黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

北海道シリーズの3。そして一句。「札幌に、残したカニを、思い出す」。

2019-10-31 11:12:15 | Weblog

読書の秋で、新刊の本を注文。早く届かないかなぁ、と楽しみに待つオジサン1名ありける。
著者の本、ずっと前に図書館で借りて、「面白い…が…あまりにも難しい」と、読み切れなかった覚えがあるのです。今度こそ!
ついでに勢いで、断念した本もアマゾンの古本で買います。ハードな読書。さぁ、来い、アメリカ大学教授。
北海道シリーズの3回目。
やっと仕事の写真も。
研修なので、カメラでパチパチ撮影できる雰囲気ではなかった。ピリリッとした会場の空気。全国各地から集まった偉い塾長さん、塾の幹部や若い先生たち、みんな真剣でした。
会場は札幌進学プラザの校舎。
手塚治虫と松本零士のアニメの原画が飾ってあります。
「進学プラザ美術館」と呼ばれています…いませんが、私はそう思って見ています。
鉄腕アトム、リボンの騎士、ブラックジャック、宇宙戦艦ヤマトに銀河鉄道999…。
間にはさんだのは札幌の秋。赤レンガのクラシックな建物は、昔の北海道庁。ここも紅葉に囲まれています。
札幌進学プラザのそばには迎賓館のような施設があって、明治天皇も滞在なさったとか。紅葉の中で静かに。いい雰囲気でした。
後段は会議で次々と指示を出す加野先生、樋口先生、前川先生。
そして、荊木先生は「チャレンジ・ザ・俳句」を盛り上げていきましょうと熱く語ります。
一句浮かびました。
「札幌に、残したカニを、思い出す」
季語はカニ。作者の楽しさと「ああ、何という残念な…。無理してでも食べておくべきだった」という感情が見事に詠みこまれています。これは当選確実か。
今日は保護者の皆様の集まりがあって、少しだけ話をします。少しだけの予定です。
そして中3の授業へ。第1分野の「力学」から、いよいよ「宇宙と星」へと進みます。ロマンチックな秋の夜空。
毎年
「天体は苦手。難しいから嫌い」
という生徒がいます。そこを授業で突破しますよ。

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正しいジンギスカンの作り方。

2019-10-30 20:25:41 | Weblog

秋は読書。北海道への出張に持って行った本、かなり読めましたよ。空港での待ち時間が長かったから。読書には空港が最適。
新聞の書評に面白そうな本が。勢いよくアマゾンで注文しました。アメリカの文化人類学の学者さんの本で、興味津々の…しかし、届いたら「ゲゲッ。難しい」という展開もありうるか。分厚い上下2巻セット。頑張ろう。
11月中旬に発刊の本も予約しました。これも学者さんの…読書の秋は全力で。
引き続き北海道の写真です。仕事ですよ。
「仕事には見えないけどなあ」
いいえ、仕事です。
港町・小樽からウヰスキーの余市へ。NHK朝ドラ「マッサン」の主題歌・中島みゆき「麦の唄」が頭の中で響きわたる。
そういえば、「マッサン」のヒロインだった米国人女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんは第一子をご出産とか。おめでとうございます。
で、余市の工場。まず、美しくて童話のような世界。製造工場を見て回って、試飲コーナーへ。試飲といっても、ウイスキーだからチビッと飲むだけですよ。
「余市」という名前のウイスキーがあって、美味しいけれども、なにしろ強いです。お土産に買おうかとも思ったけど、早々と荷物が重くなるし、お値段も…断念す。
余市では高級なウイスキーが作られているのだな。
そしてバスは札幌進学プラザの校舎へ。
ハイテク装備の美しい教室でした。ホテルのロビーのような部屋も。感心するばっかりで、「滋賀県でこんな校舎を建てたら、みんなびっくりするだろうけど…しかし、こんなに立派な校舎は建てられないよなあ」と思う私。
ハイテク系の指導に使うユニークな教室も見学しました。
次にバスはサッポロビール園へ。
「羊の肉を鉄板にのせて焼いてはいけませんよ。野菜を敷いておいて、その上に羊の肉をのせて蒸すんです。焼いてはダメ!」
と説明していただきました。なるほど。
山盛りのカニも出てきた。
「お肉もカニもどんどん食べてください。いくらでもありますから」
「カニをむくのは任せてください。慣れてますから」と北海道の先生。
「わぁーい」と喜ぶおうみ進学プラザ隊。
しかし、そんなに食べられないです。
カニ、残しました。今、後悔しております。
ここで再び書いておきますけど、仕事です。北海道へは仕事をしに行ったのです。皆さま、そこのところ、勘違いなさいませぬよう。
写真の後半は火曜日のおうみ進学プラザ。
星本センター長が電源を入れると、送風が始まって、ムクムクと。
河合塾マナビスのマスコットのマナベアが登場しました。特大サイズです。
そして、会議では次々と連絡と指示が。
加野先生からは冬期講習会について。プログラムの中身が増えました。
樋口先生は12月1日の県中突破模擬考査のPR関連で連絡。同じ日にフレッシュ講師さんたちのイベントも予定しています。
おうみ進学プラザの秋は、色とりどりの忙しい秋です。

