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紅の翼

2017年07月24日 21時44分45秒 | 邦画>★
1958年/邦/中平康監督/石原裕次郎 中原早苗 二谷英明 芦川いづみ
2017年7月22日 TOKYO MXキネマ麹町〔夜キネマ「石原裕次郎」〕

【あらすじ】
八丈島で、破傷風に罹った少年が生死の境をさまよっていた。航空会社でその報を小耳に挟んだ日東タイムスの新人記者長沼(中原)は、あれよあれよという間に血清と飛行機を手配。大橋という紳士(二谷)のチャーターした小型ジェットで八丈島へ同行する手筈を整えてしまう。しかし運悪くジェットは機体繰りがつかず、小型セスナJA3031で飛ぶことになった。パイロットには、クリスマスの夜をカノジョにふられた男石田(石原)が単独操縦することに。セスナとはいえ、八丈島くらいだったらお茶の子さいさい。パッと行ってビッと仕事を済ませてしまおうと、余裕しゃくしゃくで飛び立った。
ところが乗せた男は、紳士どころか小指のないやくざもの。アヴァンでどこぞのインダストリアル社長を暗殺し、高飛びの中継として八丈島へ向かう最中だったのだ。折悪しく機体にトラブル発生、救助要請も無線をポイされ新島へ不時着。すると今度はスコールで飛べず、日も暮れて飛び立つこともできなくなった。
一方羽田では、セスナが一向に島へ着かないので大騒ぎ。警察、海自、空自、海保にまで捜索願いを要請するも、暗いうちはどうしようもない。そんな中不時着中の石田・長沼は、大橋に脅されつつ恐怖の一夜を過ごす。果たして二人の、そして八丈島の破傷風少年の運命は…!?


カラー作品。もっとも、だからこそ翼が紅なのだが。作品としては、負傷した石田に代わって長沼が着陸に挑戦するというちっちゃい<エアポートシリーズ>でした。
石原裕次郎作品は、それこそ腐るほど存在するが自分としては6本目である。が、今回もシビレることなく終わる。…壁に激突するくらいの三枚目作品でもない限り、シビレるのは無理だろうなあ。今作も、二谷のほうが素敵だった。いや、別に二谷が壁に激突しているわけではないのだが。
ちなみに芦川いづみは超かわいかったが、石田の妹(ブラコン)というちょい役でした。

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