JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

デヴューはいい INTRODUCING / JORIS ROELOFS

2014-07-31 21:52:00 | 聞いてますCDおすすめ


音がとても良いと聴いて取り寄せにしたら、2007年の録音と結構ふるいアルバムなのですね、最近かと思っていた。というのもホーンの新人って手がまわらないからたまたま当たると覚える。ジョージ・ロベルトもそうだし、ミゲル・ゼノンなんかもそうやっていくつか買うようになったアルトです。

アルトのソロから始まる1曲目が本当に美しい。“I Fall In Love Too Easily”もぴったりだし、1コーラス後にはいってくるリズム隊がまた落ち着いていてまったくこの1曲目でつかまれます。
2曲目がオリジナルでクラリネット、アルトの人がクラリネットを吹くのは珍しいのでは、バディ・コレットぐらいを思い出す、エリック・ドルフィーも吹いているか。話は飛ぶけれど、このルーロス、マルチ奏者のようで他ではバスクラも吹いているのですね。
3曲目、アルトの音色としては誰がにているだろう考えると、若いころのリー・コニッツが近いと思う。
ピアノのゴールドバーグがしっかりソロをするのには驚きます。
4曲目はクラ、クラとアルトは好みさがだいぶちがうので、クラの曲については書かない。
5曲目はウォーン・マーシュの曲だから、コニッツを感じるのはまんざらでもありません。
6曲目がゴールドバーグの曲、7曲目がホランドの曲でこの2曲が生のというか現実のヨーロスに一番ちかいのではないかと感じます。
9曲目はボッサの入ったオリジナル、そうすると渡辺貞夫を思い出すのは4ビートのバップをこの人良く練習しただろうと想像つくからかもしれません。
最後は1曲目の感じにもどって“Skylark”でこのアルバムのイメージを確定させているような、うまいアルバムつくりのデヴュー作になっている。

話は質も内容もちがうけれど、デヴューというのはいいものですね。


INTRODUCING / JORIS ROELOFS

JORIS ROELOFS(as, cl)
AARON GOLDBERG(p)
MATT PENMAN(b)
ARI HOENIG(ds)

1. I Fall In Love Too Easily
2. Dooie Hoek
3. Sweet & Lovely
4. 3/4 Space
5. Background Music
6. The Rules
7. Four Winds
8. Francisca
9. Beter !
10. Skylark
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夏バテを許さない  Ask Me Tomorrow / George Colligan  

2014-07-29 22:18:20 | 聞いてますCDおすすめ


つゆが明けたようだけれど、明けた日は結構爽やかでゆっくりと休めた。明ける前の数日間が凄い暑さで、そんな中を出歩いていたから大変だったけれど、楽しんでいたのだからしょうがない。
へぇーこれから夏が始まるんだなんて変な驚きだけれど、今年の夏ばててなどいられません。

結構コンスタントにアルバムをだしているコリガンの新作はベースにリンダ・ホーを迎えたトリオ、私あまりホーをきいていないので今回はそこが楽しみに加わりました。

1曲目ガンとピアノが出ると、重ためのリズムと相まってコリガンの魅力が出だしから確認できます。つづいてホーのベースは初めてではありませんが重たいのにリズミックでいい。
2曲目幾何学的な曲調でここでもホーがソロをとるけれど、このような曲のソロ難しいだろうなと思うけど押し切ってこなします。
3曲目はアップテンポでコンテンポラリーな曲、コリガンが今、私はこうしていますと言っているような感じです。ドラムスは知らない人ですが頑張りが伝わってきます。
4曲目スローな抒情的んば曲だけれど、モーダルで濃い情念がこもっているのだからか感嘆には演らない。
5曲目、コリガンはフリーの人ではないけれどつくづく硬派な人だとおもうコリガンらしい演奏です。
6曲目は思索的な曲。
7曲目モーダルでピアノがキラキラするところ好きな演奏で、ホーがソロをとるとこれにしまりが加わってとても良い。
8曲目はなんとコリガンがトランペットを吹いていて、かなり練習していないと、この音量と音程は維持できないだろうからいつも吹いているのだろう。それにしてもトランペットとは、ぴあにすとだから吹いているときは譜面が浮かんでいるのかもしれません。

ということでホーがベースをとって、重たくしっかりしたリズムにコリガンが現在を表現したような、ぼやけて夏バテなんてことを言うことを許さないキィッとしたアルバムでした。

