もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

郡山城奈良

2019年10月03日 | 歴史探歩

大和郡山城と言うのか、郡山城奈良と呼ぶのか、いずれにしても毛利氏の居城ではない。
金魚で有名な大和郡山市にある。

 

立派な櫓門が復元されており、さすが15万石の威容を誇る。

 

 

櫓門前の虎口も広く、二重櫓と下見板張りの多門櫓が桝形を囲む。
新日本百名城に指定されたようだ。

 

天守台跡は石垣構造が復元されているが、見るべきものがない。
綺麗な公園の風情

 

内堀も水がよどんでおり、周囲の石垣や土塁もこの通り。

 

搦手?には「柳沢神社」があるので、それなりに手入れが行き届いている場所もある。
柳沢吉保の子息が郡山城主になったため、この地に柳沢吉保所縁の神社が建てられた。

 

 

今にも崩れ落ちそうな石垣、角は算木積だが荒い打込み接ぎ部分も多い。


 

近鉄沿線からこの光景を見た人がここを訪れるだろうか?
天守台だけ取って付けたように整備して、城域全体をバランスよく保全しないと価値がない。

コメント
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