Nの目線

箏弾き菊地奈緒子の360°に向けられた眼差し

見せたかったな...

2007-06-25 21:20:47 | Weblog
いつもは新幹線に乗る前に、インターネットで予約をしてから駅に行き、チケットを受け取るのですが、昨日は指定席は乗りたい時間の前後1、2時間満席だったので、自由席を購入、取り急ぎ駅に向いました.
仙台駅は警官やSPらしき人たちで、ものものしく、何事なのかしら..と思っていると、安倍総理でした.
安倍総理のせいではなく、やはり新幹線は満席でしたが、なんとか空席を見つけて座る事が出来てホッ、(空席も見つけるコツがあるのですよ!)
窮屈ながらも、娘には近頃お気に入りのDVDを見せつつ、私は本を読んでいると、多分、福島から郡山にかけてくらいだと思うのですが、パッと横を見るととても鮮やかな夕焼けが窓一面に映えていました.
本当に美しかったので、携帯で写真を取ろうとすると、“ピーッピーッピーッ”と充電切れ。
いつもながら、かなり間が悪くて、でも誰にも当たりようも無く。。
とてもけたたましく、長時間なる警告音に“そんな元気があるのなら、写真一枚くらい撮らせてよ!”と思う私なのでした.

考えて...

2007-06-23 21:20:50 | Weblog
来月、東京にてお弟子さん達をあつめたおさらい会を企画しているのですが、今日はそれに向けたお稽古でした.
今回は尺八の小湊君を助演に迎えた二重奏を主に、さらに大合奏も沢井先生のいとたけ(箏2パートと十七絃、尺八の構成の曲です)と、演目を考えています。
今日はまだ尺八に入ってもらってはいないのですが、これまでの独奏曲の演奏と違い、合奏がどのように作られていくのか、他の音がどのようにきこえてくるのか、そのとき箏はどう弾いていくと良いのか。。。など考えを発展させるように指導してきました.
だれでもそうだと思うのですが、人に指摘することで自分自身がどのように演奏しているのか、どのようにした方が良いのか、など改めて振り返る事も出来、本当に良い機会になります.
とにかく、かなり熱心に取り組んで下さっているので、それが本当に何より楽しんでいます.

お暑うございます。。

2007-06-21 19:51:29 | Weblog
梅雨の季節は何処に行ったのかと思うほど、本当に暑い日が続いています.
先日、地下鉄が至る所で時間調整で停まり、予定よりも20分近く駅に遅くついてしまい、慌ててタクシーに乗りました。
運転手さんいわく、ここの所毎日の様に道路でも事故渋滞が多いとの事。この暑さにみんなが身体がまだ適応しきれず、判断能力も鈍くなる。。と言っていました.確かに..
このごろ、交通網でも“事故”と良く聞きます.
運転する方も、しない方も本当に気をつけましょうね..

日曜日の秋田での三曲の40周年記念演奏会での演奏も無事に終了。
義母の家元をする会は秋田の中では屈指の歴史と会員の数を抱える会で、それをどのように受け継いでいくか、時代の流れ(音楽的にも、社会的にも)にどのように沿っていくかという事など、考える事が多くなりました.
会員の方にお箏を通して充実感や楽しみを感じて欲しいというのが主筋にありますが、先日の三曲に参加した方からは喜びの声も聞かれたので、励みになりました.
現在、会の中の行事で何か新たな良い企画を実行出来ないか..とも検討中です.

今回の東京⇄秋田の往復は何のトラブルも無かったです。ホッ。
演奏共々、用心、余裕を持って何事も望みたいものなのですが..

鈍鈍力 100%

2007-06-15 06:01:03 | Weblog
時間が過ぎるのが本当にあっという間の今日この頃。。。
パソコンも開かない日が何日もあり、ブログも滞ってしまっていました.ごめんなさい。
先日秋田に日帰りしてきたのですが、帰りは空港に早めに到着したのもあり、日頃の疲れを取るべく足ツボマッサージをしてもらいました.痛気持ち良くかなり至福の時間..そして、いざ搭乗手続きをしようとすると。。。
チェックインしておいたチケットがどう探してもありません..
でもショックというより、最近失態を連続しているので“またやってしまったか。。。”と冷めた目で自分を見つめている私がいました..
この症状かなり危険かも。。

経過いろいろあり、結果無事飛行機に乗る事は出来たのですが、
足ツボマッサージよりも、覚醒のための脳みそマッサージが必要?!
それとも、手遅れ?!

大きくため息です。


雨の中。。

2007-06-11 12:10:41 | Weblog
先週の土曜日は静岡へ演劇を見に行ってきました.www.spac.or.jp
ピッポ・デルボノ・カンパニーの“沈黙”。
イタリアの劇団の来日公演で日本とはまた違う感性。。と言うのでしょうか、とても面白かったです.
観劇初心者の私ですが、演劇ってとても面白いですね.それに洞察力や知的好奇心がないと一つの舞台を作り上げたり、演じたり、またそれをみたりするのがとても難しいと思いました.(音楽もそうなのですが..)
この公演は舞台芸術公園での野外公演だったのですが、雨。。。何も分かっていない私は、雨天決行なのかしら。。場所を移動するのかしら..などと、心配しながら現地へ向ったのですが、観衆へはビニールシートとレインコートを配って変わりなく観劇する事になりました.
不思議な事に雨が降る事が見る事への集中力を増す事になったり、演劇自体も違う魅力が増した様な、強いエネルギーを感じました.
ハプニングはマイナスでは決してないのだな..と感じた日でした.




反省

2007-06-03 11:35:03 | Weblog
先日、久々に着物を着て演奏しました.
“お箏だから、着物をいつも着てらっしゃるのですよね。”と言われるのですが、私は8割洋服で演奏するので、着物を着る時にはいつもと違う引き締まった気持ちになります.

着物の場合、たくさんの小物が必要なので、チェックは欠かせないはずなのですが..
やってしまいました!
いざ着る時になったら“足袋がない!”、そして買いに行っている時間もない。。。
今は白足袋以外のおしゃれな柄足袋もあるので、それに見えて欲しいと願いつつ、靴下に草履を履いて演奏してしまいました.
でも、やはりかなり変でした。(とくにかかとが。。)
運悪くその日は立奏(椅子に座っての演奏)だったので、見えない様に気を配りながら。。。
あー演奏以外にこんなに神経をすり減らすとは!!

よく、忘れ物をする私も(以前両方右側の足袋だった事も...)これはかなり懲りました。
もう二度としません.