生きているのが有難い。有ること難い。まぐれのようなもの。熟々(つくづく)有難い。真夜中の、やがて3時。静かだ。耳の中をちょろちょろ潺(せせらぎ)が流れている音。時が息をしている音。これしかしていない。触ると体温があって生温かい。わたしが生きている。その実態を腕組みして眺めている。不思議そうに眺めている。寝たままでお腹に手を当てる。呼吸しているので、膨らんだりへこんだりしている。死んだらこうはいくまいに、膨らんだりへこんだりしている。まぐれに当たった宝籤があったとしても、この比ではあるまい。絶対価値を手に入れているわたしという銀河宇宙生命体。この世で偉かろうと偉くあるまいと、そんなことはどっちだっていい。瑣末に過ぎない。
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