アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

映画「バンテージ・ポイント」

2021-12-31 22:49:14 | 映画とドラマと本と絵画

  ただいま見た映画、「バンテージ・ポイント」。バンテージ・ポイント - Wikipedia

  だいぶたってから、以前に見たことがあると気が付きましたが、面白いのでそのまま見続けました。

  9.11以降にできた映画。舞台はスペインで、アメリカ大統領が広場で演説を始める瞬間、狙撃される、というところから始まります。彼は一年前にも狙われ、警備員の男性が身代わりになります。その男性、バードはいっとき精神を病んだ末この日に復帰。彼がこの映画のほぼ主人公です。

   「ほぼ」と書いたのには理由があります。この映画の面白いところは、狙撃事件の起きる何分か前からその後の何分かのちまでを、かかわった人たち8名の視点から何度も描かれていること。

        最初のシーンは、テレビの中継車。その後、バード、アメリカ人観光客としてたまたま広場を訪れていたウィティカ演じる黒人男性、大統領、テロリストたちなど、それぞれが主人公になり、同じ場面を違う角度から描かれ、徐々に真相が明らかにされます。アクション映画なのですが、とにかく編集がすごい。筋もよくできている。かわいらしいスペインの少女も重要人物です。

   1時間半があっという間。血なまぐさい映画でしたが、いっとき憂さを忘れました。

 

  

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石窯の可能性を探る会 第二回目

2021-12-28 14:47:05 | アンティマキの焼き菓子とパン

  稲武の石窯で遊ぶ会のスタッフと、信州在住でいつか地元の石窯で講習会を開きたいという友人とで始めた、「石窯料理研究会」。その2回目を先日開きました。

   クリスマス直前の上天気の朝。石窯のあるハウスポニーについてみると、水道の蛇口が凍っていました。今は、水道管に電気を通しているので、こういう光景を見るのは久しぶり。

   最初にした仕事はこちら。前日、ヘルシーメイトで購入してきた秋川牧園の丸鳥の処理です。まる一日解凍した鶏のおなかの中と外側に塩コショウをすりつけ、大きめに切った林檎とレモン、ハーブ数種類を詰め込みました。

  リンゴ1個とレモン1個でおなかはパンパン。

   ときどき薪ストーブで丸鳥を焼いているメンバーに教わって、串を刺しました。足を広げないと、焼き加減が難しくなるそう。

  次にダッチオーブンでスープづくり。前回は、野菜を炒めてから水を入れましたが、今回は、ニンニク以外は炒めずに投入。野菜ジュースと水を入れました。

   1時間ほどたって味見。見た目はブイヤベースですが、中身はすべて野菜。表面は焦げているところもあるのに、ニンジンが固い。意外と時間がかかります。燠の中に置いたわけではないので、火が遠すぎたようです。

   左はグラタン、真ん中はピザ。右は、タルトタタンのためのリンゴに火を通しているところ。

   この日のピザは、ピサラディエールです。みじん切りにしたニンニクとタマネギを油で炒め、生地にたっぷり乗せてチーズをパラパラ。生地は、信州の友人が育てた小麦粉の全粒粉。全粒粉だけのピザは初めてです。よく焼けたところは、おせんべいみたいで香ばしい。タマネギとチーズだけのシンプルな味が全粒粉によく合います。

 スタッフ+αだけのこの会は、石窯の様子を気にしつつ、周りの景色を眺める余裕があります。余裕があると、新しいアイデアが生まれ、すべき事柄も見えてきます。

   こちらも、友人が作った全粒粉のみのアンティマキのスコーン。こちらもカリッとしていておいしかった。

   丸鳥は最初から最後まで窯に入れっぱなし。

   それでも、まだ羽根の付け根などが生焼けでした。でも焼き立てを串でつついて食べたら、肉汁たっぷりでうまかった!!

