♪ 雨の降る夜はおじゃんなと言うたに、濡れておじゃればなお可愛い。♪
♪ 桜島には霞がかかる。わたしゃ、おはんに気がかかる。♪
♪ 月のちょいと出を夜明けと思うて、主を帰して気にかかる。♪
♪ 可愛がられて寝た夜もござる。泣いて明かした夜もござる。♪
♪ 雨も降らんのにシュムタ川濁る。イシキハララの化粧の水。♪
民謡 鹿児島おはら節より
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いろっぽい歌詞だなあ。どれも。
”わたしゃ、おはんに気がかかる” そわそわするよなあ。
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いろっぽいのはいいなあ。人間の情愛だものなあ。自然な情愛だものなあ。あたたかいよなあ。通い合うんだもおなあ。