大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/16 ウグイスを聞きながら回る。

2017年03月16日 | Weblog
 今朝はウグイスのさえずりをたくさん耳にした。

 少し暖かい風の中 「♪ホー・ホケキョ」 今年もウグイスが鳴き出した。沖縄復帰の森・城南地区・教育塔裏・梅林南側上桜広場・修道館裏・飛騨の森で計7か所。

 音楽堂北側ゴミ集積場付近のウグイスが一番上手にさえずっていた。他は申し訳ないが、まだまだ未熟。

 春は未熟なのがいい。頑張ってる新鮮な姿がいい。

 ピースおおさかのニシオジロビタキは、変わらず元気に飛び回る。今朝は数人がその場所に。そろそろ別れの日が近づいている。

 旅立ったら 「ジロちゃん」 と名付けた男性は、きっと泣くだろうとと回りから冷やかされていた。

 彼の表情を見ると、本当に泣きそうなくらい気持ちが入って。
 「来年も来てくれるかなぁ?」 聞かれたが、過去ニシオジロビタキが翌年も同じ場所で観察されたとの記憶は無い。可能性はゼロに近い。

 何しろヨーロッパから、ウラル山脈を越えてやって来たと考えられているのだから。そしてほぼすべて1W(第1回冬羽)の個体。多分来ないだろうとしか。

 トラツグミも変わらずピースおおさか西。
 
 春がくるとよく聞かれるのが、夏鳥はまだか?
 過去3年間の初認記録を紹介すると。(2014~2016年)

・オオルリ 4/3 4/3 4/6
・ヤブサメ 4/5 4/5 4/13
・クロツグミ 4/6 3/31 4/8
・コマドリ 4/6 4/5 4/9
・キビタキ 4/8 4/4 4/10

 しかしこれはあくまで初認で、たまたま1羽が観察された結果。この時期に大阪城公園に来られても会える可能性は低い。ピークはまだ先。

 ツグミは計9羽。
 シロハラは計22羽。

 カワラヒワは、太陽の広場東の森ほかで計41羽。
 アトリは、市民の森で9羽。大きな群れには会わなかった。
 シメ1羽、飛騨の森。 

 アオジが、植え込みの中から出てきて、枝先でぐぜり始めた。音楽堂西側上3羽。
 
 ジョウビタキは♂が、南外堀沿い・一番やぐら・北外堀沿い。

 オオバンは合計171羽。東外堀は115羽。一目みただけで少なくなったなぁーと分かる。

 カイツブリは、東外堀2・西外堀2の計4羽。
 カワウは、東外堀・南外堀・西外堀・内堀の計13羽。

 セグロカモメ1羽が南外堀に着水。
 ユリカモメは、東外堀1・第二寝屋川4で計わずか5羽。急に減少している。

 コサギ1羽が人工川で採餌。

 オカヨシガモは22羽。
 ヨシガモは7羽。
 ヒドリガモは66羽。
 マガモは2羽。
 カルガモは3羽。
 ハシビロガモは32羽。
 コガモは14羽。

 ホシハジロは77羽。
 キンクロハジロは114羽。

 水辺は日増しに寂しくなっている。春が近づくといつものこと。

●今日の可愛い鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、ツグミ、シロハラ、カワラヒワ、ユリカモメ、カイツブリ、カワウ、シジュウカラ、アトリ、ウグイス、アオジ、ニシオジロビタキ、トラツグミ、セグロカモメ、ジョウビタキ、コサギ、シメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
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