   焼き菓子二つ目は、バターなしのタルトタタン。リンゴを菜種油と甜菜糖でしっかり炒め煮した後、天板に広げ、生地を載せました。生地が少しやわらか過ぎた。

   焼けたら何とか様になりました。石窯の会のメニューにするには、あと少し工夫がいりそうです。

   別のスタッフが作った熟柿入りのスコーン。熟柿や干し柿は、いい食材になります。

   窯が冷めやすいということもあって、この日はずっと燠を残したまま、パン焼きまで進みました。籠発酵で焼いたカンパーニュ。石窯では初めてです。黒砂糖を入れてみました。冬は発酵が遅いけれど、発酵過多になる心配がまずないので、時間さえあれば落ち着いて仕事ができます。いい感じに、焼き色が付きました。

   この日焼いたのは、6種類。石窯の力を存分に使いました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の日の朝の楽しみ~動物の足跡めぐり

2021-12-28 12:06:54 | アンティマキの場所に生きる動植物

  今朝は久しぶりに雪が積もりました。今月半ばに初雪は降りうっすら積もりはしましたが、積雪というほどではありませんでした。ここ数年、雪があまり積もらなくなっていたので、一面真っ白の雪景色は、2,3年ぶりかもしれません。

   雪の朝の楽しみは、獣の足跡を見てまわること。上の写真は自宅前の道です。数匹ともに左側(右側?)通行しています。

   行ったり来たり。

   右上の青いのは、ポストの下。左からやってきてポストまで行ってから右へ。ヤギさん郵便?

   引きずったような足跡。なぜかUターンしています。

    反対側からみると、こう。

    色の変わっているところは道。一緒にやってきてうちの敷地に入ってから二手に分かれた?

   前方は桶など道具類がおいてるところ。そこからやってきた小さな足跡は、たぶんネズミです。ネズミと交差しているのは、ネコかタヌキか。

   くっきり。なぜか左の薪の入っている物置が気になったらしい。

   下の森に至る道から来た動物。物色したのち、自分の足跡の上を辿って行ったのかしら。

   こちらも、下の森のほうからやってきて、薪のそばにちょっと寄っていきました。

   5センチ以上は積もったようですが、今は快晴。気温は低めなので、しばらく溶けそうもありません。

   私宅敷地内でこれまで見た動物は、ハクビシン、タヌキ、サル、日本カモシカ、野ネズミ、野ウサギ、キツネ、テン(らしい)。姿を見たことはないのですが、運動の痕や食痕、糞を見たことがあるのは、日本ジカ、イノシシ。他に飼い猫も出入りしています。これらの動物のだれかが、毎夜家まわりを徘徊しているのかと思うと、困ったことだと思う反面、ほほえましい気持ちにもなる、雪の朝でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王滝渓谷を歩きました。

2021-12-27 11:39:42 | 小さな旅

 ほぼ月に一回近隣の野山を歩く会を友人たちと催しています。一昨日は、松平の王滝渓谷の散策でした。こちらの駐車場は、岡崎へ行くときにいつもトイレ休憩に利用するところ。でも、渓谷へはまだ一度も行ったことがありませんでした。

   駐車場隅にある階段をのぼると、もう散策が始まります。ときどき折れてはいますが、ひたすら続くコンクリートの階段。両側は常緑樹です。青木が目立つ。鹿の好きなアオキが健在ということはシカの出没がまぬかれているということかしら。大きな実もなっています。

   階段上りは遅れがち。やすみやすみ前進です。

   大きな岩にすっくと立つ木。杉?

   一本だけではありません。落ち葉で腐葉土ができてそこに実生の苗が育ち、こんなに大きくなったということなのでしょうが、根は下に伸ばせないから岩を囲むように水を探して広がっています。たくましい。

   シロダモの木。葉脈が特徴的です。葉の裏が白いから「白」ダモ?

   ワイヤープランツに似ているマメヅタ。いたるところで見ました。

   なぜかあいている深い穴。水のせい?

   ヒノキの実。こうして固まっていると、森の動物が集めて、持って帰るのを忘れたのかな、と思いたくなります。

  カマツカの実。バラ科なので、野茨の実にそっくりです。赤かったのが色あせてこの色になったのだそうです。

   中央の大きな木がカマツカ。これほど大きいのは珍しいのだとか。

   手前左はイヌシデ。右はアカシデ。イヌシデは私宅の敷地内にも、実生で育ち、結構大きな木になっています。実が、ホップのような形のものが房になって垂れ下がるのですが、それが神社などに張られているシデに似ているので、この名前がついたのだそうです。

   梟ケ城展望台から。

   包丁で誰かが切り分けたような岩。何の説明版もないのですが、これはすごい。なぜこんなことになったのか、だれか教えてほしい。

   小さな子だと入れるのかな。入って出られなくなったら大変。

   枯れ木に実生の苗が。よく見る風景なのですが、いつも惹かれる。

  アベマキの枯れ木に生えたなめ茸発見!

