もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

法起寺

2019年10月05日 | Weblog

法起寺(ほうきじ)と寺では発しているようだが、オイラとしては「ほっきじ」と思いたい。

 

今回は修復なった練塀が「いらっしゃい」と温かく迎えてくれる。
それと言うのも前回7月に訪れたときは、折からの豪雨と日没で拝観できなかった。

 

4ケ月ぶりに尋ねたもの好きなお客に開かれた門、何事にも執着心が大切。
飽きっぽい性格のオイラだが、歴史探訪となれば執念の鬼と化す。


 

適当に荒れ加減な風情が奈良らしくて好感が持てる。

 

草花の手入れにしても程々で野趣がある。

 

池も島も浮かぶスイレンも、程の良い自然観がたまらない。

 

季節感もあるよ!おりしも彼岸花が満開。

 

水面には国宝三重塔の九輪が影を落とす。

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郡山城奈良Ⅱ

2019年10月04日 | 歴史探歩

このお城の石垣も観察してみるとなかなか面白いものが見つかった。

 

草茫々でまったく手入れされていない感じの石垣だが、普請した人はちゃんと養生している。
石垣中程には立派な水抜きが設えてある。

 

途中の階段にに使用されていた黒い石、周囲の石とは明らかに組成が違う感じ。
削られた跡から推測するに「盃状穴」だろう。何処かの寺社仏閣に遭ったものをを運んだに違いない。


 

天守石垣の最下部にあったこの石は、柱穴が穿たれている。
柱穴にしては少し細い感じもするが…


 

そしてこの石の前に来た時「南無釈迦牟尼仏」の卒塔婆があったので、隙間をのぞいてみたところ…

 

「アッと驚く!ためごろう」であった。石仏が逆さの状態で、お城の石垣に流用されている。
穴の奥にはお賽銭がいっぱい!

 

さらにアップの映像では、仏様のお顔がくっきりと見える
穏やかなお姿は変わっていないので、ほっと安堵した。

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郡山城奈良

2019年10月03日 | 歴史探歩

大和郡山城と言うのか、郡山城奈良と呼ぶのか、いずれにしても毛利氏の居城ではない。
金魚で有名な大和郡山市にある。

 

立派な櫓門が復元されており、さすが15万石の威容を誇る。

 

 

櫓門前の虎口も広く、二重櫓と下見板張りの多門櫓が桝形を囲む。
新日本百名城に指定されたようだ。

 

天守台跡は石垣構造が復元されているが、見るべきものがない。
綺麗な公園の風情

 

内堀も水がよどんでおり、周囲の石垣や土塁もこの通り。

 

搦手?には「柳沢神社」があるので、それなりに手入れが行き届いている場所もある。
柳沢吉保の子息が郡山城主になったため、この地に柳沢吉保所縁の神社が建てられた。

 

 

今にも崩れ落ちそうな石垣、角は算木積だが荒い打込み接ぎ部分も多い。


 

近鉄沿線からこの光景を見た人がここを訪れるだろうか?
天守台だけ取って付けたように整備して、城域全体をバランスよく保全しないと価値がない。

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秋の大和路

2019年10月01日 | 歴史探歩

スケジュールの合間を縫って広島を抜け出す。

 

工事中で鬱陶しかった、広島駅新幹線コンコース。

 

補強の仮桁が外され、やっとすっきりしそうな気配、長かった!

 

そして大阪駅ホームの表示が分かりやすい。
大阪駅と言えば暗く古いイメージだったが、すっかり生まれ変わった。
これは奈良行「大和路快速」の案内表示、奈良=青丹よし=鹿 

 

こちらは和歌山行「紀州路快速」の案内表示 紀州=オレンジ=みかん わかりやすい!

 

そして来ました大和郡山駅近くの食堂、壁書きの達筆にびっくり!

 

まずは、秋に相応しい季節限定銘柄と共に腹ごしらえ。

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