脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

I was so reckless

2015-02-17 | Weblog

日本のアマチュアボクシングは権威主義である。なぜそこまで偉そうに見せたがるのか理解できないが海外に行っても何も言えないような奴が日本のしかも聞いてくれるような人間だけの前で偉そうにしてもみっともないだけいいかげんに気づけよと思う。私が競技したところは競技者と監督コーチはフラットな関係だったので、監督やコーチがあそこまでえばっていると言うような感じもなく競技者の自由度は日本よりもかなり高く、会場でもそれだけしかできないような奴らが偉そうにしているというような雰囲気もなかったので我々のようにへたれでもやりやすかった。話はHIでのボクシングの話だが今から考えたら私はふとときなことをしたと思う。一番でかかったのは元世界チャンピオンをおこらせた話、HIと言えばこの人が有名、HIは大きな体育館のようなジムがあっそこで自由にトレーニングできるのだが、そのチャンピオンも時々来て指導をしていた。そういうチャンピオンをまわりは敬意を払い教えをうけていたのだが、しかし私の態度がわるかったのか言った一言がいけなかったのかチャンピオンを大激怒させてしまいまわりを巻き込んであわや乱闘となりかけたのだ。多分その時そこにいた長老のサムが入って事なきをえたがその日から1週間ジムでは肩身の狭い思いをした。さらにカリヒジムと言うそこも大きな体育館の中のジムだが、そこのリングでトレーニングの後にプロレスごっこをしていて管理人に思いっきりおこられた。ここはボクシングのトレーニングで使用させていてプロレスは認めていないとか何とか言われてI understandの連発であったがいい年をした学生が集まってプロレスごっこをしておこられるのははずかしい話である。映画ゴッドファーザーでレックレスなビンセントにその親分であるマイケルがよく言うのがDo you understandだ。レックレスなことをしてまでも任務を遂行させようとするビンセントに向かってやりすぎだととも言わんばかりに言うセリフである。理由こそ違うが私もよくジョージに言われた。アメリカは自由度が高かったので多少レックレスなことをしてしまい注意されたのだが向こうのボクシングは面白かった。これあるフィリピン系のクラブの人間ととうちのクラブの人間との間にいざこざがあって(いわゆるやくざのようないざこざではないが)次の試合でお互いの選手があたった時にかなりエキサイトした。その時私はミラ何とかと言うフィリピーノによくある名前らしいがそいつとの代理戦争みたいになってしまってちょっとした大会にもかかわらずすごいプレッシャーであった。向こうもそう思っていたのか激しいうちあいに結局私が判定勝ちであったが、その時周りはウオーッと盛り上がって、たぶんこんなこと日本でしたら問題にされると思っているが、ガッツポーズもできない日本のアマチュアはそういう意味では面白くない、競技者もやっているというよりはやらされていると言う感じである。ボクシングと言うスポーツはマイノリティが生き生きとできるスポーツである。私もこれによって救われたことは確かなことでそういう点においてはボクシングは素晴らしいと言える。HAPAと言うコミュニティがある。これはバイレイシャルやミックスの人たちが集まるコミュニティであるがHAPAと言うのはハワイ語で半分と言う意味、ハワイではバイレイシャルやミックスが当たり前だ、日本ではマイノリティであってもここではマイノリティではない。ボクシングも同じことでHiでは比較的貧困層のフィリピーノやミックスが自由に堂々と楽しく競技している姿がここにあったことは確かなことで日本では一部の盛り上がりはあってもすべての人がというようなことではない、日本のアマチュアは英語が話せない人が多いのか人種や文化をこえてその多様性を認めると言うセンスがない、それが親玉の態度によく出ている。

 

 

 


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