  三枚の葉が連なっているタカノツメ。ほんのり漂う匂いは、キャラメルそっくり。

   虫こぶの一種だそう。虫こぶは丸い形のこぶ状だと思い込んでいましたが、こんなのもあるとはびっくり。

    1時間以上歩いて、やっと渓谷に出ました。椅子があり、トイレもある場所に出たので、そこで昼食にしました。

   ぽつぽつ雨が降ってきたので、この日はこれで帰路につくことに。古い時代に作られたらしいでこぼこのアスファルト道から見える、巨岩や小さな滝が、なかなかおもしろい。

   宗派は不明ですが、お寺に到着。鐘つき堂わきのイチョウの木がまるで乳牛の乳房のようになっていて、新芽がずくずく伸びているのを発見。イチョウの生命力は強そうだから、こんなことがおきるのでしょうか。

   車道に出て駐車場に向かう途中で見つけた赤い実は、サネカヅラ。

   大きな案内板の左上に、「B29墜落跡地」とあるのを発見。豊田市街地~当時は挙母町~を爆撃した後の飛行機なのか爆撃前に墜落したものなのか。パイロットは死んだのだろうか、捕虜になったのだろうか。捕虜になったとしたら、そのあとどうなったのだろう。

   この日歩いたのは、王滝渓谷全体の、多分3分の1ほどのようです。ツバキ園地や紅葉のきれいそうなところもあるので、いつか別の季節にまた歩いてみたい。前半はだいぶ歩くのがきつかったのですが、翌日も翌々日(きょう)も、筋肉の痛みはなく、ほっとしています。階段がことのほかつらかったのですが、何とか無事でした。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊田の森の幼稚園~もりのたまご主催の草木染め講習を開きました。

2021-12-18 23:49:47 | 草木染め

  10月に引き続き、もりのたまご主催の染め講習会が、またたまごの園地で開かれました。杉やヒノキも多いのですが、ツバキやサカキ、ドングリのいろいろの木々に囲まれたこの園地。園地自体が秘密の場所みたいで、静かで気持ちいい。またこちらで開かれる染め、楽しみにしていました。

   森の幼稚園の朝は、子供たちが「今日一日したいこと」をそれぞれ発表することから始まります。「かくれんぼする」「木に登る」「頂上まで行く」・・各自いろんな希望を言っているのが聞こえました。自分のことは自分で決める、というのがこの園のやり方。お昼ご飯をいつ食べるか、まで決めるのだそう。おもしろい。

   こちらでの染めの熱源はかまどと焚火。一番左はお昼ごはんのための味噌汁の鍋。

   のんびり始まる染め講習。のどかです。

   染め液を煮だしながら、焼きいもも。

   前回は園地にあるサカキで染めました。今回は竹の葉を使います。前日に、園のスタッフの方たちがたくさん採取してくれた竹の葉。季節もちょうどよかったのか、思ったより早めに黄緑っぽ色が出てきました。

   たっぷりの液がとれました。

   染め開始。模様付けした布類を投入します。すぐに黄色が染まりました。

    お昼ご飯は、好きな場所で。

    かまどで煮たみそ汁、あたたかくておいしゅうございました。

    昼食後、媒染。アルミ溶液、銅の溶液、鉄溶液の三種類を使いました。銅の鮮やかな黄色と鉄のオリーブ色がなかなかいい。しっかりとした美しい色が生まれました。

   黄色なのですが、なんとなく緑色っぽくみえます。笹から出た色らしい色になりました。

   模様がそれぞれおもしろい。

    エコバッグもスカーフも、それぞれ素敵。風のない穏やかな冬の一日を森の中で染めをして過ごす。贅沢ないい日でした。

     この園地には、ソヨゴがたくさんあります。冬に赤の色を出す定番のソヨゴ、何度か染めたことはありますが、どうもいつもいい色が出ません。年が明けたらうかがって、採取させてもらう予定です。また子供たちの元気な声を聞き、楽しげにかつ真剣に走り回る姿を見るのが、たのしみです。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲武の石窯で遊ぶ会、開きました。

2021-12-16 10:41:33 | アンティマキの焼き菓子とパン

  先週末、稲武の大きな石窯で遊ぶ会を開きました。

  こちらで会を開くのは三度目という、豊田の同じ山間地域の方たちのお母さんグループの主催。前回は、会場のハウスポニーに、パンデミック下における特別のルールが施行されていたので、人数制限を余儀なくされていましたが、今回は制限なし。催行組数には定員がありますが、お連れになる子供たちは無制限。ということで、この日は、おとな8名に子供が13名、集まってくださいました。

