大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ツバメ無事到着しました♪ お疲れさま。 2019.3.13

2019年03月13日 | Weblog
 風が強い朝。早朝には雷も鳴って雨も。家を出る時間には青空も見える。

 南外堀から一番やぐらの上を2羽のツバメが飛び回る。今期初認。ツバメ到着。数千キロの旅お疲れさま。無事到着おめでとう。

 過去3年の記録を開いてみると、
・2016年は3月21日
・2017年は3月6日
・2018年は3月10日
 今年もほぼ例年と同じと言える。

 昨年の台風の被害の倒木などの片付けはほぼ終了している。倒れた木の穴など不陸直しで、土を入れるなど若干の工事中。
 この様子なら今月中にすべて終わりそう。4月からの秋の渡りの観察には影響なさそう。

 夏鳥たち驚くだろうか?それとも、こんな事はおり込み済みだろうか。

・シロハラ6羽 みどりのリズム、市民の森ほか。

・ウグイス2羽 もみじ園と豊国神社で稚拙なさえずりも春を感じる。

 「はつ音皆 心に対ふ 是春か」 麦水
 ちなみに春の初音はウグイス、初夏の初音はホトトギスを指す。他の鳥は初音とは使わない。

・アオジ4羽 音楽堂西側上。

・ツグミ1羽 城南地区。わずか1羽しか出合わなかった。この冬は本種が少なかった。大きな群れが飛来することなく、このまま春になりそう。

・モズ♂1羽 空堀。

・カワラヒワ2羽 梅林南側上桜広場。

・ジョウビタキ2羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森。なぜか出合いが少ない。

・チョウゲンボウ1羽 残念ながら昨日の空堀には見られず。ただし通りかかりでの確認、しばらく待っていれば現れたかも知れない。 
 観察が終わって最後に、ホテルニューオオタニの上に1羽が現れ、本丸方向に通過する。

 南外堀にボートが入り走り回る。コガモやキンクロハジロが逃げ回る。

・オカヨシガモ7羽。
・ヨシガモ♂1羽 内堀。ひょっとして越夏するかも。
・ヒドリガモ11羽 内堀、北外堀。
・マガモ6羽 東外堀、人工川、北外堀。
・ハシビロガモ25羽 南外堀、内堀、北外堀。
・カルガモ2羽 第二寝屋川。
・ホシハジロ79羽 東外堀、内堀、南外堀、北外堀。
・キンクロハジロ181羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。

・オオバン31羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川。
・カイツブリ3羽 南外堀、北外堀。
・カワセミ1羽 人工川。
・カワウ13羽
・ゴイサギ2羽 北外堀ねぐら。
・ハクセキレイ4羽
・セグロカモメ3羽 第二寝屋川。

※追加情報=大将から南外堀にツバメ2羽と北外堀にスズガモと。ツバメは私が確認したものと同一と思われる。スズガモは、またチコちゃんに叱られる結果に!

●今日の観察種。
 シロハラ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ、カイツブリ、ツグミ、カワセミ、カワウ、モズ、ツバメ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ゴイサギ、ハクセキレイ、チョウゲンボウ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、スズガモ。

◆◆ツグミ (1993.3.21 沖縄復帰の森)
 飛来当初は枝にとまっていることが多く、地表に下りていることはほとんどない。春になると反対に枝にとまっていることは圧倒的に少なく、地面で採餌している方が普通に見られる。
 飛来当初は秋で木の実が残っているが、冬を越して実が無くなると地上に下りて落ちた実や小動物などの餌を探すためだろう。
 また、人に対する警戒心も日が経つごとに薄くなるようで、飛来当初のあの厳しい警戒心はなんだと思ってしまう。今は近くを通っても平気。偶然至近距離で出合っても気にせず、私の方が驚くこともしばしば。
 近くで見られて得をした気になって、この機会にもう少し詳しく見てやろうと構えると、それを察したように木に飛び上がる。人が何らかの意図をもっているとそれを感じるようだ。しかし、それが友好的なものか敵意なのか見分ける能力まではどうか。
 私は観察する時も、撮影する時も、いつも心の中で鳥に話しかけている。「そうそう。それでいいよ。ありがとう。もう少しそのままで」 私を認め許してもらえるように努力している。多くの野鳥を見るようになって、少しは気持ちが分かるようになってきたと思っている。目が合えば私を許してくれたことを感じる時もあるが。この時は決めかねている様子だった。
コメント
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