JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

二日間の移動 Albert Ayler Live on the Riviera / Albert Ayler

2014-05-31 07:43:13 | 聞いてますCDおすすめ


アルバート・アイラーの“Last Recording”は、私にとって大切なLPだから、ショップでその二日前の演奏があったのでこれは即買です。
どうやら2005年にESPから発売されていたらしいけれど初CDのようです。

ここ1週間の間はアイラーを聞く雰囲気ではなかったので、落ち着いてからじっくりとというので置いてありました。

さてゆっくり聞いて、アイラーがいたということをつくづく感じるということになります。
二日後に録音された演奏と比較する必要はありませんが、私にとって“Last Recording vol.2”はそれこそ宗教的にまで思える演奏だったので一寸の違いかもしれませんが、どうしても考えてしまいます。

このアルバムとの違いは、まず、ピアノのCall Cobbsがラストには入っていて、ピアノのハーモニーがとても安定した平安感を醸しています。こちらはピアノレス、その分生生しい雰囲気が強いと感じます。アイラーとマリアのヴォーカルもかなりの部分をしめて、アジテイトというか、生への強い主張がある演奏になっています。
そして2日後、昇華したような、至福感の演奏に感じます。

また演奏されている曲も同じ曲は1曲目の“Music Is The Healing Force Of The Universe”こちらのアルバムでは“Ghosts”を演ってくれているのがうれしい。きっとこれがアンコールだったのでしょう。ラストでは“Music Is The Healing Force Of The Universe”がアンコールのようでそれぞれアンコールがすばらしい。こっちでは出だしで演奏しているので入口、この違いも雰囲気を変えています。

4か月後に、不可思議な死を遂げたことを知っているので、生の世界と死後の世界が二つ並んだように感じてしまうのでしょう。
この二つ好みでどちらがどうという問題ではありません。
アイラーというミュージシャンの二日間の移動があるだけですが、聞くこちらはつい感じ入ってしまうのでした。

ということで続けてLast Recording vol.2を聴いてしまいました。




Albert Ayler Live on the Riviera / Albert Ayler

ALBERT AYLER(ts,ss,musette,vo)
ALLEN BLAIRMAN(ds)
STEVE TINTWEISS(b)
MARY MARIA(vo,ss)

1. Music Is The Healing Force Of The Universe
2. Birth Of Mirth
3. Masonic Inborn
4. Oh! Love Of Life
5. Island Harvest
6. Heart Love
7. Ghosts

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デヴューみたいに真面目に BADGERS AND OTHER BEINGS / HELGE LIEN

2014-05-30 06:02:43 | 聞いてますCDおすすめ


古都から帰ってきてしばらくたったけれど、思い出に浸っていて新しいアルバムの記事はだいぶご無沙汰になってしまいました。
行く前に買ったアルバムは一寸日がたったけれど順番にいきましょう。
ある時期からヘルゲ・リエンのアルバムは必ず買うようになっているけれど、前作のソロ・ピアノでは一寸とまどったので今回はどうだろう。先鋭的なピアノ・ソロだったけれどそれは好みの問題でリエンがおかしいわけでもなんでもない。

1曲目、淡いクラシック調の曲でソロの時とは別できちんと椅子に座って弾いている感じ、なにしろピアノの中には入っていない。
2曲目も淡い感じがつづいて今回はこんな感じの様です。
3曲目一寸ダークが入ってきて、リズム隊の感じはキースのトリオのリズムのつけ方に似ているように感じます。
ドラムスのPer Oddvar Johansenは2012年11月にリエンの来日メンバーだったけれど、もっと激しく叩いていたから、ちょっとライブとは違って抑えたドラムにしているのですね。
4曲目緊密感のある、神秘的なトリオ・サウンド。
5曲目はフォークロックが入った感じで、リエンのピアノはとてもシンプルなラインをたどります。
6曲目はスパニシュがすこし入ったバラッド、結構好きです。
8曲目、曲調がにているけれど、それがこのアルバムの目的化もしれません。
9曲目低音の重い音階をベースにメロディを紡いでいくのは、前作のピアノ・ソロがポイントついているような気がします。

以外と淡い感じで、一寸つかみがたい感じがしたけれど、聞いていると1曲1曲とても丁寧に弾いている感じです。
まるでデヴューしたての人が聴いてもらうような、ピアノに対しての真剣な向かい合いが伝わるのです。

