JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

今年を締める  STELLAR REGIONS / JOHN COLTRANE

2020-12-31 11:15:20 | 聞いてますCDおすすめ



今年も大晦日になった。大きな疾患が発見されたけれど、考えられる一番良い対応がとれて何事もなかったような日々を過ごせていることに感謝したい。
今年を締めくくるアルバムという事で選んだのがこのアルバム。毎年コルトレーンを選んで聞くようになってきて、今年はどうしようと思って選んだのがこのアルバム。
実はこのアルバムのことを知らずに今まで来ていた。1995年にリリースされているから25年も前のアルバムを知らずに過ごしてきたことに驚いている。
ジャズを聞き出しての頃にコルトレーンが亡くなった。53年も前のことで、なくなってすぐにアルバム「エキスプレッション」が発売になってそれが最後の演奏として頭に刷り込まれていた。



『エクスプレッション』 - Expression(1967年2月15日、3月録音)(Impulse!) 1967年

なんとも精神的に昇華したような演奏が特別に感じていつまでもコルトレーンのシト強く結びついてアルバムとなったわけで、53年前のLPで野口久光氏が書かれたライナーは今でもそれが使われているのだろうか。



その後最後の演奏は別のものがリリースされて、その情報は修正したけれどそこで終わっていた。



『オラトゥンジ・コンサート:ザ・ラスト・ライヴ・レコーディング』 - The Olatunji Concert: The Last Live Recording(1967年4月録音)(Impulse!) 2001年(ライヴ)

その後ずっとその状態で、今年コルトレーンを何にしようとネットを見ていたらこのアルバムがあった。ありゃありゃこのジャけは知らないと思ったら、なんと聞いたことがないコルトレーンに巡り合ったわけである。
「エクスプレッション」の録音された1967年2月15日の演奏が11テイクも残っていたのは、そして今頃聞くという事は、間抜けのようだけど、素晴らしいプレゼントとなった。ジミー・ギャリソンのベース・ソロがとても嬉しい。
演奏は「エクスプレッション」のページをもうひとつ開いた感じで、最後の作品と言われてその演奏が謎めいていた「エキスプレッション」のことことが解けたような安らいだ気分だ。

どうやらこれでコルトレーンの最終期の演奏をすべて聞くことができたけれど、また知らないアルバムが出てくれることの方がいいと思う。
来年に期待しよう。

という事で今年もつたないblogにお付き合いしていただいてありがとうございました。
ペースは随分と落ちてしまったけれど、まだやめようとは思っていないので、来年もよろしくお願いします。

STELLAR REGIONS JOHN COLTRANE

Bass – Jimmy Garrison
Drums – Rashied Ali
Piano – Alice Coltrane
Tenor Saxophone – John Coltrane

Producer – Bob Thiele

1 Seraphic Light 8:54
2 Sun Star 6:05
3 Stellar Regions 3:31
4 Iris 3:50
5 Offering 8:20
6 Configuration 4:01
7 Jimmy's Mode 5:58
8 Tranesonic 4:14
9 Stellar Regions (Alternate Take) 4:37
10 Sun Star (Alternate Take) 8:05
11 Tranesonic (Alternate Take)


コメント (1)
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今年記事にしたフェバリット10位

2020-12-24 15:59:48 | 聞いてますCDおすすめ
年々記事ににしたアルバムの中からフェバリットを選んでいる。世の中のアルバムの網羅率がずいぶんおちているから、評価のことよりフェバリット色が強くなってきたみたいですが、これが私のフェバリット。いつものようにグループに分けて10枚ぐらい。
今年一番高いところは一枚に絞りました。聞いてみて一番驚いたのがこれでした。



9/23 「ハンマーで叩く」  Inner Planet / Naoko Sakata

次はわがハクエイ君 本当にやりたいことが表現されていると思います。



6/21 「エポックを作った3つの要素」 TYACES /  Hakuei Kim

次が3番目のグループでいつもだけどここら辺が一番一般受けかもしれない。どのアアルバムも、ミュージシャンがストレートに自分を表現していて好印象でした。



7/29 「一番大切なもの」 Sly / Reis Demuth Wiltgen   

1/22 「なんと日本的な」 Banksia Trio / Takashi Sugawa

4/7  「穏やかな日を取り返して」 VOLA VOLA DENIELE DI BONAVENTURA MICHELE DI TORO

次が4番目のグループで4枚。これまでもそうだけれど結局ピアニストのアルバムがほとんどになってしまった。



7/10 「見落としません」 Timeline / LORENZO COMINOLI ROBERTO OLZER

5/3 「Stay Home with Americana」 Americana / Gregoire Maret

8/23 「候補」 Go Go Penguin

3/14 「次もある」 COMMON VIEW / ENRICO PIERANUNZI

大体これで10枚だけれどまだ9枚だったので次の枠も入れることにした。一枚はある意味特別な意味合いもこもってます。 



1/14 「歳をきく」 Old SongS New / Lee Konitz

7/23 「ここまでの進歩」 PROMONTOIRE / BENJAMIN MOUSSAY

今年もどうにか暮れていきます。来年もフェバリットが選べますように。
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16番目の花

