Nの目線

箏弾き菊地奈緒子の360°に向けられた眼差し

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到着!!

2007-09-27 16:59:39 | Weblog
一昨日無事に着きました.
事前に、船便、航空便で先に使う衣類や楽譜等送ったのですが、それでもお箏、十七絃、立奏台等の備品、そしてお店で一番大きいものを購入してパンパンにつめこんだスーツケースで全部で何キロになった事か....
でも、最初からその事をクリアにすべく連絡を取っておいたので、超過料金も発生せずにすみ、チェックインは無事通過しました。空港に到着後は大島さんという、こちらでお箏を習っている方に迎えに来て頂いて楽器を運ぶのを手伝ってもらい本当に助かりました.ー私には似合わず、きちんと事前に準備しておいたことが本当に正解でした.
昨日は事務的な手続きをし、あとは娘の幼稚園の入園準備等ー10月4日からアカデミーが始まるので、それまでにこれらは是非終わらせてしまおうと思って動いています...なので大変めまぐるしいです。

さらにアカデミー最初の課題曲が20絃の曲..って、持ってきていないのに...、楽譜とにらめっこをしつつ13絃2面で出来ないか知恵を絞っている所です.


さてさて、どうなることやら。。。



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行って参ります.

2007-09-24 23:17:22 | Weblog
16日の「オトナリ」、同じ編成での22日の森岡書店でのライブも何とか終了。でも課題が多い事も実感出来る、私にとってはとても良い時間でした.
その後、その間もレッスンするのも自分自身も見てもらうのもあり、諸手続きを済ませ、リハーサルもし。。。なので目が回る様な日々、なんとか荷物がまとめられて本当によかった。。。

たぶん、挨拶すべきひとに挨拶もきちんとできず、それがちょっと心残りですが。。。

明日出発です.
1年は日本に戻る事が出来ませんが、“旅立つんだ..”みたいな気負いや期待や不安は全く無く。。
ちょっと行ってきます!!のような感覚しか無いのが本当に不思議です.

では、行って参ります.
ブログは引き続き、出来るだけ書いていこうと思いますので、宜しければたまに覗きに来てくださいね.

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アリガトウ

2007-09-16 04:08:21 | Weblog
急に夜中に目が覚めて、眠れなくなってしまいました。

13日の箏の作曲家向けワークショップ。
新作の断片が4作来たので、その曲の楽譜の書き方や、箏で対応出来る点、出来ない点を説明しながら演奏しました.その曲を演奏して、ハイ終わり。。というのではなく、現在の自分にふさわしく、一つ一つ、作曲をする側、演奏する側の二つの方向から細かく分解、そして手に取って考えるようにして行きたいというのが根底にあり、音域の点、箏の性能の点、奏者の動きの点や感覚の点など、理解されていなかった部分がやってみる事で初めて理解してもらえ、次に繋がる事が出来ると思いました.なので、この場では逆に失敗の部分が多いに役に立ったのだと考えています.このようなワークショップを何回か繰り返す事でやってはいけない事の境界線が外へ広がっていき、箏の新しい魅力を見つけ出し、同時に本質を十分に理解出来るのではないかと思います.

昨日は箏衛門ライブ、このグループの出発点、スタジオエスでのライブも何回目になったのか...
前売りの段階で完売してしまう盛況振りで、それに見合った演奏が出来る様に、数少ない合わせを気を引き締めて取り組みました.13年の年月、メンバーの入れ替わりもありながらも一緒に続けてきた仲間。長い年月をかけなければ分からない大切なものを感じる事が出来ました.
大勢のメンバーがそれぞれ個々の活動を展開しているので、スケジュール調整はいつもとても困難ですが、出発前にライブがしたいという私のお願いに付き合ってくれたみんなに本当に有り難う。。と感謝の気持ちで一杯です.

さて、今日はオトナリライブ、ビオラとソプラノとのトリオライブです.

人が音楽をつくって、音楽を豊かにしてくれることを実感しているここ数日。。です。
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心を留めて頂けないでしょうか.