ヘルゲ・リエンって人は来日した時の印象もそうだったけれど、すごくまじめに音楽と向かい合っているという感じです。

BADGERS AND OTHER BEINGS / HELGE LIEN

Helge Lien (p)
Frode Berg (b)
Per Oddvar Johansen (ds)
2014年作品

1. Mor
2. Joe
3. Hoggormen
4. Hvalen
5. Folkmost
6. Early Bird
7. Knut
8. Calypso In Five
9. The New Black
10. Badger's Lullaby

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翌日

2014-05-28 21:45:27 | その他
昨日は最終的にだいぶ酔っぱらってしまったけれど、夜中に目を覚ましても、何とも安心感と満足感につつまれて考え事をせずに再び寝てしまうという気持ちよさだった。
でも7時には起きて今日は帰る日だけれど新幹線は午後3時、それまで何をしようということになった。
今日も姉夫婦との4人、パソコンでしらべたら黒田清輝の展覧会をやっているみたい。
場所は市の博物館らしい、ということでタクシーででかけました。
ロビーにあるパソコンでちょこっと調べただけだから、これがえらい勘違い。
行った先の国立博物館は全く違う催しをしていて黒田清輝は別の文化博物館、それも6月7日からだそうでバカにされることしきりです。




仕方ないから向かいの三十三間堂を参拝、でもお線香のにおいがあまり得意でない我々はそうそうにそこはあとにした。三十三間を往復してホットしているところです。



それで豊臣秀吉の菩提のためにねねが建てた高台寺へ。



こちらは爽やかで気持ちがいい。



12月の紅葉が素晴らしいというもみじを眺めながらお薄などをいただきました。



そこから少し歩いて観たかった八坂の塔をとおりこして、さてもう一度市場にいこうかなどとタクシーにのってお昼どころを相談、のって八坂神社の角をまがってすぐにあそこもおいしいとすすめられて急遽下車しました。



ちょっとしか並んでいないと道の反対側でおりてお店にいくとその間に6人ぐらい列が増えていて、11時半から並び始めて結局40分も並んでしまいました。



その分これはたまらなくおいしかったです。



いただいたのはこちら、アナゴ丼、ふっくら上がっていて、ご飯の量も少なみたれも少なくかかっていて、必要な人には別に用意されていて、これはとてもおいしかった。



その後はお土産などを買いにデパートへ、私は歩きまわずに荷物番、まだまだ時間があるので京都駅伊勢丹へ、ここでも買い物には参加せず、休憩、オクサンはつかれはててしまいました。

ということで帰り着いたら、ばったりのはずが、なでしこを応援して、こちらもホットした一日でした。
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当日

2014-05-27 20:32:30 | その他
今日は大切ないちにちだから、朝一番に行ったのが京都でも4本指にはいる神社へ、普段なら一族の健康から、良い音楽、宝くじまでお願いしてしまうのに、本日はつつがなく、そして私もミスらないようにと、それだけをお願いしてスタートです。



八坂をでて、有名なお茶屋さんを左にまがって祇園の街並み。





綿足初めてあるくので、とても楽しい。ある場所を確認して目的地に着くよていです。



途中にある建仁寺があるからそこも参拝。





まだ時間もはやいのか人も少なくて良い。

門の木組みを楽しんだり、瓦の阿吽を楽しんだりします。











張れて空気も爽やかで、楓の緑が今日の気持ちよさを広げます。



鴨川の向うにあるのが目的と、その前に一か所確認して、でも1時間半ぐらいあるいているので、ずいぶん早いけれどロビーで主役たちを待ちます。
川からの風が通り抜けて解放感もありとても気持ちが晴れやかです。



時間もあるので外からもう一度建物をとったり、こちらも服を着替えたりして、午後になりました。



このような視界の開けたところで、私一番前にすわっているので視界は気持ちが良い。



それで料理、おいしい料理を楽しんでもらいたいと選んだ場所だそうで、これまでいただいた結婚式の料理の中でもベストとおもった。
アワビと旬野菜のフリどーメール 二種類のピューレを添えて



