キラーリーディング 驚異の読書法 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2012-11-27 |
評価 (3点/5点満点)
「キラーリーディング」とはたんなる速読や多読ではなく、情報のインプットから成果や結果というアウトプットを生むまでをマネジメントした読書法です。
仕事に活用でき、結果を出し、成果を生む知的生産の読書法であり、読めば読むほどどんどんお金が生み出されていく読書法とも言えるでしょう。
≪キラーワード≫書物の中に潜む、深いイマジネーションを湧き起こすひと言。
≪キラーフレーズ≫インテリジェンス、イマジネーションを湧き起こす一節。(そのなかにキラーワードを含むことがある)
アナログとデジタルの各手法を駆使して、この「キラーワード」と「キラーフレーズ」をもとにイマジネーションを起動させて読書する技術が、「キラーリーディング」です。
仕事で本を読むのであれば、今抱えている問題を解決するヒントを必ず掴み取るように、1冊1冊をきっちり消化しなければなりません。本書は、大いにそのヒントとなることでしょう。
【my pick-up】
◎キラーワードとキラーフレーズに遭遇できる確率
インテリジェンスを含んだ「当たり!」の本など、現実をはっきり言えば、せいぜい20%しかないのではなかろうか。
2400冊という空振りがあるからこそ、なんとか600冊のインテリジェンスを満喫できるのではないか、とわたしは考えている。より正確にいうと、600冊以上に増やしたいからムダを承知で3000冊も購入しているのだ。
これら600冊がすべてインテリジェンスたっぷりの本ならいいけれども、現実は1冊の中でもほんの数ページ、いや、数行、数文字しかないことがほとんどなのである。わたしの経験ではいちばん多かった本でも10カ所もあればいいほうだと思う。
だが、それだけでも仕事では十分役に立つ。ものすごい刺激になって、いろんなアイデアが浮かぶし、お金の取れる企画書を仕立て上げることだってできる。