映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

フラッシュフォワード

2010-09-27 | TVドラマ
今、AXNで放送中の「フラッシュフォワード」を毎週楽しみに見ています。
カナダのSF作家ロバート・J・ソウヤーの小説を基にしたドラマで、「恋に落ちたシェークスピア」で
シェークスピアを演じたジョセフ・ファインズ主演です。

<ストーリー>
世界中の人々が同時に137秒間意識を失い6ヶ月先の未来を見るうという謎の現象が起こる。
FBIロサンゼルスの捜査チームがそのブラックアウトの謎を解き明かそうと捜査を始める。


一体何故こんなことが起こったのか?
どうも物理実験の影響らしい(エンドロールに物理監修なんてあります)のですが
どういう結末になるのかな?と非常に興味を魅かれてます。

そして昨日放送された第9話のタイトルは「ケイコ (原題はBelieve)」。
ケイコを演じるのは竹内結子です。
本作出演でハリウッド進出なんて騒がれていたので楽しみにしていたのですが・・・

ケイコは東大を首席で卒業。ロボット工学など3つの修士号をもつ優秀な研究者という設定ですが
会社ではお茶くみしかさせてもらえず、職場でジミー・ヘンドリクスの動画を見ながら
ギターの練習をしている。
就職が決まって「これでウエイトレスをしなくて済む」と喜ぶ母は、家で就職祝いの
サプライズパーティーを開き、結婚相手にと考える男性をも招待しケイコに結婚を迫まる。
一方ケイコはいろんなことに嫌気が差して手首の内側に「信」の漢字のタトゥーを入れる。

はぁ~?
これ、世界の100を超える国と地域で放送されるらしいんですが、この日本の描き方って
まずくないですか?

日本の会社の就職面接もあんな暗~いイメージで、いくら優秀でも日本社会で女性の扱いは
こんなもんだみたいな誤ったイメージを世界に発信することになりはしないでしょうか?
「女性は君一人なんだからお茶くみするのは当然でしょ?」って発言はセクハラであり
パワハラでしょう。
今の日本の会社でいくらなんでもこんなことはありえない。

ケイコの家が不思議な造りとか、日本人として出演している人達が日系人であろうことや
発音が少々変くらいのことは仕方がないとしても、一体いつの時代設定なんだよ?みたいな
女性描写には驚きました。
フジヤマ・ゲイシャ・ニンジャに代表されるイメージを今も信じているような
人たちがこんな描写を見たら・・・、やっぱりねェ~なんてことになっちゃうよ。

映像の力はあなどれません。
ちょっと心配になり、つぶやいてしまいました。

因みに、竹内結子起用は日本のマーケットを意識して、日本の人気女優さんに出演をオファーしたとか。
次回の第10話は、準主役のディミトリ(演じるジョン・チョーは韓国系)の殺害の謎を解くため香港に飛ぶ。
これは中国の巨大なマーケットを狙ったものなんでしょうか?

な~んて書いていたら、こんな情報をゲット!
アメリカのABCネットワークで放映されていた本作は、シーズン1を限りに打ち切られたそうです
復活を熱望する人たちが頑張っておられるようですが果たしてどうなるのでしょうか?



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