法起寺(ほうきじ)と寺では発しているようだが、オイラとしては「ほっきじ」と思いたい。
今回は修復なった練塀が「いらっしゃい」と温かく迎えてくれる。
それと言うのも前回7月に訪れたときは、折からの豪雨と日没で拝観できなかった。
4ケ月ぶりに尋ねたもの好きなお客に開かれた門、何事にも執着心が大切。
飽きっぽい性格のオイラだが、歴史探訪となれば執念の鬼と化す。
適当に荒れ加減な風情が奈良らしくて好感が持てる。
草花の手入れにしても程々で野趣がある。
池も島も浮かぶスイレンも、程の良い自然観がたまらない。
季節感もあるよ!おりしも彼岸花が満開。
水面には国宝三重塔の九輪が影を落とす。