Ask Me Tomorrow / 

George Colligan(P、Tp)
Linda Oh(B)
Ted Poor(Ds)

01. Ask Me Tomorrow
02. Two Notes Four Chords
03. Prague
04. Return to Copenhagen
05. Insistent Linda
06. Jesper's Summer House
07. Cathexis
08. Jet Blue
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一目ぼれ即、入籍

2014-07-28 21:44:20 | チェロ無難
この前にいい年になって初体験の告白をしたけれど、そのような刺激は日常にあらたな活力をくれるもので、そのまま終わらせるつもりはありませんでした。(老いらくの恋か)

次にどうしようかといろいろ次の刺激をさがしたところ、いくつか見つかってそのうちの一つが選択枝が自由そうで今度はそこに予約をいれました。

さてそこは楽器店で、近々販売会もするそうなので、予約した体験教室の時間よりもずっと早くに行って話を聞くことにした。
前回きたときに新品でこの程度とはおもっていたけれど中古品もあるみたいです。



ただし中古品はガラスケースにはいって、すごく高いもものばかりで写真もとらない。
販売会にむけて各店舗でもいろいろあつめているそうで、価格も幅をもって展示されるらしい。
販売会ように調整おわったもので、店頭にだしていないものがあるというので見せてもらった。

みせてもらったら、これが一目で美しいことに魅かれてしまいました。授業参観についてきたオクサンにきずかれないように冷静をよそおいながら、さてどうしよう。
この楽器店の体験教室っていうのは、お店の楽器をレンタルして弾いてもらいさてどうでしょうということらしく、そんなことなのかとおもいましたが、まあ商売それもあるでしょう。別に必ず購入は必要ない。
でこの後の体験教室でこの楽器弾いて観てはとなりました、弾いたってこの楽器、すじが良いかはわからない。最初見た時には外観だけだったけれど、教室には先生がいるわけで意見もきけるということで、これで2度目の体験です。

最初のときより本格的な指導というか、しっかり教えてくれて、楽器の意見も聞かせてくれました。本体は良く鳴っていて問題ないということ、弓との相性がどうでしょうということで先生が使用している弓を使わせてもらいましたが、この私がんらしてもがぜん音が変わって横にいるオクサンもびっくり。
今回は曲なんかひかないで、音の出し方とポジションの初歩を30分、終わってこっちはその気になっているので、先生に教本なんかも選んでもらって、これならば弾けるようになるかもしれないということで次の教室時間も打ち合わせしてしまいました。

今日は楽器の選び方を決定しようということで来たのですが、思わぬ早い展開、下心はあるし選択伎もあまりないし、ということでこちらはほとんど決め状態、ただこのご縁をまとめるのには、お支度金とかありまして、そしてこちらも納得ということで、ここでオクサンは昼食のお店に先に行ってもらいました。

先生も少し時間がとれるということで、先程問題になった弓の相談、さっきの先生の弓も含めて4本弾いてもらってどうするか検討です。

最初にセットになっていた弓の値段が27,000円、その後弾いてもらった2本が4万と5万、その二つは大きな差はなく、結構たくましい音で広がりのある展開です。(私が弾いているのでありません、先生が迫力をしらべるように、ここで先生の実力も確認できた次第です。)そしてさっきの弓だけはカーボン製、こちらはまるで性格がちがったような柔らかいまろやかな音色、迫力ではちょっと落ちるけれど音は好き。
ということでこちらが一番高くなってしまうけれど、これはこちらの好み満足感で選びました。
でケースもついてサービス品などまとめて置いてもらうようにたのんで昼食。
食後に取りにといったらオクサン、あきれていたけれどまあ私の決定パターンだからということで何も言いませんでした。チューニングはアイフォンで出来るといいますが、めんどうなので一番かんたなのを買って、音階確認用に鍵盤楽器は絶対に買いませんとこれははっきりと言われました。

さてその美しい人ですが、人じゃなかったかえってもちろんかなりの時間ならしました。






ケースにゆったりとした姿。





中古とはみえないアンティクな色調のたちすがた。





横になっている姿も何とも色っぽい。

ということで朝起きるとあいさつしに行きたくなる数日です。

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アレッサンドロ・ガラティ・ライブ・アット・センチュリーコート 2014 7 25

