない今を大切に」などなどだ。

この本で引用された文章の出典は、「スッタニパータ」が8、「ダンマパダ」が28、「ウダーナヴァルガ」が5、「マッジマニカーヤ」が1だ。

お釈迦様は、西暦紀元前383年に80歳で没。2000年以上も前の、お釈迦様の言葉に触れ、今の自分を確かめる。これらの物事に悩んでおられたゆえに、これらの言葉があるわけだ。そういう意味では、人の悩みは時空を超えるのだなあ。

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