2007-09-13 01:12:25 | Weblog

このたび、友人である東京芸大 音楽学部 音楽環境創造科の一学生から、以下の重大な事態を憂慮し、
ぜひ署名をお寄せいただきたいとの要請がありました。
一大学の音楽資料室という問題を超えて、小泉文夫氏が生涯をかけて研究、集成した、
人類の貴重な文化資源としての宝庫そのものを解体、散逸させずに、一まとまりの総体として守るためにも、
ご一読いただき、もし趣旨にご賛同いただけるようでしたら、ご面倒でもぜひ彼のメールアドレスに
その旨を送ってくださるようお願い申し上げます。

また、賛同して頂けそうな方にメールを回覧していただけると幸いです。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご署名の依頼

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原尚   fuzznao@gmail.com


目下、東京芸術大学は小泉文夫記念資料室(以下、小泉資料室)の管理体制を経済的な理由から変更しようとしています。そして、小泉文夫が収集した資料が分散されようとしています。

これらの変更の話は以前から耳に入っており、来月に小泉資料室の運営について意思表示する為に音楽イベントを行うことを計画していましたが、来週(2007年9月17日からの週)に、今後の方向性を決定する会議が行われるという情報が突然入りました。

そこで以下の文章をできるだけ多くの方にメールで回すことに致しました。世の中での小泉資料室への関心を高め、こうした改悪をやめさせるべく、皆様の意思表示やお力添えを頂けますよう、よろしくお願い致します。さらに、お知り合いへ回覧して頂けると幸いです。

この度は時間が限られているため、メールを活用しての署名活動を行います。ご賛同頂ける方は下記のメールアドレスまでご意見をお寄せ頂きたく存じます。その際はタイトルを「Re; 小泉文夫の資料が散逸の危機にあります。御力添えをお願い致します。 」とし、本文の最初に「小泉文夫の資料の分散と助手の常駐の廃止に反対。小泉文夫の資料の一括管理と助手の常駐に賛成。」として頂き、ご意見とお名前をお寄せ頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原 尚  fuzznao@gmail.com


一学生の僕にはなかなか現状把握は難しいのですが、確認ができている範囲の事と、利用している学生の立場から感じた事を以下にまとめます。


「ひとつ、小泉文夫の蔵書を学内の他の蔵書と混ぜてしまう」

小泉資料室は音楽研究センターという組織の管理下にあります。そして、この度の変更によっては、この音楽研究センターの蔵書と一緒に小泉文夫の蔵書をアイウエオ順などで並べて、混ぜてしまうことになりそうです。小泉文夫が残した資料をせっかく一堂に集めてあるものを、わざわざ散り散りにしてしまうのは愚の骨頂です。小泉資料室には1万8千点の書籍、写真、ノート、等と1万9千点のレコード、テープ、DAT、等の資料があります。(※1)パンフレットやチラシには小泉文夫のメモ書き等も数多く残されています。管理が変わることによってこれらの資料は散逸し、五十年後には神田の古書市で発見されたりするのでしょうか?

そして、小泉資料室には700点を越える世界のあらゆる地域の楽器があります。これらの楽器は、ただ現地で買い付けた物ではなく、小泉文夫が世界各地の音楽家達と交流し一緒に吟味したり薦められる等して入手した、最高級の楽器ばかりです。これまではその膨大な展示楽器の隣に書架が有ったので、楽器を手に取り、蔵書を閲覧し、さらに音源を試聴するといった、五感を総動員する活発な勉強ができました。しかし、蔵書が移動してしまえば、こうした旺盛な学習は全くできなくなります。

また、私事になりますが、これまでの小泉資料室では、まず壁全体を覆い尽くす楽器群に息をのみ、隣のビル群のように膨大な蔵書に腰を抜かしました。そして小泉文夫の好奇心と行動力とエネルギーに鼓舞されたものです。また、小泉資料室から本を借りる時は学校の図書館ではなく、小泉文夫自身から本を借りるような愉快さもありました。蔵書が無くなれば、これらの体験は無くなります。


「ひとつ、世界各地の音楽を専門とする助手の常駐がなくなる」

これまで小泉資料室の開室時間には助手が常駐されていました。助手は理解ある寛大な態度で、しかし楽器の為に鋭いまなざしで、小泉資料室を見守っていました。管理体制の変更後はこれらの助手の常駐も無くなるようです。言うまでもなく専門家の常駐は非常に有効で、これまでは疑問を持ったその場で質問しすぐに回答やアドバイスを頂くことができました。それだけでなく、助手がいなくなる→施錠が必要になる→自由な出入りができなくなる→楽器に触れられなくなる、こうした図式も十分あり得ます。これは多くの学生の希望に反しているだけでなく小泉文夫自身の言葉にも反していると思われます。(※2)


繰り返しになりますが、ご意見を下記のメールアドレスへ頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原尚   fuzznao@gmail.com



※1 図書   日本語 約3,600冊  外国語 約1,800冊
   楽譜   670冊
   雑誌   日本語 約430種  外国語 約50種
   楽器   約700点
   録音テープ  2,320点 
   映像資料   80点
   レコード   3,377点(国内盤 2,517点  国外盤 860点)
   スライド   約13,000点 
   プリント写真・絵はがき  10,000点以上
   民族衣装   58点
   その他フィールドノートなど研究資料  1,600ファイル以上
   (2006年4月現在)

※2 「…民族楽器が、僕の家には約千点ぐらいあるんだけど、どれにもいろいろな思い出があるんです。それらは学生が遊びに来た時、いつでも使えるようにしてあるんです。」小泉文夫著作選集2『呼吸する民族音楽』より
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スルメのような..