2014-07-27 21:48:52 | サポート中、ライブ
おでんを食べたあとは、地下鉄一駅分をあるいて次の目的地に、途中ビルの間で盆踊りなんかしていて、普段はいない浴衣のひとなんかがいます。



この地下一階のバーが目的地です。



そのバーに座ったところ。



日本で3回のガラティのライブです。ゆったりと場所をとった席は全員でも30人ぐらいでしょうか。





チャージにはこのようなオードブルが付いていたので、ちょっと気張ったワインを頼みましたって、この店では安いほうだったけれど。



ガラティの3回のライブは大手町のバーと箱根の美術館、それに宇都宮だったから、どれを選ぶかってバーでしょう。昨日から2夜連続のおでんの後です。
1ステージ1時間、不断よりずっとゆったりした場所で、ゆったりと楽しみましょう。BLUE GLEAMの神山さんともお話で来て、実はガラティに会っていない間のcd(すべてじゃない)サインしてもらえるかきいたら、サイン会があるのでそのあとでとのことでした。
そろそろじかんだけれえどお客は25名ていど、なんて贅沢なライブでしょう。
9時ガラティが会場に入ってきて、神山さんのあいさつからスタート。
久しぶりのガラティ、前回は横浜だった。

1曲目和音とシングルトーンの集まり方ちか広がり方を探りながらのスタート、ちょっと離れたバーの調理場の音とか空調のおとなどが気になるけれど、我慢しなければ、と集中しよう。
そしてまさにガラティの音が目の前になっています。
なんで初めてのピアノで(たぶんりはなし)でこうやってガラティが弾いていることが解るのか、すばらしい。
2曲目はクラシカルな低い音から始まる曲はオリジナル、メロディが流れ出せばそれだけで懐かしい。
3曲目、これは知らない曲、ゆったりしたハーモニーの回しが、首のあたりのこりをほぐしてゆくような、音楽というものが心に寄り添うものだと感じます。決してパッションとか異音を入れるわけではないのに、この緊張感と到達感。
4曲目、kれもクラシカルな曲で左手のハーモニーと右手のながれるフレーズ、ピアノがガラティと一体となっている凄さ。
1時間だけれど、至福のなかにいると思う。
5曲目右手の高音を単音で弾き始め、次に左手の低い音がつらなって、それが寄り添うように集まって、それはガラティの聞く人たちへのメッセージになっていると思う。
6曲目、鍵盤を広くつかった演奏は、ガラティって意外とクラシカルだと改めて思う。
アンコールになってシネマパラダイスを弾き始めたから、これが最後だなと思ってちょっとさびしい。

サイン会になって、そんなに人がいないのでガラティ一人ですわっているけれどこちらもしゃべれないしとおもって、ワインのあとにちょっとジンをロックでいただいていたら酔ってしまった。

だから突然ガラティがテーブルに1人で来たのには驚いてあたふたしてしまい、写真を撮るのもわすれてしまった。神山さんが言ってくれたのだろうけれど、向かいに着席、持って行ったCDにサインしてもらった。
最初にあった時のことを片言で話すのがやっとだったから、サインは謙虚にもアルバムの内側だったり、裏だったりで表でいいですとも言えなかった。

ということで素晴らしい場面を過ごすことができました。前よりか精悍な感じになっていたよう、まだまだ先が楽しみになる人でした。
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おでん二夜

2014-07-26 21:45:40 | その他
ここのところ、夜外で食事していたので、電車で出勤、CDを聞く時間がすくなくて、それも酔っぱらってかえってくるから、記事も食べ歩き記とか絵日記みたいになってしまうけれどそれもこのblogの特徴か。

これはすでに3日前、たでひとり残っている親の相談で兄弟二人で食事、場所はこちらが設定した日本ワインを和食で飲ませるお店でおでんもなかなか、翌日もおでんをたべさせるおみせをこれはオクサンがえらんでいるからおでんが二夜です。



