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評価 (3点/5点満点)
50代は、40代までとは違い、明らかに多くのストレスを抱える危険があります。
この本では、自分を消耗させる心配事や悩みを解消し、幸せな価値ある人生を生きるための指針となることをお話します。
仕事の章: 役割を変えて評価され、ストレスを手放していく方法
お金の章: 残す、貯めることに執着し、つらい状況になっている人に向けて、自分の感情に投資して、お金の不安を消す方策
人の章: 距離感をコントロールして、人間関係をシンプルにするコツ
学びの章: 人生の最大のリスク管理である知性と教養の磨き方
品格の章: 軽く扱われないための魅力の高め方
健康の章: ストイックさ不要の疲れにくく、病気にならない体づくり
著者の井上裕之さんが本書で言いたいことは、「50代のあなたには、そろそろ自分を大切にして、人生を楽しみながら生きる権利がある」ということ。
一度一息ついて、自分を大切にすることを考えるとともに、いろんなことを整理して、第二の人生のための準備を始めるのが、50代の時期に必要ではないでしょうか。
【my pick-up】
◎健康管理をしていることは、自己管理ができる人間であり、生活管理ができる人間だとみなされる
自分を管理できるということは、他者からの信頼を得ることができ、自分に付加価値をつけることができます。やるべきことを継続してやり抜く力がある証明であり、継続の結果を出しているということにつながり、意志が強いと評価されるのです。決めたことを、コツコツやり続け、達成できる人間。健康管理をすることで、言葉で語るよりも、社会的な信用、信頼度が高まるのです。