行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年8月27日(土)の日記

2011年08月27日 | 日記

午後4時半ごろに東京駅に着く新幹線で帰ってくる。昨日の午後には東京に局地的大雨があって、新幹線が東京と新横浜の間で運転見合わせになり、終列車まで混乱したとニュースで聞いていた。だから、今日はちゃんと東京駅に着くか心配だった。小田原を過ぎて新横浜に向かう途中、北西の方向に黒い雲が出ていたから、やばそうだと思ったが、新横浜に着く頃には曇りでも明るめの空になっていた。雨が降っているようすもなかった。

品川の手前はこんな感じの空。右のほうは大崎駅前のビル。

南行徳には午後5時ちょっと前に着いた。ちょうど真上のほうに青空がのぞいていた。他の方向には雲が出ていたが。

東京駅を降りてから、浴衣姿の若い女性が目に付いた。何かのイベントがあるのかと思ったら、今年は今日が隅田川花火大会だった。天気もこの分ならまず大丈夫だろう。

家に帰って荷物を片付け、ノートPCのデジカメ画像データなどをデスクトップPCへ移す。そのあと、午後7時をすぎて、香取にある房州料理のきふねに行く。

この前、ママさんから連絡があったのだが、この店は8月31日で閉店する。それで、今日行くと伝えておいた。きふねがあるのは行徳と南行徳のちょうど中間を通る香取通り沿い。1階が店舗用になっているマンションで、飲食店は以前はきふねのほかに居酒屋が2軒とお好み焼き屋が1軒あったが、もうみんな閉店してしまった。飲食店以外は床屋や住宅設備工事の会社などが入っていたりするが、夜になるとシャッター通りにきふねだけが1軒残っている状態。

ママさんもこれではさすがに続けるのはきついということで、閉店を決めたとのこと。ここは駅と駅の中間で、条件が悪いということもあるが、長いことなじんだ店が次々にやめていく。今年はそういう年なのだと考えるしかない。

お通しと最初は生ビール。

馴染みのお客さんたちには閉店の連絡を入れ、最後のサービスということで、夏休みの期間にママさんの郷里の南房総へ行って、サザエやアワビを仕入れてきたということ。なので、今日はサザエ、アワビも含めて房州の名物料理をあらかじめ頼んでおいた。
まず登場はなめろう

そして、サザエ刺し

サザエの肝は別の小鉢で。

ビールのあとはレモンハイを2杯。

そして今日、大奮発して食べることにしたアワビ(黒アワビ)。1人前がそれほど高い値段にならない小さめのアワビは、ホテルや旅館が押さえているので、仕入れてこれるのは大きくて値段も高くなってしまうものしかないということ。なので、これまでこの店では一度もアワビを食べたことはなかった。今日ので9,800円。だから、これがきふねで食べる最初で最後のアワビ。
料理法はいろいろあるということだが、ママさんおすすめのアワビの水貝で食べる。

アワビのコリコリ感を味わうにはいい食べ方だ。レモンハイ2杯のあと、ハイボールを1杯飲む。

南房総で仕入れてきたサザエやアワビが入っている水槽。ママさんは仕入れに行くときは自分で運転して行くとのことで、開店当時からそれがウリだった。

閉店前最後なので、そのパワフルなママさんも1枚写させてもらう。

なお、きふねは8月末で閉店だが、ママさんは家が浦安なので、浦安のもっと条件のいい場所で店をやりたいと、場所を探していると言っていた。まだ、浦安の元町地区か新浦安のほうかも決まっていないし、きふねの閉店後に片付けもしなくてはならないということだから、実現までは、ある程度時間はかかるだろう。早めの時期に決まるか、数ヶ月かかるかもまだ分からない。できれば、また「きふね」の名前を使いたいとも言っていた。オープンが決まったら連絡すると言っていたから、そうしたら行ってみることにしよう。