ズッキーニのスープにベーコンのクリームプリュレを浮かべて



天然真鯛とラングスティーヌのポワレ 香草とイクラの入ったソースブルーブラン



黒毛和牛ロース肉のアンサンブル 様々な味覚を詰め込んで
このころになると次のお仕事が気になってというか落ち着いて食べていられない、おいしい。



ほうじ茶のクレーム・プリュレ 完熟マンゴーとココナツトランシュ
ほうじ茶だったんだ

で最後のお仕事をまあ85%ぐらいで上手くすませて(たくさんほめていただいた)安心したけれど、うれしかったのはその後でした。
迎賓の挨拶もそうでしたが、締めに息子が皆様にご挨拶、意思と自信と決意のこもったもので、オヤばかだけれど、成長に感動してしまいました。



二次会をやっている会場を後に、昼間確認した場所に息子1夫婦と向かいます。



一寸しゃれた祇園のバーで、4人改めてワインで乾杯したのでした。


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前夜

2014-05-26 22:04:36 | その他
会社に半休をもらって新幹線に、名古屋を通り越すのは何年ぶりだろう。4時ぐらいにこの駅についてって、写真見ればすぐわかるのだろうけれど私はこの駅舎は初めてです。



ホテルにチェックインして4時過ぎ、オクサン姉妹と義兄の4人で前夜祭です。まずは錦市場をあるいて、写真はピンボケでした。



そこからふらふらあるいていたら、いや夕食の予約してあるところを目標にあるいていたら、明日世話になるところもあることがわかって、確認をしておいた。



そして前夜祭、6時きっかりにお店にはいって、料理はコースのみ。先斗町にあったお店が手狭で移ったそうだけれど、神楽坂やプロデュースしたお店がいくつか、パリにまでしゅってんしている今や有名店でいただきました。





創作懐石料理というか、ホタルイカにはストロベリーの合わせ味噌がかかっていたり、ホワイトソースやキャビアをつかったりしていて、まあ変わった物もありました。









最後はジャコご飯に出汁をかけて、これで結構おなか一杯いろんな日本酒もいただきました。





明日があるのでホテルにかえりましたがまだ8時を一寸すぎたあたり、明日も止まるので、部屋で買ってきたのをちょっといただいて
明日が本番です。

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古都

2014-05-24 09:22:27 | その他
仕事の内容が変わったのが数年前だから、それ以前にはよく来ていた関西、名古屋を超えたには何年ぶりだろう。
ということで、セレモニーが行われる古都に昨日から来ています。

ホテルにあるパソコンを借りてこれをかいています。
昨日の義理の姉たちとの前夜祭の料理は、写真が処理できないので帰ってからに。

本日午前中はまだ時間があるのでちょっと散歩をしながら会場に移動します。

それでは行って来ます。 これつぶやきか。
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心躍らせて In the Blue / SEI TAKAHASHI

2014-05-23 12:00:30 | 聞いてますCDおすすめ


作ったコンピをあげたら、お返しに知らない人のアルバムのコピーをいただいた。
新しいアルバムもいくつか手に入れてあるけれど、今週はなんだか難しいことは考えたくない。
仕事も新しい挑戦みたいなものは落ち着いてからにして、軽やかな気持ちでいることにしました。

コンピを聴いて過ごそうかと思いましたが、これをかけてみたらこれが良い。
マヌーシュ系のバイオリンを弾く人なのでしょうか。出だしからとても快調で今週の気持ちにもぴったりです。
1曲目がマヌーシュの曲かと思いきや高橋誠さんの曲、この1曲目で心が弾みます。
名古屋を中心に活躍されている方だそうです。いつかお会いしたいですね。
ガリア―ノの曲が2曲のほかSEIさんのオリジナルがもう一曲、ジプシーとロシアのトラデショナルとコリアの“ラ・フェスタ”などが演奏されます。

私の今の気持ちでは4曲目のDidier Lockwoodの“I remember Alby”が良いです。これだったらコンピにいれても良いかも、この曲ではアコーデオン弾いているTito Monteさんという人が良い音のピアノをひいていてこれが良い。
もう一曲8曲目のロシアのトラデショナルが良い、今週、心躍らせて過ごそうとしていますから、これは良いものと出会うことができました。

ということで、でも今朝はちょっとコンピの2曲を聴いて、午後からは一寸遠くへいって、パソコン状況がわからないのと、写真処理ができないので、しばらくお休みです。

良いアルバムご紹介、ありがとうございました。

In the Blue

Sei Takahashi violin
Tito Monte accordion piano
Takeshi Mochizuki guitar
Ryoichiro Masuda guitar
Shinji Kawase guitar
Teturo Aratama bass

