Nの目線

箏弾き菊地奈緒子の360°に向けられた眼差し

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現況報告

2008-10-21 18:55:58 | Weblog
木の葉が空からたくさん降って来ています。道路に積もってしまうので、この掃除専用の人がいるほどです。
9月からはく息が白いほど寒い日もありましたが、ここ数日は穏やかな日が続いています。
。。。と私はまだフランクフルトにいます。
10月4日でアンサンブルモデルンアカデミーの最終公演も終わり、1年の研修に幕を閉じました。
最後の一ヶ月は本当に『眼が回るほど』大変で、睡眠時間重視の私が徹夜に近い状態で練習した日もありました。
アカデミー以外にも、コンサートがあったり、新作を書いて下さった作曲家に会いにいったりと、忙しさに輪をかける自分自身の不可解な行為もあり、無意識に足が前に出ているだけの状態もありました。

最後の公演にはPeter Eötvösの“PSY”、伊藤聖子さんの新作、藤倉大さんの“Okeanos Breeze”,“Cutting Sky”、Lisa Limの“KOTO”、Vito Zurajの新作、最後にシアターピースの新作と、約2週間でリハ、本番があり、テンションを保つのが重要課題でした。
新作はほぼ、9月に入ってからしか手に入らず、その上箏奏者泣かせの荒技がたくさんあって、泣いてもいられず、やれる所まで。。と思いながら頑張りました。

でもやはり時間をかけたものは自分の中で消化出来、充実した演奏になるし、そうでないものは本当にそれなりにしかならず、諸手を挙げて『終わった~!良かった~!!』と言い切れない私自身がいます。
コンサートが終わってから、きちんと取り組めた自分に出会える様に、最初の段階でどのようなスケジュール取りや練習方法を作曲家や他の演奏家、指揮者に頼まなければいけないのか実感しました。

この1年、アカデミーの仲間をはじめ、本当に素晴らしい方に巡り合う事が出来て、視野が広がりました。
アカデミー仲間との活動は今後も“Kezyer Kollective”と命名され、続いていく予定です、すでにいくつか演奏が決まっていますので順次ご報告していきます。
新作を書くと言って下さっている作曲家の方もいるので、それも発表出来る時が来たらご報告しますね。

という訳で、残務処理もあり、これからもヨーロッパでも活動出来る様に今は準備している所です。
日本には今年中には戻ります、もちろん日本でも何か面白い活動を考えておりますので、乞うご期待(?!)下さい。

ここ10日ほど、心身ともにピークを終えて疲れ切ってしまったので、充電していました。
活字に飢えていたので、家の中で、公園で、読みふけっていました。
“永遠の仔”上下刊、“悲しみの島サハリン”、“血と骨”、“井上ひさしの私家版日本語文法”完読です。
次は何を読もうかな。。と思いながら、もうそろそろ次の演奏のための練習を開始せねば。。という所です。

とりあえず、次はフランクフルトであるJapan Tagに参加予定です。

せっかくブログなので、次はもう少し近日中に書きます(誓)







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