<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

一つ山越え、も一つ山越え。

2024年05月07日 09時26分28秒 | Weblog

♪ 一つ山越え、も一つ山越え、あの山越えて、わたしゃあんたに惚れとるばい、惚れとるばってん言われんたい。♪

熊本県民謡「おてもやん」2番の歌詞より。

日本の民謡が好きだ。どの地方にもそれぞれ特有の民謡が残っている。YouTubeでよく聞いている。入浴中に、真似て歌ったりもしている。男と女の仲の歌が多い。好いた好かれた、惚れたふられたが歌になっている。あたたまってふんわりする。ほのぼのする。

一つ山越え、も一つ山越え、あの山越えて、意中の人に会いに行ったのだろう。女のか弱い足で越えて越えて行ったのに、告白が出来ずに帰って来たのだろう。男も女のこころを読み取ってやれなかったのだろう。それを思うと切ない。

この世は山ばかりだ。越えて行かねばならない山ばかりだ。でも、恋の情熱の滾る熱があれば、越えて行ける。

いいじゃないか、恋が成就しなくったって。泣けた涙のあたたかさがいついつまでも残るじゃないか。

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