つぶ貝のにたもの、このお店特にかわったものではなくごく普通のもの、だから説明はいらない。



ばんさい盛り合わせは、切り干し大根、ひじき、ブロッコリー、マカロニサラダ、トマト



鰹のたたき



おっと、本命のおでんを忘れて、大きな大根を崩してしまった。味は鰹だしに小エビがきいています。



そして翌日、大きなビルの地下一階にあるお店、座った前で鶏をやいているけれどガラスがあるから大丈夫。



突き出しは手羽が入ったスープ このお店スープが自慢です。



ミズナス食べていると鶏が焼きあがりました。噛みごたえのある、味のしっかりした鶏です。



なつだけれど保温用の炭が出てきて、



スープに入ったせせりと白滝これがおでんです。





卵は鍋のなかに入れない。



がんもどきと大根と湯葉、ここは鶏のスープで昨日とはまた違うあじ、締めにこのスープをつかった親子丼とかすすめられたけれど次があるのでまたこんど。今日は続きがあります。

黄身が半熟なのです。



こちらも土瓶蒸し仕立てで青のりに風味がきいている、見えないけれどつみれ。

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落ち着いた若者は老人とうまくやる NIGHTSCAPE / Paul Abirached & Alain Jean-Mae

2014-07-25 23:49:37 | 聞いてますCDいいと思う


ショップで見ているとピアノとギターのデュオ・アルバム、ピアノがアラン・ジャン・マリーとなつかしいのと、ECMに近い透明感などとかいてあるのでPaul Abirachedはまるで知らないひとだけれど買ってみた。

1曲目、12弦ギターの一寸幻想的な響きは確かにそうで、12弦独特の響きがやっぱり、ラルフ・タウナーを思い出させるか、12弦のソロで終わるかと思うほど演奏しているけれど、作曲者はポール・モチアンでこの締まりがいい。数コーラスひいて一息つくとピアノが入ってきて、これはなかなか良いのにめぐり合いました。

ということでこのギタリスト1977年、パリ生まれのフランス人だそうです。

2曲目、今度は6弦で無調みたいに行っちゃうかと思ったら、静かに終わった。
3曲目はエレキ音がつよくなって、意外とブルージーなフレーズも入ってこれは別な一面この人書いたものを見るとジム・ホール系などと書いてあってこの曲はジョー・ロヴーノの曲で次がジム・ホールの曲。
そういう意味でコンセプトは落ち着いた感じで3曲目つづいて、ECMよりづっと温度もあってある意味なごみ系な感じです。
この後3曲はギタリストの曲、ここで本領をだすのでしょうか。
5曲目は〝 Sewing”というある意味意識的なネーミング、スィングを現代の雰囲気で軽やかにやるとこうという若い人の意見みたいで、ジャン・マリーが続いてソロをするので、これが世代を超えた会話になっていました。
6曲目がタイトル曲、あんまギターを聞いていないのでこの人がどの系列か言えませんが、ウルフガング・ムースピールの線かもしれません。12弦にもちかえて、ここは少し若がえる感じです。
ジャン・マリーはとても引き立て役の音域で活動して、べテランと若者、こうゆう関係もあるのです。
7曲目は短いフリー・インプロ、ジャン・マリーがなんだかPaul Abirachedを試したような感じの間奏です。
8曲目はショーターの曲、このアルバムのミュージシャンの曲が楽しい感じです。
短い曲は12弦、これが結構いいから、もう一曲ぐらい12弦いれてもアルバム・カラーがでてよかったかも、これ好みです。
最後はビリー・ホリディーの“ Don’t explain”でちょっと驚いたけれど、ジム・ホールの雰囲気もいれて、落ち着いた雰囲気で終わります。

落ち着いたというと年よりみたいですが、若い人がいい感じで落ち着いているということで、いいのです。
ただはじけたところも見てみたいね。
アラン・ジャン・マリーは69才、老人って言っていいか?

NIGHTSCAPE / Paul Abirached & Alain Jean-Marie

Paul Abirached (6 and 12 strings guitars)
Alain Jean-Marie (p)
2014年作品

1. Abacus(Paul Motian)
2. Farewell(Paul Abirached / Alain Jean-Marie)
3. Chelsea rendezvous(Joe Lovano)
4. Down from Antigua(Jim Hall)
5. Sewing(Paul Abiracged)
6. Nightscape(Paul Abiracged)
7. Scattered(Paul Abirached / Alain Jean-Marie)
8. Limbo(Wayne Shorter)
9. Haunted(Paul Abirached / Alain Jean-Marie)
10. Don’t explain(Billie Holiday / Arthur Herzon)
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超レアじゃない MY OLD FLAME / LEW TABACKIN

