評価 (3点/5点満点)
仕事であきらめるべきポイントを見極め、本当に時短すべきポイントを明らかにする「一流の時短術」を解説します。
著者の越川慎司さんが経営する会社では、全メンバーが週休3日・週30時間以内の労働を7年以上続けることができているとのこと。
時短の手段としてAIも活用しているそうです。
時間効率と仕事成果をともに上げているのが「一流」。
徹底的にムダを捨て、最短で高評価を得ることができる45のメソッドが紹介されています。
【my pick-up】
◎(読書)三流はまったく読まず、二流は月に1冊熟読し、一流は月に4冊飛ばし読みする
一流は、熟読はしません。月に4冊を飛ばし読みします。弊社クロスリバーのクライアント企業でトップ5%の人事評価を獲得した方々は、平均で年に48.2冊の読書をしていました。単純計算で、月に4冊ほどの読書を習慣にしていたのです。飛ばし読みは、目次をしっかりと確認し、自分が必要とする部分だけをピックアップして読むという方法です。彼らは必要な情報を短時間で吸収し、その知識を即座にアクションに移すことを目指しています。読んだ本から得た知識を、すぐに自身の業務に適用しようとしているのです。多くの本を手に取ることで幅広い知識と視野を得て、その上で必要な情報だけを効率よく吸収して、すぐに問題解決に活用する。この一連の流れが高速で行われるため、一流はつねに先を行く存在となるのです。