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北海道へ。「懐かしい人々~♪」と、本当に「麦の唄」のように再会しました。

2019-10-29 22:11:40 | Weblog

仕事です。本当です。信じてください。
「いやいや、北海道に行って、観光して、美味しいものを御馳走になっただけじゃないか」
違いますよ。仕事です。
全国各地から学習塾の偉い人や若い先生が札幌に大集合して、講演を聞いて
「うわあ。時代はそんな方向へ動いているのか」
「なんと、AIというのは…話の内容は難しいが…そういうことができるのか」
などと勉強をして、各地の塾の頑張りや苦労&苦心を聞いて、おうみ進学プラザのようすもお伝えして…。学習塾の仕事の、札幌の秋の実り。
伊丹空港から新千歳空港へ。朝が思いっきり早かったので
「はたして私は遅刻せずに伊丹空港まで行けるのか」
と、ドキドキ。
行けました。ちゃんと起きました。
「飛行機の切符が無いのに、乗せてもらえるのか」
乗れました。佐伯先生(甲南希望が丘教室)が番号を打ち込んだら、全員分の切符が出てきました。
こうして、おうみ進学プラザの5名…山口先生(河合塾マナビス京都)、山塚先生(守山)、河原先生(伏見桃山)、佐伯先生(甲南希望が丘)と私…は大型機ボーイング777で北海道へ。
空港で札幌の塾の先生たちが「進学プラザ」のユニフォームで歓迎態勢。ありがとうございます。いきなり懐かしい先生や教材会社の人に再会す。
バス2台で小樽市へ。
美味しい海鮮料理とショッピング。
写真で串にさして焼いている魚は、ニシンです。こんなに大きいのか。京都で甘く煮てソバの上にのせてあるのは、あれは小型のニシンなのですね。
ホタテ、ウニ、イクラ…。
仕事です。美味しいものをいただいて、美しい景色を見て、そして情報交換をしつつの旅なのです。
小樽は石原裕次郎の街であるらしい。
赤い屋根の木造建築は、往時のニシン御殿。その屋根の向こうの先端だけが見えている灯台は、「おいら岬のぉ、灯台守はぁ、妻と二人で~♪」という名作映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台であるらしい。
そしてバスは小樽から余市へ。NHK朝ドラ「マッサン」の舞台へと進む。
頭の中には中島みゆき「麦の唄」が響きます。
もういっぺん書いておきます。
仕事で出張したのです。本当です。

