行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年3月22日(日)の日記

2009年03月22日 | 日記

昨夜、焼肉屋でキムチを食べていたら唇にしみる。昼間、出かけて帰ってきたときから唇がヒリヒリとしていた。

春分の日ぐらいになると、晴れた日は紫外線が多くなるのだ。顔のほうはまだ日焼けで痛いという感覚はないが、唇のほうが影響を受けやすいのだろう。これからの季節は、晴れた日にぶらぶらと街を歩いたりするときには顔には日焼け止め、唇はUVカット機能のある薬用リップスティックを塗っておかないと、帰ってきて翌日ぐらいが辛そうだ。

今日は午前10時ぐらいに起きる。朝飯は昼飯兼用。外は風の轟音がすごかった。

午後2時ぐらいに買い物がてら南行徳の駅前に行ってみる。風は強かったけど、今日は東西線が止まったということはなかったようだ。家を出るときは今にも雨が降り出しそうな空だったが、まだ降ってはいなかった。駅前に着いたあたりで降り出した。大きい傘は持っていたが、風もまだ強かったのでさっさとスーパーで買い物をして帰る。

今日は録画しておいた番組をまとめて見る。

昨日の夜に放映の時代劇専門チャンネルでの「大河ドラマアーカイブス・・新・平家物語」。それと、先週水曜日から、これも時代劇専門チャンネルで月~金の放映が始まった1976年(昭和51年)の大河ドラマ「風と雲と虹と」。水木金で放映された1話~3話まで。

「大河ドラマアーカイブス」は前々回は「天と地と」(1969年(昭和44年))。自分の記憶に最初に残っている大河ドラマがこの「天と地と」の最終回であることは3月8日の日記に書いた。

前回の「大河ドラマアーカイブス」は「春の坂道」(1971年(昭和46年))で、今回が「新・平家物語」(1972年(昭和47年))。じゃあ1970年(昭和45年)には何をやっていたかというと「樅の木は残った」だった。「樅の木は残った」は総集編しか残っていないようで、尺の関係か今回の「大河ドラマアーカイブス」では取り上げないようだ。(参考⇒大河ドラマ一覧

1970年というと自分は小学校4年に上がった年。見ていたのかというと、これも最終回しか覚えていない。「樅の木は残った」はオープニングのタイトルバックで能面が次々に登場する。最初に風に揺れる竹林が映って、そして能面が現れるのは今でも覚えている。父親は見ていたが、自分のほうは日曜の夜8時になるとテレビに怖い顔がいっぱい出てくるので、テレビのない部屋に逃げていた。

12月末の最終回の頃にはオープニング映像も、もう怖くはなくなっていて、その回だけは見ている。覚えているのは主人公が暗殺される場面。斬られて畳の上を苦しそうに這っていく場面だった。この話が伊達家のお家騒動を描いたもので、主人公が家臣の原田甲斐、俳優が平幹二朗だと知ったのは、ずっと後になってから。

春の坂道」は親が見ていたのを、かなりの部分、一緒に見ていた。だけど、まだ歴史上の人物の話だということはあまり意識していなかった。主に覚えているのは悲しい内容の部分だったりする。例えば、主人公・柳生宗矩の息子・柳生十兵衛が子供(幼名・七郎丸)のころ、初めて登城(だったように思う)したとき、朝、見送ってくれた病身の母親が帰ってきたときには死んでいたとかいったところなど。でも、俳優が誰だったのかはほとんど意識していなかった。覚えているのは柳生家の忍び - 弥さ役の長門勇ぐらい。

1971年というと「帰ってきたウルトラマン」や最初の「仮面ライダー」がやっていた年で、そういうのに出ている俳優は覚えているのに妙なことだ。オープニングを見ていても、時代劇の登場人物の名前の読み方があまりよく分からなかったので、そういうことを意識しなかったのかも知れない。

ところが1972年の「新・平家物語」だと俳優もかなり覚えている。この年の4月に小学校の6年生になったけど、5年生から社会科で日本史が始まって、日本の歴史上の人物の名前をひととおり勉強したからだろうと思う。画面に出てくる人物が、教科書に載っていたどの人物で、演じている俳優が誰ということの関連付けが意識できるようになったからだ。

平清盛・・・仲代達也
平時子・・・中村玉緒
源義朝・・・木村功
常盤御前・・・若尾文子
源頼朝・・・高橋幸治
源義経・・・志垣太郎
北条政子・・・栗原小巻
高倉天皇・・・片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)
建礼門院徳子・・・佐久間良子
といったあたり。

平家一門の俳優をどうも覚えていない。歴史の教科書に名前が載っているのが清盛ぐらいだったためかも知れない。清盛の子どもや孫の役なら、当時の20代の若手俳優(それなら、今はもう還暦前後のベテランなのだが)だろうけど、ある程度キャリアのあった俳優のほうが存在感があったから印象に残ったのだろうか。

この「新・平家物語」ぐらいから記憶も生々しくなっていて、そして「風と雲と虹と」は高校生になった歳。これもかなり懐かしいものだけど、月~金放映となるとがんばって見なければ、レコーダーのHDDにどんどんたまって、何ヶ月も放置しそうだ。

今回見た1話~3話では多岐川裕美が出ていた。その頃の多岐川裕美は小悪魔イメージのキャラだった。数年も経てば女優さんも変わって行くけれど、やはり第一印象は長いこと残る。3年前の大河「巧妙が辻」で、主人公・千代のおばの役で出たときは、そんなイメージは全くなかった。さすがに30年も経ったのだと感じさせた。オープニングで出演者に名前を見なければ、なんという女優なのか分からなかったかも知れない。

 

さて、晩飯だけど、バイパスの中華料理百味亭に行く。

鶏とピーナッツの甘辛炒め定食と生ビールを一杯。

のんびり出来た3連休も名残惜しいけど終わり。