アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

あした、守綱寺のまちかど朝市に出店します。

2023-09-25 23:36:45 | アンティマキの焼き菓子とパン

  暑い暑いと言っているあいだに、いつの間にか9月も終わり。それでもまだ昼間の日差しは真夏のよう。とはいうものの、稲武の朝夕の気温はかなり低くなり、薄い夏掛け蒲団では肌寒いなと感じるほどになりました。

  さて、明日は、ふたつきぶりに守綱寺での読み聞かせの会のマルシェに出店します。

  お持ちするのは、焼き菓子中心。黒糖と生姜粉、オートミールとクルミ、米粉と塩麴、有機コーヒー。この4種の穀物クッキーのほか、シードとレーズンのたっぷり入ったざくざくクッキー、味噌と米粉のビスコッティ、いとカフェの辛味スパイスを使ったクラッカーを持っていきます。

   あとは、ライ麦が30%ほど入ったカンパーニュ。もっと作る予定でしたが、プリンターの調子が悪くて手間取っているうちにどんどん時間がたち、ほかの品を作る余裕がなくなりました。

   ともあれ、久しぶりの出店はたのしみ。明日は、いつもより時間を延長して10時半から11時半まで、本堂で絵本読み聞かせの会がひらかれます。マルシェは11時から本堂の浜縁周辺で。旭のいのはな農園の新鮮な野菜もお楽しみにお越しください。

 

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森の中で葛葉染めをしました。

2023-09-18 23:12:46 | 草木染め

  豊田の森のようちえん・もりのたまごの園地で、今年も草木染め講習が開かれました。今年で3年か4年目になる、園地がある山の中で採取できる草木で、染めを楽しむ会。今年は、旺盛にはびこる葛の茎葉を使いました。

   朝、スタッフの方たちが採取してくだった採りたての葛の葉を、アルカリ水で煮立てます。使う熱源はその辺で集めた薪。

  アルカリ水は、ソーダ灰を加えて。普通の水だけなら黄色になるところ、アルカリ抽出だと緑色に。でも、9月だと緑葉染めがちゃんとできるかどうか、実は心配でした。初夏のころの柔らかい葛の葉でないと、難しいかなと思って。

   でも、杞憂でした。目の覚めるような緑色が生まれ、布を投入すると、黄緑色や抹茶の色に、どんどん変身。歓声が出ました。

   今年染めてもらった布は、手ぬぐいと綿のスカーフ。どちら木綿素材とはいえ、素材と織りが異なるので、色合いは変わります。そして媒染でも。アルミ媒染だと黄緑色に、鉄媒染だと濃茶の色に。

   思い思いにつけていただいた模様。それぞれ、味があります。

   木々を背景にしたこの写真、いつも壮観です。緑に緑。よく似合う。

   もりのたまごの染めの会は、豊田ミライ塾のプログラムとして開催。次回は10月10日の予定です。ミライ塾のパンフやHPにてご覧ください。染め材料は、園地で枯れて倒れた杉の木の皮を使います。お楽しみに。

 

 

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草を採り草を食べ草の話を聞く会を開きます

2023-09-08 23:20:54 | アンティマキの場所に生きる動植物
   6年ほど前から始めた、草の会。パンデミックで中断はしましたが、昨年から再開しました。
   今年は大雨のため春の会が開けなかったので、今年初の草を採り草を食べ草の話を聞く会は、10月21日土曜日に開催いたします。 
 
   この会は、雑草研究家・前田純さんをお迎えして、雑草の効能、おいしさ、面白さについて教えていただく会です。

    50種近い草が自生する場所で草を摘んで、近くにある豊田市の施設ハウスポニーの大きな石窯でナンを焼き、竈で草のたっぷり入ったカレーを作っていただきます。
 
    昼食後は、草入りのケーキを作ってお土産にします。草入りのお茶を飲みながら、前田さんの、尽きない草談義をお聞きください。

    その辺でよく見かける草が、意外においしくてしかも薬効があり、美容にもよくて、ときには防災食として役に立つ。面白い発見がたくさんできると思います。どっぷりと草と親しむ一日を、ご一緒に過ごしませんか?
 