2014-07-24 22:01:46 | 聞いてますCDおすすめ


本を売りに行って査定の待ち時間に並んでいた中古CDを2枚拾いました。一枚が日本企画のもので一寸面白そうなので拾ってきました。穐吉敏子のビック・バンドで豪快にテナーを吹くのを知っているけれど、これはウエスト・コーストの乾いた感じをイメージしたバラッド集。



1982年ロサンジェルスで録音されましたアルバムですから、この時42才、まだとても若く感じます。
日本企画で知らないアルバムで拾ったのですが、それだけでは超レアとは言えません。買って帰ってきがついたのが、これ、これは超レアになったでしょうね。
残念ながらタバキンは1曲もペットは吹いていません。というただのそれだけ。



完全にバラッド吹かせる企画だけれど、これがゆったりしてとてもいい、しばらくぶりの雰囲気は、時にはこのような感じも良い。
出だしスロー・バラッドの音色は良いくて、ベン・ウエブスターをおもいだすけれど、進んでいくうちにキックもあるし、タバキンとしてのフレージングもだしてコピーじゃないとの主張も伝わります。
ビル・メイズもジョーイ・バロンも安心できるけれど、ベースの人は一寸弱い、音の採れかたが弱く、アレッと思うことがあったけれど、まあまとまったグループ演奏という感じです。

タバキンが引っ張ったグループ・アルバムとなっていて、たびたびは聴かないだろうけれど、またいつか聞く感じです。
ペットふいていたら、高くうれただろうな。

MY OLD FLAME / LEW TABACKIN

Tener Sax Lew Tabsckin
Bass– Monty Budwig
Drums– Joey Baron
Piano– Bill Mays
Recorded June 17 and 18, 1982.

1 My Old Flame
2 My Silent Love
3 Star Eyes
4 I Cover The Waterfront
5 More Than You Know
6 The Man I Love
7Love For Sale

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夏休み特別展示 「美術のなかのいきものたち」 

2014-07-23 20:23:07 | 大川美術館
常設でゆっくりした後は夏休み特別展示として「美術の中のいきものたち」のルポです。
実は実家に置いてあったこのポスターをみて急遽きたのでした。大川美術館は所蔵作品は数が多く、その中からテーマに合わせて企画がたてられます。



とても夏休みらしい企画で、夏休みお子さんの感想文にもいいのではないでしょうか。9月28日までですからたっぷりと時間もあります。





工藤 甲人 「夏郷のともしび」



今度の企画のなかで一番気に入ったのがこの作品、日本近代洋画の先駆者のひとり、川村清雄の「ネコ」





平山郁夫の作本だけれど、こう並ぶとあまり目立たない。



1930年生まれの掛井五郎はこの町でしばらく制作活動もしていて、数年前には展示会も開かれました。











ポスターになっていた秀島 由己男の作品がいくつか、これは「ネコのポートレート」







ポスターになっている「片耳のリリー」という作品もありました。



ということでぜひ足を運んで、美術を身近に感じていただけると幸いです。



名前も写真にありますので、場所等の調査、アクセスはみなさまにお任せします。







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連休のルポ 1

2014-07-22 20:41:44 | 大川美術館
3連休でblogも連休してしまいました。今週も何かと出かけることとなてっているためCDを聴く間があまとれません。なので休みにしたことのルポというか素晴らしいところのご紹介を2日にわけて書くことにします。
この3連休はオクサンの実家で法事があり泊りがけ初日は実家のおいてある本を売りに行き、160冊ぐらいで8,000円、この前わが家のを134冊4,000円合わせて12,000円収入をえて、同じ売り場にあるCDを2枚仕入れてきました。
このうちの1枚はとてもとても珍しいものだと気が付いたので、2回ルポの後はその話にすることを本日決定。

翌日が法事だけれど、午前中は時間があるので、この街にある大好きな美術館に、これまできちんとルポしたことないので、ここは一寸気合をいれて見ました。最初が常設、そして夏休み企画と2つに分けます。

実家から車で15分ぐらい、途中には良く当たるので有名な宝くじ屋さんがあり、昨日の残りの収入をもっと膨らますために投入です。
でそれの結果はかけないことを祈るけれど、そのお店の先の山を登ります。
そうすると周りはこんな感じになって到着です。






若干関係もあるところなので、写真撮影の許可もいただいて、気に入った絵をパチパチととって後でもたのしめるのですからこれは良い、いえいえこの美術館にお客様がもっと足を運んでいただくための宣伝活動です。