2020-12-19 08:16:44 | 


バラが付かれたので少し変えて

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ツキもあると思う ISLANDS / ALBORAN TRIO

2020-12-15 17:13:04 | 聞いてますCDおすすめ


かなり思い入れが強かったピアノ・トリオにアルボラン・トリオがある。1961年生まれのピアニスト、パオロ・パリアガ(Paolo Paliaga)を中心に2004年に結成され、CDデヴューが2006年だった。アルボランというのはスペイン沖アフリカとヨーロッパが交わる海のようなイメージで当時「アルボラン海の美術品」というタイトルで記事にした。ACTから出たアルバムでblogを始めたころで、まるで知らないグループを推薦してあ当たるかどうか不安だったけど、結構人気になった。この後2年後にアルバム「NEAR GALE]が出たけれどその後が出ない、でずっとどうしたんだろうと心配していた。
とても気に入ったのでパオロ・パリアガは追跡していたけれど結局自主で3rdがでたのが今回12年ぶりとなった。
今回、少し内向的な感じもあるけれど、暖かい感じのベース(ドラムスは変わっていた)もあTってとてもいい感じ。






実は同じころにもう一つのグループがデヴューした。それがTINGVALL TRIOで同じく海のイメージでデヴュー「バルト海のゆらぎ」なんて勝手な記事にした。blogの新米だったころで独りよがりは勘弁ください。こちらもデヴュー売れるかどうかまるで分らずだった。でもこっちのグループは見事人気者になって、こっちはこの14年でなんと8枚のアルバム、個性が見事に伸びた結果だけれど、結果は随分と違うものとなった。



今アルボランを聞くと、見事に個性をもっているからそれはそれでよかったよかっただけれど、CDのリリースってツキもあると思う。
今でもTINGVALLは大好きだし、応援しているけれど、アルボランの方もこえからツキも恵まれて欲しい。
今回はその意味もこめておすすめ、ぜひ聞いてあげてください。

ISLANDS / ALBORAN TRIO

Paolo Paliaga (p)
Dino Contenti (b)
Ferdinando Farao (ds)
2020年作品

1. Les Voix S’En Vont
2. Human
3. Canto Quantico
4. Earth Breath
5. Puerto Natales
6. Multiple Frames
7. In Un Altrove
8. Frug
9. Origine E’La Meta
10. Due Passi Nel Mare
11. Triodiversity
12. Essential Is No Longer Visible
13. Willywaw
14. Arriva Entre Los Picos
2020年作品
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32年は LONTANO / Anja Lechner Francois Couturier

2020-12-12 21:09:44 | 聞いてますCDおすすめ


ECMからチェロのアルバムがでるとこれはレーベルから―からも買いと思っている。聞き出したら4曲目「Alfonsina Y El Mar 」この曲知っている。1989年発表のメルセデス・ソーサが歌った歌で”ある

アルフォンシーナと海”というタイトル家ジャズでもカバーされている。哀愁ある曲調でいい感じで、これだけでも良かったと思う。ECMのチェロとしては聞きやすい部類に入ると思う。
ジャケなどもながめていたら、アララこの人知っている。Anja Lechnerというチェリストでした。



チェロを始めたころにチェロのアルバムをどんどん買っていた。それにTANGOがついているんだからと買ったアルバム。
ピアのとのデュオはかわらないけれど、結構現代タンゴに通じるというか思ったよりかクラシック系だった。今度のECMの方が逆に聞きやすい間も知れない。



それにしても古い方が1988年の録音だから32年前、女性の歳の話はいけないけれど、チェロって演奏寿命長いと思う。



なんか古い演奏が世の中に残っていて、今も元気でアルバム出せているって、結構縁起がいいように思う。

LONTANO / Anja Lechner Francois Couturier

Anja Lechner(Cello)
Francois Couturier(P)

1. Praeludium
2. Arpeggio
3. Gratitude
4. Alfonsina Y El Mar
5. Flow
6. Memory Of A Melody
7. Solar I
8. Solar II
9. Shadow
10. Miniature 27
11. Hymne
12. Vague - E La Nave Va
13. Lontano
14. Tryptic
15. Prelude En Berceuse
16. Postludium



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ナイト・エージング  マシュー・クワーク 著 堤朝子 訳