*講師:前田純(雑草研究家・合同会社つむぎて)
*場所:ハウスポニー&個人宅庭
*参加費:5300円(施設料込み)
*定員:15名
*お申し込み・お問い合わせ:email/auntie@cb.wakwak.com

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あした下山地区の常楽寺オーガニックご縁市に出店します

2023-09-02 14:06:45 | アンティマキの焼き菓子とパン

  あしたは、豊田市下山地区の山寺・常楽寺で常楽寺オーガニックご縁市が開かれます。ご縁市は今年で2年目。緑豊かな場所でゆったり一日楽しめる気持ちのいいマルシェです。

  アンティマキ、今回は、焼き菓子とパンの販売のほか、境内でインド藍染めの体験をしてもらうよう、準備しています。

   お持ちするパンは、久しぶりに焼いたパラダイス酵母パン。いつも入れているピンクペッパーに加えて、先日暮らしの学校のいとカフェさんのスパイスカレー講座で習ったばかりの、テンパリングしたフェンネルシードも入れてみました。

   こちらは、いつもハウスポニーの石窯で焼く、ライ麦30%の黒パン。配合は同じで、ほぼ半分よりちょっと小さめにして成型しました。

   ケーキは、おからと和梨入りのやわらかケーキ。先日西尾の友人から届いたばかりの豊水をたっぷり使っています。友人の梨は、除草剤を全く使わずに育てた特別栽培。この夏の暑さと水不足で、はたしていつものようにできたのだろうかと心配していましたが、近年にない上質の梨ができたそうで、私までほっと安心しました。

   こちらは冷凍ブルーベリーを使ったスコーン。ブルーベリーは豊田市街地の上豊田付近で摘み取り園も開いている村正農園産。こちらの農園主も友人で、毎年甘味がしっかり乗った大粒のブルーベリーを作っています。果樹栽培は、特に近年の異常気象だと、これまでのノウハウがそのまま役に立つとは限らず、苦労の多いことだろうなと、毎夏、この二人の友人の果樹の出来具合が気になっています。今年はどちらもほぼ豊作のようで、丹精込めて彼女たちが育てたみずみずしい果実を、口にいれることができました。

   このスコーンは、いつものスコーンの水分を減らし、冷凍果実を半ばつぶしながら加えて焼くだけのシンプルな菓子ですが、形に見合わずなかなかおいしい。どうぞお試しください。

   クッキーは、定番の四つ葉バター・平飼い卵入りのシリアルクッキーを4種、人気のざくざくクッキー、ココアとまるごと甘夏ジャムのクッキー、それにいとカフェさんの辛味スパイス入りの米粉たっぷりのクラッカーを焼きました。

  焼き菓子とパンは、屋内の広間で販売。インド藍染めは境内のタープの下で体験してもらいます。

  タデアイからとった日本の藍染めと違って、手軽に仕立てられるので、今年も数か所でインド藍染め講習会を開きました。上記写真は、豊田市内の守綱寺境内での染め風景。朝から午後までたっぷり時間をとっての講習会なので、スカーフや風呂敷、のれん、お手持ちのTシャツやエコバッグなど、いろいろ染めていただきました。

  常楽寺のマルシェでは、午前11時から1時間、午後1時半から1時間だけ染めの時間をとり、手ぬぐいを染めていただきます。簡単な模様付けをしてから染め液に入れます。一般の草木染めに比べてわずかな時間で染められるので、ちょっとしたお楽しみにどうぞ。予約優先ですが、多分当日飛込でも体験いただけると思います。体験料は、手ぬぐい込みで1000円です。染め講習中も、屋内での販売はしていますので、お気軽に覗いてください。

  常楽寺:愛知県豊田市野原町中野46

 

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