入場して一部屋12点ぐらいの常設が幾部屋か、つづきます。




間部 時雄 「鶏の遊ぶ農家」



階段をおりるとそこは常設の松本俊介の作品群があります。いつもここであえるので、で今日は撮影もさせていただきました。

















素描もいれてもっとたくさん掲示されていますからぜひ足を運んで実際にご覧ください。



その後は気に入ったのを見て回ります。これもかなりお気に入りな桂 ゆきの「作品」



麻生 三郎の「としより」



ピカソの「海老と水差し」なんかも常設です。ほかにいくつか写真とりましたがピンボケなのでアウト。
今やっている特別展は9月28日まで、そのあとピンボケでアウトになった抽象の難波田龍起の個人展があるそうでまた来るかもしれません。



ゆったりとみるというか、絵画に囲まれてゆっくりとできるようになっていて、午前中なので擦れ違った人たちも10人ぐらいでした。

明日は夏休み特別企画です。














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五つが一体 HEALTHY / TOPOLOGY & TRICHOTOMY

2014-07-19 09:10:25 | 聞いてますCDおすすめ


オーストラリアのピアニストショーン・フォランはミスインタープロテートとか、トリコトミーという名前のトリオを率いているけれど、日本の企画で先日ピアノ・ソロのアルバムをリリースしました。
とっても気に入っている人がいて、あちらで出ているアルバムをひっぱてくれました。
届いたのをみるとTopologyというグループとの共演のようです。

1曲目ソプラノとピアノの音で始まってバイオリンとヴィオラが入るので室内楽のような始まりで、これは予想外の始まりでした。日本で出たピアノ・ソロとも率いているトリオとも違ったサウンドです。
2曲目、ピアノのアルペジオにベースがズンとなって、このピアノはTopologyのピアニストでしょう、急にプログレッシブ・ギターのようなサウンドがローズをひいているショーンでしょう。

ショーン・フォランの率いるトリコトミーというグル―プ名は“三分法”人間を肉体と霊魂と心魂に分けて理解する法だそうでこれは難しい。もう一つのトポロジーは“位相幾何学”コーヒーカップとドーナツはつながっているそうでこっちも劣らずわからない。音楽の方もむずかしいかというとそれほどではありませんが、予想とはだいぶちがいます。
Topologyというグループの楽器編成が変わっていて、サックスはJAZZの人だけれど、その人以外はジャズでなくですからクラシックのアンサンブルにちかい感じです。
この二つのグループがたぶん並んで演奏しているのでしょう。ベースとピアノがかぶってパーカションが一人おもにサックスがメロディをとる形になるので、どちらかというとTopologyのグループのほうの形態が前に出る感じになっています。三分法のほうがバックで支えているようにきこえます。
位相幾何学のほうは、ロック・グループとかと共演歴もあるので、そちらから仕掛けたようなきがします。
ショーン・フォランを中心に聴こうとすると難しくて、ローズを弾いているときはわかりますが、ピアノだと区別がつきません。

5曲目アブストラクトなでだし、ヴィオラがガガと弾けばテナーもフリーキー落ち着くとショーンンのローズは落ち着いた和音。
ソロとバックという感じではなく、いろいろなパートが浮かんだり沈んだり、アンサンブルで気分を落ち着かせるというか、だからアルバム・タイトルが「HEALTY」なのか、8曲目ではバイオリンとヴィオラが少しずつソロをとっていると気づくくらい、個人があまり見えてかない。

アルバムがたくさんこちらでもでていればそうは思わないだろうけれど、1曲ぐらいづつ、それぞれのバンドで演っているのを入れてくれればいいのに。

ということでアブストラクトではないけれど、肉体と霊魂と心魂とコーヒーカップとドーナツの出会いでした、ってやはりちょっととらえどころがないか。

HEALTHY / TOPOLOGY & TRICHOTOMY

Topology:

John Babbage - saxophones
Kylie Davidson - Piano
Robert Davidson - Bass
Bernard Hoey - viola
Christa Powell - violin

TRICHOTOMY:

Sean Foran - Piano & Rhodes
John Parker - Percussion
Pat Marchisella - Bass

1. Generations
2. That Which is not fleeting
3. Clapping Music
4. Mean
5. Intro to a Healthy Lifestyle
6. Healthy Lifestyle v3
7. A New Beginning
8. Round Roads
9. Lost at Sea

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