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2013年07月22日 00時30分03秒 | 仕事
「横専用」手すりを縦に…転倒骨折で賠償命令
読売新聞 7月7日(日) 配信

 「横付け専用」とパッケージに注意書きのある手すりを縦に設置して壊れて転倒し、けがを負ったとして、福岡県宗像市の女性(75)が、製品を輸入販売した商社「ハイロジック」(本社・大阪)に約3100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、福岡地裁であった。

 山口浩司裁判官は「使用者が縦付けにすることも予見できた」として、同社に約900万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は2009年11月、寝室から土間に下りる際に手すり(長さ約60センチ)をつかんだところ、手すりを壁に取り付ける金属製の付け根部分が壊れて転倒。胸椎を圧迫骨折するけがを負い、約20日間入院し、通院期間も1年以上にわたった。


うつ病自殺で賠償命令 仕事との因果関係認定
共同通信社 7月19日(金) 配信

 うつ病を発症し35歳で自殺した男性の遺族が、「会社が心身の健康に配慮する義務を怠ったのが原因」として、徳島県の食品機械製造会社「四国化工機」とその子会社に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、徳島地裁は18日、子会社に約6500万円の支払いを命じた。

 判決理由で秋信治也(あきのぶ・はるや)裁判官は、男性が発症時に勤務していた子会社が「達成困難な納期を設定し、うつ病を発症させた」として安全配慮義務違反を指摘。「自殺と相当の因果関係が認められる」と認定した。自宅療養後に勤務した親会社については「仕事は過度な負担を強いるものではなかった」とした。

 判決によると、設計技師だった男性は1999年5月、親会社から東京都江戸川区の子会社に出向。未経験の機械設計を担当させられた上、能力を超えた仕事を課され、うつ病を発症した。徳島県の自宅で療養し、その後、親会社で勤務に復帰したが、99年11月に自殺した。


鳥取大への賠償命令確定 病院の過失で障害
共同通信社 6月28日(金) 配信

 生後9カ月で鳥取大病院に入院中、病院の不注意で脳に重い障害が残ったとして、島根県に住む男児(12)と家族が損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎(てらだ・いつろう)裁判長)は27日までに、大学の上告を退ける決定をした。計約2億円の支払いを命じた二審広島高裁松江支部判決が確定した。25日付。

 一審鳥取地裁米子支部は、異常を知らせるモニターの警報が鳴らず、対応が遅れたなどと病院側の過失を認定、二審も支持した。

 一、二審判決によると、男児は急性細気管支炎で入院していた2002年、人工呼吸器を付けていた際に心肺停止状態となった。医師らの発見が遅れたため、低酸素脳症で脳などに障害が残った。

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