映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

眠るように・・・逝きました。

2016-11-24 | わんこ
                          2015年4月の写真です。
お久しぶりでございます。
8月19日、17歳の誕生日の投稿から3か月。
久しぶりの投稿が悲しいお知らせになってしまいました。
実は…11月6日午後4時45分、17歳2ヶ月18日の犬生を静かに閉じました。
11月2日から食事を食べなくなり、水を飲むだけ。
5日からは歩くこともままならず、湿らせた綿やスポイトで水を飲ませていましたが、
6日には完全に寝たきりになり、いよいよその時が近いと覚悟を決め、見送る準備を進めました。
普通犬は体温が高いのですが、亡くなる前数日は四肢が冷たくなっていて驚きました。
両手で前足・後ろ足を握り、冷たくなった肉球を温めました。
ベッドの横でテレビを見ながら呼吸を確認。まだ大丈夫と頭をなで、
5時になったら買い物に出ようとほんのちょっと目を離した時に、すぅ~っと逝ったようです。
毛布をめくり胸を見たときには、もう動いてはいませんでした。
6歳の頃2年ほどてんかん発作を起こしましたが、以降10年病気らしい病気をしたことがなかったので、
その時がどんな風に来るのか?いろいろ思いを巡らせてネットで調べたりもしたのですが、苦しむことなく、静かなお別れでした。
 
翌7日、斎場で個別火葬をしてもらい骨を拾って骨壺に収めていただきました。
段ボールにビニール、コットンのタオルを敷き、私のスカーフをかけ、お花で飾りました。
箱ごとの重さが3.9㎏、瘦せ細って体重は3㎏を切っていたようです。
一時は6㎏を超え、ダイエットフードを食べていた時期もあったのに…。

残ったフードやオムツ、ボールなどはご近所のわんこちゃんにもらっていただきました。
今朝、長年使ったケージを粗大ごみで回収していただきました。

今年の我が家は予想外のことが続き、辛い思いをさせてしまいました。
東京のマンションは「ペット禁止」のため、4月から私は東京と横浜を行き来する生活を
続けてきたのですが、8月に東京に住むようになった家族が東京の病院に手術入院。
予想外の合併症が起こり、横浜から通っている場合ではない事態に私も東京に居を移し、
已む無く十数年診ていただいている獣医さんのホテルに預けることになりました。
特に病気はなく食欲旺盛とはいえ、17歳という高齢での突然の環境の変化に、
この子にも過酷な事態となりました。
「ごめんよ~」と思いつつ、なかなか好転しない状況の中、結局39日お世話になりました。
その間、郵便物の回収と、わんこのご飯を届けるために週1で横浜に戻ってたのですが、
半月後ご飯を食べなくなったと聞き、面会したときの姿に涙があふれました。
ケージからよろよろと出てきたのですが痩せ細り、後ろ足がうまく運べなくなくなっておりました。
預けたときは3.9㎏、帰ってきたときは3.2㎏に減っていました。
預ける前から耳が遠くなり、目も白内障気味ではありましたが、家の中を自由に歩き回り、
スロープを登ってソファの上で毛布にくるまって寝ていたのに…見る影もなく老け込んでおりました。
身体を撫でて抱っこして、30分ほど共に過ごしたところ、食べずに残っていたご飯を食べたのです。
どんな思いでいたのか?
預けて39日後、(人間の方が)やっと回復の目途が見えてきたのでわんこを迎えに行き、
最後の1ヵ月を共に過ごしました。

今回ここ1年の写真を見直し、預ける前後を見比べると、他に選択肢はなかったとはいえ、
手放した1ヵ月がなければ、18歳の誕生日は無理でも今年いっぱいくらいまでは
穏やかに毎日を送ることができたのではないか?と不憫な思いがしてなりません。

最後まで飼い主孝行なわんこでした。
入院していた家族が食道の手術で反回神経麻痺で小さな声しか出なかったのに…「逝っちゃった」とメールした後
声が出るようになりました。置き土産だったのかな? ありがとう
私が帰宅してソファに座ると、隣に寄り添ってひところ手を舐めていました。
手がベタベタになるけれど、寂しかったんだね~と手を差し出し慰めているつもりだったのですが、
今になって、慰められていたのは私の方だったんだ~と感じる今日この頃。
いないことにまだ慣れません。

17年前、1999年我が家に迎えたころは携帯電話が普及する前だったので小さい頃の写真が
あまりないんですね。
  
  
 生後2~3ヵ月のころ、こんなに小さかったんだ。ソファに登れなかったんです。
 血統書が出てきました。福島生まれ、4犬兄弟だったんです。

 
 スヌーピーみたいです。
 
 冬はヒーターの前がお気に入り。
 
                                      去年のクリスマスです。
 


     かわいい寝顔。


  
            元気に散歩していたころ。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お心を思うと (otikomi)
2016-11-25 00:29:35
泣けて泣けて泣けて。。。。。。

今は、ただ安らかに、としか。。。
たくさん愛されて、幸せだったのだ、と、よくわかります。
お心がなかなか鎮まらないとは思いますが、どうか、お疲れの出ませんように
お風邪など召されませんように、と。。。。合掌(T人T)
Unknown (otikomiさんへ(ryoko))
2016-11-25 01:16:47
すっかりご無沙汰しています。
お変わりないですか?
ずっとアップしていなかったのに・・・早速のコメント、ありがとうございます。
私は元気です。
ただ、写真を見たり、思いだしながら文章に書いたり話したりすると、涙があふれてしまいます。
最後に可哀想なことをしましたが、17歳2か月の大往生だったのと、家で見送ってやることができたのでよかったなと思っています。
いつも温かいコメントをいただき、うれしいです。
Unknown (ミニチュア飼い主Mさんへ(ryoko))
2016-11-28 23:02:06
こちらにもコメント、ありがとうございます。誕生日の次が訃報で、驚かせてしまいましたね。
記事を書きながらいろいろなことが思い出され、3週間前逝ってしまった時にフラッシュバックし、涙、涙。翌朝目が腫れてしまいました。
預けなければもう少し長生きさせてやれたのに•••とやはり悔やまれます。横浜に戻った時「もういないんだなぁ〜」と少し寂しい気持ちになりますね。

スロープ、有効に使って頂けたら嬉しいです。
メールアドレスをコメントして頂けたら非公開のままにして、連絡させて頂きます。よろしくお願いします。

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