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がん患者、屋内禁煙訴え 厚労相に要望書

2017年03月26日 19時12分35秒 | タバコ
がん患者、屋内禁煙訴え 厚労相に要望書
2017年3月24日 (金)配信共同通信社

 全国がん患者団体連合会は23日、厚生労働省が進める受動喫煙防止の強化策を巡り、肺がんなどのがん患者を減らすため、飲食店などの建物内を全面禁煙とするよう求める要望書を塩崎恭久厚労相に提出した。
 天野慎介(あまの・しんすけ)理事長は「実効性のあるがん対策を進めるために受動喫煙対策は欠かせない。同じ苦しみを持つ患者や家族を増やしてほしくない」と話した。
 要望書では、がん対策基本法ががん予防のために必要な対策を取るよう定めているにもかかわらず、受動喫煙の機会が増加傾向にあると指摘。飲食店などを建物内禁煙とするよう求めた。
 がん患者だった松本陽子(まつもと・ようこ)副理事長は「飲食店の禁煙エリアでもたばこの煙が漂ってくる。これで再発するかもという苦しみは耐え難い」と訴えた。

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