   窯に火をつけ、順調に燃えだした頃、かまどにも火のついた薪を移してスープの用意をします。この日は、ニンニクをたっぷり入れた野菜のアホスープを昆布だしで作りました。

  レンズマメ入り。

   ピザにはレンコンとキノコなどをトッピング。11月の終わりころの会ではまだ材料として使えた、雑草は、もう草紅葉になっていて、使えません。

   ハウスポニーの広場も冬の景色です。でもこの日は、穏やかで風もなく、暖かい日差しが差し込んで格好の石窯遊び日和でした。

   12月の石窯の会は、シュトレンを焼きます。アンティマキのシュトレンはバター、牛乳、卵不使用。前夜に仕込んだ生地を各自成型して、窯に。火の見方が甘くて、焦がしてしまいました。甜菜糖粉糖をかけてできあがり。

   最初に参加したこのグループの女の子たちがとても熱心にお菓子を作るので、彼女たちが家でも作れるような簡単なお菓子を、この会では作ってもらいたいとおもっています。それで今回考えたのが餃子型のシンプルアップルパイ。生リンゴに粗糖と黒糖、小麦粉をまぶして伸ばした生地の中に入れます。生地はバター不使用なので、扱いが簡単です。

   試作した時よりはるかにおいしいパイができ、満足。

   この日やってきた子供たちは、だいたいこども園を休んで参加。広場や周辺の木立や落ち葉のつもったがけで、存分に遊びまわっていました。十数人の子供たちが風のようにあちこちを集団で駆け抜ける姿は壮観でした。

   さて、この石窯遊びの会、暖かければ冬でも開きますが、たぶん今年は寒くなりそうなので、冬はお休みにしたほうがよさそうです。来春3月以降、開きますので、主催したい、参加したいというご希望があったら、何でもお問い合わせください。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の守綱寺まちかど朝市に出店します。午後には空飛ぶ羊kuraへ納品します。

2021-12-13 23:31:07 | アンティマキの焼き菓子とパン

   3週間ぶりに、守綱寺の読み聞かせの会が開かれます。今年最後のまちかど朝市も読み聞かせの会終了後、本堂浜縁にていつも通り開催します。旭のいのはな農園、こんにゃくのキヨミさんといっしょです。

   おもちするのは、穀物クッキー4種のほか、ココアとまるごと甘夏ジャムのクッキー、オートミールのザクザククッキー。スコーンはローゼルのジャム入り、パンは、パラダイス酵母ジュースで仕込んだパンを久しぶりに。

   先日の石窯の会で作った、生リンゴのパイが意外においしかったので、販売してみたくなりました。形は餃子型。武骨でシンプルですが、なかなか美味です。バター卵は使っていません。

 

   シュトレンもおもちします。こちらも乳製品、卵不使用。

   クリスマス前なので、ドライフラワーの花束も作ってみました。ちょっとだけですが、持っていきます。

    午後には、桜城址公園そばの空飛ぶ羊kuraへ納品に参ります。パンと花束以外は、まちかど朝市と同じ品をお持ちします。明日は急激に寒くなるとか。タイヤを替えに行く暇がなかなか取れないので遠出は心配ですが、出発は早くないので、多分大丈夫でしょう。ではどうぞ、お寺での会と市、楽しみにお越しください。お待ちしています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤコイチに納品しました。香嵐渓にできたカフェFrank the 539にもいってきました。

2021-12-12 09:36:03 | アンティマキの焼き菓子とパン

   近い場所なのに、なかなか行けない足助。足助旧市街のカフェバンバン堂が主宰しているミヤコイチへの納品も滞りがちです。先週、やっと納品に行けました。お持ちしたのは6種ほどのクッキー。バター、卵入りの定番クッキーが主です。

  納品の前に、モミジ祭りの終わった香嵐渓に。この夏だったかにオープンしたカフェが目的です。

   カフェFrank the 539。香嵐渓が眺められる「Frank the 539(フランク ザ ゴーサンキュウ)」で、心も身体もホッとするオーガニック料理を味わう【豊田市・足助町】 | 日刊ケリー | ナゴヤで、365日 楽しい毎日! (kelly-net.jp)子育て中の若いおかあさんが店主。一緒に働いているのも若いお母さんたち。香嵐渓一の谷の駐車場のすぐそばにあります。