2007-09-12 23:57:29 | Weblog
昨日今日は16日のためのリハ。
この所、たて続けに佐藤さん、吉川さんに会い、かなり打ち解けてきて、練習はかなりの集中と、そのあとのリラックスと、両方を楽しんでいます.
昨日はライブハウス、planBでの会場を使って音だしをしました。もともと音楽だけでなく、舞踏の田中ミン(すみません、漢字が出ませんでした.)さんやひとり劇など、さまざまな企画をしている場所です。
行ってみて初めて感じる、空間がもつエネルギーの様な物を感じ、その空間を利用してやってみたい事が一歩進みました。
当日、演奏終了後は、隣の部屋でミニパーティーをしようと思いますので(持ち込み大歓迎です!!)ライブ終了後、クールダウンをみなさんでしつつ、語り合えたら嬉しいです.

今日は出来上がってきた新作の練習を主に。。。
今回のトリオ用に真鍋尚之さん、鷹羽弘晃さん、渡辺俊哉さんが曲を提供して下さっています.
やればやるほど、聞けば聞くほど、この編成の響きが気に入ってきました.
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1/5

2007-09-10 00:19:24 | Weblog
昨日は秋田大学の芸術祭で、秋大の教授であり、作曲家の四反田先生の曲「夢採集」を弾いてきました.
子供がみる夢の断片を集めた...という曲はとても純粋で綺麗な旋律が流れていて、それらを壊す演奏にならない様に細かく注意を払いました.神経が一点に集まる様な緊張感、集中力が必要で、見えない部分がフル回転しているような。。

とても響くホールだったのですが、逆に一つ一つの音が粒立ちにくいという事で、PAを入れる事に..
アコースティックが一番、、とどうしても考えてしまう私は、少しがっかりしたのも確かですが、客席で聞こえる音は違う、と考えると、そこで聞いている人の意見をやはり聞くべきだと、すぐに切り替えました.
楽器の音量的なボリューム、粒立ちなど、今まで辿ってきた歴史的背景から一歩出て、楽器としての改良点も必要なのかな.
何処を箏の本質として残して、何処を磨いて行くのか。。考えがまとまれば、やってみる価値はあるかもしれません.
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メンテナンス

2007-09-04 09:59:15 | Weblog
過ごし易い日が続いていて、気持ちも同じ様に爽やかです.
出発まで一ヶ月を切り、これまでの生活や演奏をしつつ、その合間を見ながら病院に行っています.
といっても病気ではありませんよ。。。
歯科や耳鼻科など、普段は忙しさに紛れ、ご無沙汰していたので、検査やちょっとした治療等です.
それから、だいぶ前からコンタクトとかなり相性が悪くなっていたので、思い切って視力回復手術も受けました.
ただいま2.0の視力になり、朝起きた時から視界がとても明るいのでとても快適です.
この機会に、自分の身体を修理している様な感覚、あとは何があっても大丈夫。。。。になりたいですね。
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新しい記憶

2007-09-01 00:29:30 | Weblog
9月16日 16時半から中野のLive Space Plan B でヴィオラの佐藤佳子さん、ソプラノの吉川真澄さんとライブをする事はもう何回かブログでもお知らせしていますよね.
今回の企画、「オトナリ」というタイトルは佐藤さんのアイディアで、音が鳴る、音が在る、そして時間を共有する隣などなど、様々な角度から考えられた意味があります.そして、この出会いで作られて行く「新しい記憶」となる音楽とでも言うのでしょうか。。。
数日前に平体文枝さんがデザインして下さったDMが送られてきて、私の中でもこの演奏へのイメージがかなり膨らみつつ在ります.
今までは、曲が先行して、プログラムのための演奏会が主体だったのですが、今回、自然体で演奏をする、様々な音、空気と絡み合う事をめざしている。。という初めてな様な、初心に返る様な気持ちでいます.
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