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「やせメタボ」って?

2010年04月06日 23時12分04秒 | 仕事
「やせメタボ」ご用心、脳卒中・心筋梗塞リスク
2010年4月4日 提供:読売新聞

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の腹囲基準を検証している厚生労働省研究班(主任研究者=門脇孝・東京大教授)は、腹囲が基準値未満でも、血圧、血糖、血中脂質の検査値の異常が重なると、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を発症しやすくなるという解析結果をまとめた。

 メタボの診断は現在、腹囲(男性85センチ以上、女性90センチ以上)が必須条件で、腹囲が基準を下回ると、原則として保健指導の対象にならない。

 研究班は全国40~74歳の約3万1000人を対象に、腹囲と脳卒中、心筋梗塞の発症の関係を調べた。腹囲が大きくなるほど、発症リスクが高くなる傾向があったが、腹囲が基準値未満でも、検査値の異常が重なると、メタボと同じようにリスクが高くなることがわかった。

 このうち、検査値の異常が三つ重なっているグループを見ると、腹囲が基準値未満でもリスクは男性2・2倍、女性3・0倍。腹囲が基準値以上の場合の男性2・5倍、女性3・2倍と比べ、大きな差がなかった。

 国際糖尿病連合は昨年10月、腹囲を必須条件とせず、総合的にメタボを診断する方式に基準を変更している。

 門脇教授は「腹囲は有効な指標だが、高血圧などのリスクが重なれば、太っていなくても、脳卒中などを発症しやすくなる。従来のメタボの枠組みに加え、やせた人の対策も強化する必要がある」と話している。


体重に関係なく
高血圧はXだし
糖尿病はXだし
脂質異常もXだし
高尿酸もXであり
肝機能異常も多血症も貧血もXであることにはまちがいなく
1個あろうと4個あろうと
予防の視点で対策をランク付けることこそナンセンスなのだ

肉体はいつどのように悲鳴をあげるかは
分からないのだ

適度に体は動かし
朝食はしっかり食べ
禁煙し
間食は止め
睡眠休養は不足せず
アルコールは上限が20g
(日本酒にして1合、ビールにして500ml、焼酎100ml)が上限
そして、適正体重を維持することこそ
大切なのだ

今回の特定保健指導ランク分けは始まる前から現場から疑問が上がっていた
特定健診の保険者責任も非現実的
手間暇ばかりかかって実施率は上がらない

やれやれ
現場の66婆なるわたくし
今日も放置型の糖尿病患者さんと出会う。
何時血管切れるか分からないのに
だあれもアドバイスしていないのだ
「おいしゃさんに叱られた~」
と笑っているお方
やばいやばいですよ

コメント
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