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リーチ・野田・マイケル先生による「情報と情熱の両立」。

2019-10-25 22:46:11 | Weblog

河合塾マナビスの石山駅前校へ。
会議が終わっていて、リーチ・野田・マイケル先生が若い先生たちを相手に模擬教育セミナー。
詳細でパワフル。
詳細だとモゴモゴするし、パワフルだと雑になる。そこを、さすがは野田先生、しっかりと説明していました。情報と情熱の両立ですね。私も生徒や保護者に説明をするとき、頑張らなければ。
「野田先生が校舎を巡回して説明をすればいいのじゃないか」
そうはいかないと。「自分が担当している高校生と保護者を相手に話すからできるんです。知らない生徒が相手では無理」
うむむ。そういうものか。そこもさすがです。
若い先生たち、野田先生の説明を参考にして、自分で。
【久々に韓国方面のニュースから】
大手新聞の記事
ソウルの公立・仁憲高校の生徒たち「学校が反日イベントを開いて政治扇動」と反発。
この高校は名門校。文化祭で「反日」をテーマに発表させて「安倍の自民党は滅びる」、「日本製品不買」を叫ばせたり…はぁ???…運動会で反日ポスターを胸につけて走らせたり…いや、そんな。走りにくくないですか…高校生たちに「NO安倍」を…というようなことがあって、さすがに高校生たちが反発した。
こういう「学校での反日刷り込み教育」は小学生の時期から行われていて、これまではそんなに問題になることはなかった。交通安全教育、自然保護や環境教育のように「学校で反日を習うのは当たり前。何が問題なの?」でしたね。
今回、高校生たちが抗議したのは、これは画期的な事件。現代の世界で「閉じ込めて、頭に染み込ませる」というのは難しい。「日本には家族で旅行に行ったよ。景色はいいし、食べ物は美味しいし、みんな親切で」という韓国人若者は大勢いるわけで、「先生たちが言っていることは事実とは違う」とバレている。
もう一つ。こんな事件がおこったとしても、それが全国紙に掲載されることはなかったですね。
私、親韓でも嫌韓でもなくて、「お隣の国は面白いなあ。特に鉄道が…」とか「自分の話す韓国語が、ヘタクソながら通じるのは楽しい」というテキトーな立ち位置。まあ韓国政府のメチャクチャな対日政策には、「いくらなんでもデタラメ過ぎるだろうが!」と、腹が立つことしばしばですけどね。
韓国にも新しい風、新しい時代。劇的に変化するものではないだろうけど。
同じような時代の変化、世代による認識の違いは教育でも、企業のマネジメントでも存在するはずで、うちの塾も…。こうして思索の旅は朝鮮半島南部から琵琶湖畔へと。
【明日から北海道・札幌市へ出張しまーす♪】
学習塾の全国規模の研修大会です。朝一番の飛行機で伊丹から北海道千歳空港へ。
初日は「北海道を楽しんでください」というお気遣いで、朝ドラ「マッさん」の余市へ。そして「小樽のひとよ」の小樽へ。
あっ。この歌を歌っている三条正人は膳所高校OBだったはず。名曲。
そして朝ドラ「なつぞら」の十勝平野へ…は行きません。遠い!北海道は広いのです。北の端っこの稚内を青森市にもってくると、函館は東京あたり。とにかく広い。
石原裕次郎の「恋の町札幌」で、札幌の先生たち、全国各地の先生たちと交流します。色々な成果や苦労をお聞きして、それから少しだけ…正直に「たくさん!…美味しいものをいただいてきます。恋の町だから…いや、その方向は…。時計台の下で偶然に美女とぶつかったりしないと思います。ぶつかって知り合いになった美女と、ポプラ並木の下を歩くこともないと思います。

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北海道に何を着ていくべきか。それが問題だ。

2019-10-24 13:47:06 | Weblog

シトシトと雨。こうして実りの秋が深まる。
週末から北海道札幌へ出張。「いいですねー♪」、「美味しいものがいっぱいですね、北海道は」など羨望の声多数。
仕事ですよ、仕事。私なりに「この人に会って…」や「この教材について詳しく聞いて、できれば実際に使ってみての感想や、長所と欠点を教えてもらいたい」などの課題もあるのです。それで余裕があったら美味しいものもいただきますけど、はい、いただきたいです。
なお、出張らしい用事は私と山口先生とで引き受けますから、山塚先生(守山)、河原先生(伏見桃山)、佐伯先生(甲南)の若者3人は、北海道を満喫してください。
全国の学習塾の先生たちと交流できる機会、有名な塾の偉い塾長さんの話を直接聞けるチャンスです。指導していくときの栄養になりますよ。
今日は中3の授業。
隣の教室で英語の「オール・イングリッシュ授業 ハロウィン版」が行われる可能性があります。その場合、ハロウィンの不気味な歌が英語で鳴り響くかも。
日本伝統頑固先生、負けませんよ。何か鳴らします。西洋の妖怪に負けない爽やかで元気な曲にしよう。そうなると、ここはやっぱり純粋J-POPのAKBの名曲か。しかし、授業の内容は難しいところにさしかかっているのだが。
昨夜はNHKでアメリカの天体観測のドキュメンタリー番組。みんなが興味を持ちそうな「地球外の生命体の探索」を、さすがにハイレベル科学で。おもしろかった。
私の「UFOなんか見えない!」、「宇宙人は絶対に存在しない」という信念は、ますます確かなものになりました。
中3は、まもなく「宇宙と星」へと進みます。
数学…実際には算数ですけど…と、立体図形の要素があって、「天体は難しい」と逃げられそうな分野ですが、「天体は面白い」、「もっと宇宙のことを知りたい」と言い出す生徒もいます。なるべく多くの生徒に「面白い」と思ってもらえるように。
【現在の心配事】
1,本当に切符を持たずに飛行機に乗れるのでしょうか。
2,「私服で参加してください」と言われた場合、私は何を着たらいいのか。
3,主催者の札幌の塾からの連絡では「もう北海道は寒いですよ」とか。背広の上に着るべき手頃なものが無いのですが。ものすごく暖かいジャンパーがあるけど、あれは真冬用でモコモコと大きい&重いが。


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