2020-12-09 23:40:48 | 


新しい人の小説だけど帯の惨事がすごい。
マイクル・コナリー絶賛とあって、「ここ数年で最上級のスリラー」それだけじゃないリー・チャイルドが『行きつく間もないページターナー』そしてグレーマンのマーク・グリーニ―が「パワフルで緊張感に満ちた作品」って大好きな作家3人がほめている。
そして賛辞の言葉もきちんと表現されているからこれはすごいのだと思う。
ホワイトハウスの危険管理室のピーターがノンストップ・な陰謀に巻き込まれていくのだけれど、これは面白かった。
最近本を読む速度がめちゃおちてなんとこれも2カ月近くかかってしまった。面白いのにどんどん読むことが出来なくなったのは歳だからだろうから、もう元に戻らないのだろうな~。
ステーヴン・ハンターの「真夜中のデッド・リミット」はこの本が読みたくておいてあるし、マイクル・コナリーの新しい「素晴らしき世界」は買っておいてある。そしてグレーマンの新しいのは本日は買うのを先送りにした。
なんと図書館で予約していたのがいっぺんに4冊もそろってしまった。
という事でとりあえず図書館からかりた6冊(4冊もまとまると思っていないから2冊持っていた)は2冊ぐらいの選択になるのだろうな~。それ以外につい最近買った2冊はこちらは後まわしだけれど、まあ1月中ぐらいに方ずくと言いな~。
とどうしようもない文になってしまった。
「ナイト・エージング」最後のところはちょっともたつき感はあったけれど、そこを凌駕する出来だったな~。シリーズにはなりえないけれど、いつか凄いシリーズを纏める力があるように思う。

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今年のクリスマスは

2020-12-06 15:15:23 | その他
ここのところクリスマスにオクサンの友達が集まってパーティーみたいのをやってたけれど、さすがに今年は大事はしないことになった。
でも10月ごろにはきめたので、ちょこっとすることになっていた。ここのところそこでチェロとピアノとバイオリンで2,3曲クリスマスソングをアンサンブルしていたけれどそれは練習できないで中止。あんた一人で演りなさいとなっていて、結構練習してきた。

という事でチェロの一人演奏、なずけて「がまんタイム・コンサート」、プログラムまでつくったのだ。



それははさておき、家でお食事はやめてみんなおすしが良いということでいつものお寿司屋さんへ。

昨日はこのタラのなべ



サクラ鯛と赤貝

   

それと鯖寿司(結構永くいっているけれどこれ初めてで絶品)



食後は家に来て2次会。



ワインをあけて演奏ってことで、演奏品目も一人だから増やした。



ワイン開けてしゃべりだしてるから演奏なんか全然聞かない。拍手一回ぐらいでこっちは一人でどんどん演奏。アンコールの聖夜まで、こんな聞いてない演奏は初めてで、間違えても全然気にならない。女ぷれっしゃーのない演奏初めてだし、結構考えながら弾けて聞いていなかったけれどそれでいい。
おわったら、毎年きいているけれど、「音が大きくなったね」と結構気にしていたとこほめられて満足。

毎年のことでクリスマス・プレゼントにCDのコンピ。
みんなバイオリン好きだから「ギャレットはいないけど」ってたいとるでプレゼント。
これかなリ喜んでもらえた、と思う。




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思いはたくさん

2020-12-03 20:22:20 | その他
翌日は天使のいるところにいくのだけれど、それは午後の事だからまずは朝食。



オクサンは和食、私は洋食



食堂の窓からは京都の街並みが見える。



このホテル、そこにあった小学校跡を使っていて一部はそのままのようだ。



それで午前中はもう少し紅葉をと出かけたけれど、この日は連休の初日、ニュースになってしまったところに出かけてしまって、しまった。

  

それでも紅葉狩りというのをしたことはなかったのでよい経験でした。

  

沢山あるいてかなり疲れて息子2のところへ、夕食はこういうところにまた出かけてしまった。

 

息子2はすでに関東のあるところに転勤していて家族が残るこっちに月に2どくい帰ってきている。今回は天使の誕生日。
息子2が知っているお店です。



小さな炭火焼の七輪というのでしょうかが出てきて、これで焼くイカが前菜のようでこれが絶品。次に白子も頼みました。

  

こちらはお造り、これは昨日のお造りのもう一つ上を行きました。



よくでかけてしまったから翌日は家で過ごしました。昼は家の近くの何件かて調達したオードブルとピザ。

 

 
この地は家の近くで素晴らしい食材がそろうので驚きです。それで夕食が誕生日だったわけで、息子2がクエの鍋を作ってくれました。

自宅のことなので写真とりませんでしたが、紅葉と料理を申し訳ないないけれど堪能できました。

さて今回行ったところ

東福寺、永観堂、錦市場、一平茶屋、常寂光院、二尊寺、祇王寺、清凉寺、大覚寺、天竜寺、弘源寺、でした。





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