1, サバーチカ
2, Moonlight
3, A French Touch
4, I remember Alby
5, La Valse a Margaux
6, The countess catheleen
7, In the Blue
8, ムルカ
9, La Fiesta

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告知 アレッサンドロ・ガラティ・ジャパンツアー 2014

2014-05-21 22:02:05 | サポート中、ライブ
アレクサンドロ・ガラティの「SEPUTEMBER IN JAPAN」というアルバムは2010年に来日した時のアルバムで、何とか手に入らないかとまんざら知らないこともないブルーグリームの神山さんに問い合わせてみました。
ブルーグリームがらみかと思ったら、関係ないようで、配信のみの販売らしいですとお教えいただいた。
全曲試聴はできるのでまずはそれで我慢しておきましょう。

それと同社のサイトでも発表されているガラティの2014年のソロ・コンサートの詳細も教えていただいたのでそちらの情報も告知します。まずはサイトでの掲示済みの情報です。

アレッサンドロ・ガラティ・ジャパンツアー 2014 】

- Solo Piano Concert -

- ソロピアノ・コンサート -

07.25 CENTURY COURT

07.25 (金) センチュリーコート丸の内 (東京)

07.26 POLA MUSEUM

07.26 (土) ポーラ美術館 (箱根)

07.28 ISHI-NO-KURA

07.28 (月) 石の蔵 (宇都宮)

次がスケジュールの詳細です。こちらは神山さんからのメールの写しです。

その節はアレッサンドロ・ガラティの公演にご来場頂きまして、誠に有難うございます。

先ほど決まった情報も含め、今日現在決定しています詳細をツアー・スケジュールと共に
下記にお知らせ致します。

■アレッサンドロ・ガラティ・ジャパンツアー 2014

7月25日(金) センチュリーコート丸の内(東京)
http://www.century-court.com/index.html
開演時間:21:00
公演会場:バー・マ−ブル(40〜50席)
料金:調整中
演奏時間:60分×1セット
アクセス:http://www.century-court.com/accessmap.html
予約連絡先:TEL:03-3213-1711(センチュリーコート丸の内)

7月26日(土) ポーラ美術館(箱根)
http://www.polamuseum.or.jp
開演時間:16:50
公演会場:カフェ"チューン"
料金:入館料(大人1,800円/税込)のみ
演奏時間:60分×1セット
アクセス:http://www.polamuseum.or.jp/info/access/
お問い合わせ:TEL 0460-84-2111(ポーラ美術館) ※本公演は予約不要です
備考:翌日(7/27)に西山瞳トリオの公演が有ります

7月28日(月) 石の蔵(宇都宮) TEL:028-622-5488
http://www.ishi-no-kura.jp/live.html
開演時間:19:00
料金:前売/4,000円、当日/4,500円 ※税込
演奏時間:40分×2セット
アクセス:http://www.ishi-no-kura.jp/contact.html
予約連絡先:028-622-5488(石の蔵)

※「センチュリーコート丸の内」の料金は、決まり次第、下記BG/NEWSページの
公演会場にリンク致します。もう少々お待ち下さい。
(現在、石の蔵のみリンクしています)
http://www.bluegleam.com/news/news.php#10


>どれかにお邪魔したいと思いますので情報よろしくお願いします。
いつも有難うございます! ご都合が着きましたら、ご来場をお待ちしております。

長くなりまして恐縮ですが、今後とも宜しくお願い致します。

ブルーグリーム
神山

実はもう一つ計画が書いてありますが、まだ構想状態の様で、そちらは混乱をきたすので、もう少し煮詰まった状態になったら(だいぶ先になると思う)又告知したいと思います。
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マヌケから出たマコト  BEHIND THE MIRROR / THIERRY MAILLARD

2014-05-20 20:32:54 | 聞いてますCDおすすめ


まずはマヌケ話からです。
まるでしらなかったけれど試聴してそくがいしたのがTHIERRY MAILLARDの「BIYOND THE OCEAN」というアルバムで、その後名古屋の姫からこれは良いというコメントと今年の3月に新しいアルバムがでるよと教えていただいた。
もうそろそろ出ただろうと熱帯にいって、エイとクリックして届いたのがこのアルバムです。
トリオとソロの2枚組、サイトに確かめにいかなかったのがいけないけれど、これ2011年リリースのアルバムでした。
またマヌケなことをしてしまったと思いながらも、持っていないし良いか。