          土産物店を改装したという店内は、白が基調のあたたかい雰囲気。広い板の間があるので、子供たちが寝転んだり遊んだりが気楽にできそう。

   いただいたのは、地元でとれたオーガニックの野菜を主にしたランチプレートです。ラタトゥイユ、チリコンカン、ニンジンラペ、鶏ハム、その他数種の野菜料理とチャパタ。すっとおなかに通るすっきりした味わいでした。レジ前には、「耕ライフ」のほか、生活クラブの「生活と自治」も。足助にも安心できる野菜を使ったカフェができて、うれしい。

   

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘルシーメイト岡崎店と暮らしの学校にシュトレンそのほかを納品しました。

2021-12-12 09:22:19 | アンティマキの焼き菓子とパン

    先月末は暮らしの学校でシュトレンづくり、一昨日は稲武の大きな石窯でシュトレンづくり、そしてきのうは、岡崎の2店舗に、シュトレンの納品を果たしてきました。

    数年前から作り始めたアンティマキのシュトレンは、バター、牛乳、卵不使用。バターの代わりに使っているのは、自家製のリンゴペーストです。リンゴを粗糖と一緒に煮てフードプロセッサーにかけ、圧搾菜種あぶらを混ぜたもの。これで、甘さもしっとりした感じも生まれるのです。粉は有機栽培の強力粉、薄力粉、ライ  麦粉、強力全粒粉。同じく有機栽培のドライフルーツをラム酒や赤ワインに漬けたものに有機のクルミも入れています。上にかけているのは甜菜糖の粉糖。だからすこし黄色味を帯びています。

    シュトレンは、明後日14日の守綱寺まちかど朝市へもお持ちします。また、その後、空飛ぶ羊kuraへ納品の予定。取り置きも承りますので、アンティマキの問い合わせからご連絡ください。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐久島で草木染め講習会を開きました。

2021-12-08 10:07:24 | 草木染め

  7月の終わりころ、三河湾で最も大きな島・佐久島を初めて訪ねました。目的は、秋に行う予定の草木染めに使う植物さがし。島は、暖地の植物が溢れ、稲武との植生の違う草木がわんさと生えていました。その折の報告は、こちらで。佐久島に行ってきました。 - アンティマキのいいかげん田舎暮らし (goo.ne.jp)

   そして4か月後の先週、この佐久島の東港に近い体験施設弁天サロンで、島の人を対象にした染め講習会が開かれました。

    集まってくださったのは10人ほどの島の方たち。スタッフが前もって採取しておいたタブノキがこの日の染料です。島のあちこちでよく見かける木なので、全員ご存知でした。

   以前採取した時は夏。夏と晩秋では出る色に違いが出るかもしれないので、とにかく多めに草木を刻んで鍋に投入。ソーダ灰を入れてアルカリ抽出しました。このアルカリ抽出により、赤味の色が出るはずなのです。

   1番液は茶色味が勝っていて、酸化の工程を経ても果たして赤身が出てくるかどうか心配になるほどでした。2番液は一番液より早めに赤っぽい色が出てきたので、一安心。

   20~30分ほど、参加者にお願いして酸化を繰り返したおかげで、1番液も2番液もきれいなワイン色に変化。各自模様付けした、バンダナとスカーフとエコバッグを一斉に液に入れていただきました。

   媒染の後、再度元の液に浸け、模様を外して水洗いの後完了。

   写真ではわかりにくいのですが、同じアルカリ抽出して生まれる、ブルーベリーやスギ、ヒノキ、ピラカンサ、ビワ、サカキとはまた違う、甘いピンク系の色が生まれました。

   みなさんの、工夫を凝らした模様が映えています。

   この日は穏やかな秋晴れ。一日染め遊びに興じていただきました。身近な植物で素晴らしい色が生まれることに、島の皆さんはほんとに喜んでくださいました。今後、島の植物でぜひともいろいろの染めをしてみたいと、意欲を語ってくださいました。うれしいことです。

   私は私で、この島の植物をもっともっと知りたくなりました。亜熱帯に近いこの島には珍しい植物も多いのだそうで、冊子も出版されているとか。春になったら、植物のことをよく知っている友人の案内で、この島を歩いてみようとおもいます。

   写真は、以前から食べてみたいと思っていたもんぺまるけのどら焼きです。染め講座に参加してくださった、もんぺまるけの芝さんから頂きました。期待にたがわず、おいしい。焼いて二日目、三日目でもふわふわ。餡とのバランスがよく、小豆の味がしっかり残っています。いくつでも食べられそう。今度島を訪れたら、こちらのカフェでご飯も食べたい。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする