JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

満月を見てこれを聞く NOW IS THE HOUR / CHARLIE HADE QUARTET WEST

2019-11-29 18:07:32 | 聞いてますCDいいと思う


ビル・フルゼールのアルバムに入っていた”There In A Dream”が気に入ったので、カルテット・ウエストのベスト・アルバムを買ったら入っていなかった。(確認不足)
調べたこちらのアルバムなので、我慢が聞かずポチッた。
そしたら結構正解。前には普通過ぎというかおかけなかったのがここにきて気が合った。
今度のアルバムはオケの出方が結構大きく、それが良い味になっていて、うっとりと聞くような感じになった。
帰り道、これを聞きながら夜空を見上げると満月、月を見てこれを聞くそんなことはほとんどしないだろうけれど、アレッと思う感動がありました。


NOW IS THE HOUR / CHARLIE HADE QUARTET WEST

Bass – Charlie Haden
Piano, Conductor [String Orchestra] – Alan Broadbent
Strings [Solo], Concertmaster – Hervé Cavelier (tracks: 1 to 3, 5, 7, 9, 12)
Tenor Saxophone – Ernie Watts
Drums – Larance Marable

1. Here's Looking At You
2. The Left Hand Of God
3. Requiem
4. Back Home Blues
5. There In A Dream
6. All Through The Night
7. Detour Ahead
8. Blue Pearl
9. When Tomorrow Comes
10. Palo Alto
11. Marable's Parable
12. Now Is The Hour
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アンナー・ビルスマ 

2019-11-27 16:54:24 | チェロ無難
アンナー・ビルスマが7月25日に亡くなっている。ちょっと見落としていたけれどショップにいったら追憶の販売をしていた。
チェロを初めて多くのチェリストを知るようになったけれど、ビルスマはバロック・チェロを弾く人としてちょっと違った位置で聴いている人だった。
ショップで一枚追憶だから買ってみた。6枚組で1,800円もっているのと被らないのが一番安かった。







アンナー・ビルスマを最初に買ったのはバッハの無伴奏、いくつかを負っておこうとした一枚でバロック・チェロを使っている一枚。鈴木秀美との聴き比べが楽しい。



ベートーベンはただそちらを持っていたくて、ビルスマは関係なく買った。



ヴィバルディはチェロ・ソナタが大好きでいくつかの演奏の一枚。



というのがこれまでのビルスマの持っていたもので、追憶しています。

じつはこの人、もうなくなった人だと思っていた。85才だったそうでそう思うとチェリストって永く演奏した人が多いのではないでしょうか。
ちょっと調べてみました。亡くなった年とその時のお歳。

パブロ・カザルス      1973年 96才
ロストロポーヴッチ     2007年 80才
ヤーノシュ・シュタルケル  2013年 88才

日本の方も見てみると

青木 十良         2014年 99才
ここで書いちゃ悪いけど 堤 剛氏も77歳で今年もアルバム出している。

話が飛んでしまったけれど、長生きしたければチェロを演りましょう。
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宮田大 チェロ・リサイタル in 鎌倉芸術館 小ホール 2019 11 23

2019-11-25 17:10:05 | チェロ無難
チェリスト、宮田大氏のサイン会でサインをいただいて、チェロを始めたころだから励ましていただいてから大ファンになった。当時、横坂源氏のことを源ちゃんと言っていたので、宮田氏のことも大ちゃんと勝手に言ってきた。
大氏の最近の活躍ぶりは目を見張るものがあるし、日本の一人者と疑わないから、オクサンからは大ちゃんなんてかってなことは恥ずかしいから言わないようにと言われている。
その大ちゃんのリサイタルをみつけたのでチケットを買っておいた。
場所は以前も来たことのある鎌倉芸術館でした。
ちょっと行きづらいところなので、前回と同じように車で行く。3時から開演なのでお昼は近くのお蕎麦屋さんで鴨せいろ。



都内ではないので、余裕を感じる館内で、1時間以上待ちは早く着いたからしようがない。



フランスで活躍のジュリアン・ジェルネ氏のピアノ伴奏は10年目に入ったそうで、ちょっと言葉を交わした2014年12月読売大手町ホールのコンサートもお二人だった。



アンコールは2曲 カッチーニ   アヴェ・マリア
         カプースチン  ブルレスク

最初の一音から大宮大という感じで音色に引き込まれて、選曲の方は「木洩れ日」からの曲が多くてこちらとしてはうれしい。
前にサインしてもらった以後の作品が「木洩れ日」だから、もしかサイン会があるならと、それをもって行って、新しいアルバムはサイン会があるならのこの日買うことにしていた。
残念ながらサインは会員限定のレセプションでは行われたようだけど、こちらはンNGで残念。



もちろん買おうとは思っていた「エルガー チェロ協奏曲」だから会場で買って帰っていてか聞いている次第です。
リサイタルの最後、大ちゃんのMC、クリスマスに、お正月、成人式にバレンタイン、ホワイトデイに入学式といろいろプレゼントにってその話術も自信に満ち溢れていて関心した次第です。



ヂュプレの演奏が有名だけど、やっぱり宮田大氏の音とわかってるからだろうけど、確実にそう思う演奏です。
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何が起きたかわからない MERCJ / LUIGI MARTINALE

2019-11-23 08:16:29 | 聞いたけどCDどちらでも


出るのを心待ちにしているピアニストが何人かいるけれど、ルイージ・マルチナーレもその一人、来日したときにもたくさんのアルバムにサインしていただいて「カルーソ大好き」「私も!」と心を通わしたのが懐かしい。
新しいアルバムが出たので喜び勇んで買ってきた。

ピアノトリオでドラムスは前作と同じ、ベースは新しい人のようだ。



聴き始めてアレ~、ちょっとかわっているな~と一瞬思う。ピアノタッチとハーモニーもいつもと違うような気がするのは気の迷ういかなと途中でやめた。
改めて聞き直しました。そのアレ~が最後まで行っちゃう、ベースの人しらないけれどある程度ベテランらしい。でもこのベースが合わない。このフレージングじゃ世界にはついていけないじゃないと思うのは私の偏りでしょうか。
楚々てアレ~の原因はピアノのフレーズ、これまで、安定したハーモニーによく歌うラインを弾いていたのがマルチナーレだと思っていたけれど、最後までジャカジャカと弾いている感じ。だんだん残念度があがって、激しい表現になるけれど、そううつ病の躁状態の患者が、主張しているのだろうけれど、何言っているかわからないという感じ。
マルチナーレに一体なにがおきたのかわからない。あの楽しく歌わせて、それがまるで一緒に歌うような心楽しさが残念ながら今回はなかった。
次はきっと変わるだろうと確信はしているけれど。

MERCJ / LUIGI MARTINALE

Luigi Martinale (p)
Michel Molines (b)
Zaza Desiderio (ds)
2019年作品


1. Pop Imagination
2. It Ain’t Necessarily So (G & I Gershwin)
3. Puccini
4. Sundial Time
5. Strange Days
6. St. Joseph Blues
7. How Deep Is The Ocean
8. So Long, Frank Lloyd Wright(P. Simon)
9. My Keys, Again
10. Vrdz Birthday
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初冬散歩

2019-11-21 17:36:09 | その他
関西のお嫁さんと天使はご両親がこちらにいるのでたまに帰ってくる。そうするとこっちにも気を使ってくれてかならず何日かは孫を見せにきてくれる。
今年も年末にはくるのだけれど、その前にも来てくれた。オヨメサンの誕生日で、食事でもと大好きだという化にカニとエビがメインのお店に行くことにした。
ダンナのほうはこれが苦手でそういうことでこの機会となった。
あたたかな秋の日というのが正しいのだろうかお昼に行った店、まえにTVでみたところ。



車エビの釜ゆで、ソフトシェルのスパイシーフリットもおいしかったけれどピンボケでぼつ。



オマールエビとタラバガニのガーリックバターソテー



オマールエビとたらばのブイヤベースしたて



ちょっとたりないので、エビカニのアヒージョ、フォカッチャにオイルにつけていただいたのでこれで良し



最後はさっきのブイヤベース・ソースでリゾットでしめ。



誕生日なので誕生プレートも頼んだのだけどそれは撮り忘れた。

食事の後はこのお店から坂道をのぼったあたりの高級住宅街を散歩、ここにあるショップでのレンタルDVDは選ん別の駅までかなりの散歩になりましたが、もちろん楽しい日になりました。
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病気自慢 からだの履歴書 玉村富男 著

2019-11-19 16:19:54 | 


東海林さだお氏のエッセイは近頃読んでいないけれど、「ガン入院オロオロ日記」というタイトルなので買ってみた。東海林さだお氏のちょっと斜めに構えた目で入院をどう見るか、ある意味貴重な示唆があるかもしれないと考えたわけです。
東海林氏書かれているジョージ君からみると若く感じるかもしれませんが、本年82歳だそうです。この入院は2016年(79才)の年だそうで疾患は肝細胞癌40日の入院だったそうです。入院日記の方は最初の3節50ページなので、これをもってほんのすべて出なかったのはちょっと残念。ただし達観した病院生活(と感じる)は身に着けていいのではと思う。



東海林氏それまではかなり健康で、入院歴はその前2回、齢はわかりませんが尿路結石で3日、鼠経ヘルニアで4日の7日間だけだそうで、これはうらやましいのかやっぱり79歳で40日はきついとかんじるか、どうかなというとでしょうか。

入院記は3パートだけなので、この本はここで終わりにして図書館で見つけた本がメイン。

玉村富男氏長野にワイナリーを作ってしまった食通のエッセイスト、自由な方と以前からあこがれていた人。この人の入院歴の本です。
この方37歳から73歳までに8病院14回入院されたそうで、こちらは多いといった方がいいかもしれない。書かれたものを読むといかにも健康的と思っていたのでちょっと驚きました。

最初が1972年、後部座席に乗っていての交通事故ですからこれは不可抗力でしょうか。この事故の影響で3回入院ですから残りが11回。
次が40才で大量吐血で転院を含めて3回入院。健康的な生活を送られていたと思ったのですがさすが流行作家、エネルギッシュというか無理じゃないという生活をされていたようです。日常生活は吐血した日もこうです。軽井沢の自宅近くでテニスを数時間、かえって夕食をつくりワインを飲みながらゆっくり食事、その後書斎に上がって、ジンを飲みながら執筆、最後はほとんどオンザロックで5,6時間、翌日11時過ぎに書き終えて、その後、前日のワインを飲んだらおなかがおかしい。トイレにいったら2Lの吐血だったそうで、私はこんなことはできません。一流はやはりタフなのですね。
12年後53才でお酒とマンゴーのアレルギーで高血糖をおこし虎ノ門に2回、計27日入院されたようです。ちょっと長くなっちゃうけど大問題なのでちょっと引用。

虎ノ門糖尿病病棟では
「ああ、これで一生、酒は飲めないのか」
「鰻も焼肉もダメなのかぁ」
「くえーっ、生ビールがのみてぇ」
みんな口ぎ地に、自由だった娑婆の世界を思いながら、塀の内側に ~  二度と忌まわしい生活習慣に戻らないよう、コンコンと説教されてからようやく解放されるのです。

絶対糖尿にならないようにしなければ(そのけがある)。
2001年56歳で胃潰瘍で入院。
2013年白内障の手術は入院なし。
2016年肝細胞がんでラジオ波焼灼術で入院。以後このRFA術で3回入院で14回か。
結局輸血により肝炎との闘いのようですが、玉村さんは冷静に事態をうけとって、逆にしらけるくらい自分にクール、自我の筋が一本十ている感じです。

病気内容も、原因も違うお二人ですが、世の中で一流とみられる人って強い人たちなのですね。

私1病院3回入院、それも最後が30年ぐらいまえで(不確か)東海林さだお氏よりすくなくて、内容は軽い。ちなみに入院内容は発見の遅れた虫垂炎と予後がわるて、数年の間に腸閉塞2回(これは死ぬおもいでした)です。軽い入院履歴の割には臆病なせいかくなのでできるだけ増やしたくない。きっとガクッとしてしまうだろう。
今回のこの2冊、お二人みたいに強くない人、自重しなさいよってことでしょうか。

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21ケ目の花

2019-11-17 21:41:21 | 
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至福 PASSERS of TIME / ASTA

2019-11-15 22:40:59 | 聞いてますCDおすすめ


このアルバム、メンバーをみて買ったのは同じメンバーで2007年11月録音されたライヴ「LIVE SUNSIDE SESSION」がよかった思いがあるからで、ネットで試聴してもとても良さそう。



チェカレリが大将でまとめているのは当たり前だけど、アントニオ・ファラオがとても気に入っているピアニストなのでそちらが第一目的。
そしてこの第一目的がきっちり嵌った。ファラオは凄いピアニストというのは変わりはなく抜きんでていたわけだけど、ちょっと考えこむようなところがあったような気もしないでない。
そしてこのアルバム、ジャケでも、おお、年を重ねたなと思うけど、そこには確固たる自信がついたような演奏。モーダルで迷いのないフレージング、まずここに耳が行くのは当たり前のような気がする。
そして気が付くのが、チェカレリのドラムス。完全に自由にたたきたいように叩いているけれど、そこは大将、どうやってもサウンドがまとまる。
そこにシルヴァンのこちらは職人的なサックス、うまくフレーズが入ってくるので、こちらもピッタリ。
しばらく気が行かないというか、まさに安定感というのがブラメリのベース。
このようなカルテットの演奏を目の当たりにすることはJAZZ聴きの至福だと思う。このようなアルバムに出会うから新譜サーフも怠れないね。


ブラメリ
アンドレ・チェカレリ,シルヴァン,ファラオ


PASSERS of TIME / ASTA

Antonio Farao (p)
Sylvain Beuf (sax)
Thomas Bramerie (b)
André Ceccarelli (ds)
David Linx (vo on 9)
2019年作品

1. Two Places (Antonio Farao)
2. Early Time (Sylvain Beuf)
3. Ballade pour Valérie (Sylvain Beuf)
4. Les rues se retrouvent (Antonio Farao)
5. 4433 (Sylvain Beuf)
6. Histoire Alternative (Thomas Bramerie)
7. Last One (Antonio Farao)
8. M Theory (Thomas Bramerie)
9. Passers of time (Linx/Ceccarelli, Arcadio)
10. Improvisation for Asta (ASTA)
11. Mr Henri (Henri Giordano)

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11月にさりし者 ルー・バーニー 著 加賀山卓朗 訳

2019-11-13 16:53:20 | 


まるで知らない人だったけど、ケネディ暗殺事件につながる、と逃亡劇ということで、面白そうなので買ってあった。面白い本が続いていてこれもそうだろうという期待感で読み始めた。
登場人物のキャラクターを把握できるまで、ちょっと読みずらかったけれど、そこがすんなりするとこえは素晴らしい。
スピーディーな、それも思わぬ展開が、これは映画になると確信するような運び。
切ない展開と落ち着いた着地、これも面白いにつながって今年は良い展開です。
主人公がジャズ好きで、ボッシュじゃないけれど随所にちょこっと出てきて、これも楽しい。
ラウンド・ミッドナイトなあんて、ある意味立て糸みたいに効いてくる。
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Cello on Jazz by monaka

2019-11-12 16:54:25 | チェロ無難
年に1度くらい持っているCDからコンピCDを作って親しい人にプレゼントする。テーマが決まらないと作れないというかテーマが決まればだいたいできる。
で今年はちょっとマニアックになってしまった。
ジャズを聞き出して50年以上、そんな中チェロを初めて6年に入った。チェロ度は増してジャズ度は落ちているけれど50年の重さは消えない。
この頃この二つを気にしているから、ジャズでチェロを使ったもののアルバムが増えている。増えているのは私のコレクションで、ジャズ界でチェロをきちんと語っているのは見たことがない。こんなプレーヤーがいました的な記事を持たことはあるけれど、体系的ではないし、いまどのような使われ方そしているかなど俯瞰したものもない。
ということでジャズでのチェロを並べてみようと思ったのが始まり。
いろいろ並べたら30曲ぐらいになったのでそこから新しい感じのものを17曲選んでみた。

題して「Cello on Jazz by monaka」



最近買ったアルバムから1曲入れたかったけれど、間に合わなかった。まTべつの機会にということで、とりあえず曲はこんな感じって聞かなければわからないですよね。
幾人かの人に聞いてもらいます。



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