そしてトリオの方の1曲目流れ出したらこれが大成功、憂いをふくみながら美しいピアノにこれも味わいぶかいベースがからんでこれは素晴らしい。この人のアルバム中古ではあまりみあたらなかったけれど結構出ているのです。
古いあるばむなので今年のベストにはいれられないけれど、まずベスト入りレベルです。

ベースのJerome Regardはシャイ・マエストロの「イサカへの道」やダニエル・ユメールとエミール・パリシャンのアルバムで弾いている安心印のひと、ドラムスもふくめてとてもバランスよくピアノと絡みます。

2曲目、タテノリの素晴らしい演奏、リズムと一体になってこれもいい。

その後もアグレッシブな曲もあったり、哀愁たっぷりの曲があったり、トリオの方はすべてこの人の作曲です。
とても良い曲でアレンジもすばらしい、リズム隊がしっかりしていて、ピアノタッチは美しい。
とマヌケを覆い隠すかのような褒め言葉です。

もう一枚のアルバムはソロ、それもどうやらマイルスへのトリビュートのようでマイルスの作曲が6曲にマイルスのために書いた曲らいいのが4曲です。

最初が“ネフェルテェティ”でマイルス以上に幻想的、曲の感じを追い出すぐらい。
次がマイルスに治しての曲のようですが、特にマイルスらしさを演奏するのでなく、一度内側に引き込んでインプロしているような感じです。
マイルスの曲はどれも、アアとわかる程度にデフォルメされていて、“Seven steps to heaven”など、キュビズムの絵画手法を取りいえれたのではと思ったり、こちらのソロは、フランス人らしいとトリオの盤とはちょっと変わった印象です。
でもこれがフランスのピアニストだろうと納得します。
好きさ加減ではトリオがとてもたのしかったけれど新しいアルバムはどうなのでしょうね。

新しい方のアルバムはどうしたかって、これはなかなか日本にこないので、名古屋の姫がわざわざフランスからとりよせたものをいただきました。



こっちはチラッときいたけれど、弦もいれた力作のようで、ここのところの忙しさがすぎてからゆっくりときくことにしています。
先日ポチッた熱帯にも、今日見たら、ついに登場してました。

BEHIND THE MIRROR / THIERRY MAILLARD

Thierry Maillard (p, composition)
Jerome Regard (b)
Laurent Robin (ds)

Disc 1
01. Lotus’ Ballade
02. Miss Tik
03. Bhajan ...
04. Trio West
05. Tempo Riz - Action
06. Never Ending Day
07. Triolisme
08. Ergot
09. Lac Balaton

Disc 2
01. Nefertiti
02. Around about Miles
03. Behind the mirror
04. Ascenceur pour l’echafaud
05. Seven steps to heaven
06. Ballade for Miles
07. Four and budo «medley»
08. Blue in green
09. Milestones
10. Mask.D
11. Freedie the freeloader
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裁きの鐘は  -クリフトン年代記 第3部 - ジェフリー・アーチャー著 戸田裕之訳

2014-05-19 20:29:54 | 


大好きなジェフリー・アーチャーのクリフトン年代記も第3部になって、一年に1部づつ発表になっている。昔の「ケインとアベル」みたいに興奮はしていないけれど、巻を増すごとに面白くなっているように思う。

1年経って読み始めるので、忘れているところもあるので最初ストーリーになじむのに苦労するけれど、溝がうまればページを繰るのがとまらなくなる、さすがのストーリー・テラーです。

まだ最後まで読んでいないけれど、巻末の解説をカンニングしたらまだ続くみたいです。

最近の上下巻の文庫は二つ並べると一つの絵になるよう装丁されているものが多くなっていたけれど、これは上下でずいぶんと違うものになっています。まあそれだけストーリーの展開が大きいというアーチャーのこの作品を表しているのでしょうね。

いつものように抜き書きをと思って読んでいたけれど、ほとんどすべてストーリーと関連しているような感じで今回はやめておきます。最後にかいせつよんだら、7部までつづきそうで、ということはあと4年かかるわけで、それまでこっちがつづいているかこれは解りません。
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