JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

フランスの散文  Ballades / Thirry Maillard

2021-05-31 12:56:45 | 聞いてますCDおすすめ


Thirry Maillard は出会った』と気にかなり気に入って、ずっとかっていたけれど、CDでの輸入がなかったのか、ここのところ買っていなかった。最後に買ったのが「PARIS NEW YORK」の2019年だから久しぶりに新譜にであった。
「Ballades」というタイトルだからバラッド集で、すべて自作曲のようだ。

1曲目”Pour Jacques Brel"から”Plus jamais pareil”へとなんとゆったりと、やさしく語り掛けてくれる。アルコのベースとの掛け合いも愛おしい。ベースはThomas Bramerie ドラムスはAndré Ceccarelliの名コンビだからバックの行がぴったり、贅沢な組み合わせのアルバムとなった。
ピアノ・トリオのバラッド集がから、ペットもテナーもいない分聞き手によってはあきてしまうという向きもあるかもしれないが、この名コンビ・リズムを聞いているだけでも楽しい。さすがにティエリーのぴあの・ソロだけだったらあきただろうが、このリズムのおかげで変化が出来る。
全17曲、購入は輸入品で曲名がフランス語、意味が解らなかったらネットに訳があったのでそちらから借りた。曲名と照らしながら再び聞くとフランスの散文を読んでいるようで楽しい。

ティエリー・マイヤール

Ballades / Thirry Maillard

Thierry Maillard (p)
André Ceccarelli (ds)
Thomas Bramerie (b)
Recerded 2019

1ジャック・ブレルのために Pour Jacques Brel
2二度と同じに Plus jamais pareil
3狂ったように Éperdument
4あなたを救いたくて Pour te sauver
5イローナ Ilona
6肺炎 Lungo mare
7前のように Comme avant
8 2 つの世界の間 Entre deux mondes
9アローン Alone
10ニサヌ Nissanou
11われらの歴史 Notre histoire
12それだけなら Si seulement
13川に沿って Au bord de la rivière
14さよならなしに Sans adieu
15トランシルヴァニア Transylvanie
16あなたのイメージ Ton image
17ヴィジョン Vision
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健康管理

2021-05-29 10:14:55 | その他
4月から完全にフリーになっている。家の近くにスイミング・クラブが改築してオープンしたので、行くことにした。子供のとき以来にグループ・レッスンも受けだして(初級からです)た。プールに行くのもほぼ毎日で、そのおかげでおなか周りもスリムになって、1か月半で2キロぐらい減少した。

そこに大いに活用しているグッズがある。5月に来た息子2夫婦が母親の誕生日と私のご苦労さん祝いにこれを買ってくれた。



別にアップルの宣伝をするつもりはないけれど、結構はまってずっとつけている。プレゼントのことも忘れないためにこうやって利用していると記録しておこう。

普段はこんな感じ腕時計。



でも竜頭を動かすとこんな画面。



こんなか現在一番使っているのがこれ。



運動量などをづっと測っていて、進捗状況が表示され、決めた目標を達成したくなる。



週単位の記録も表示する。



スマホと連動しているので記録はスマホに記録されている。



他には心拍数も測っている。



時々深呼吸をしましょうなどといってきて、これ結構やってしまう。



他に心電図もとれて、たまに撮っては安心することが出来る。



ずっとつけているから睡眠時間なども測定されている。



他にもいっぱい機能があるのだろうけれど、基本スマホが腕についているという感じになるのだろう。

健康管理じゃないけれど、これまでオクサンからは携帯の機能をしていないといわれ続けてきた。スマホを持ってあるかないからなんだけど、これが腕時計になって大変化。
電話やラインガ腕に転送されてくるので(電波の飛ぶ範囲)見忘れ、電話を足らないということがなくなった。
てがプルプルとうるえて電話がとれる。
昔アニメ”スーパー・ジェッター”というのがあって、腕につけた装置にはなしていたけれど、まさにそれをやっている。そとで受けたときにはちょっと恥ずかしいけれど、機能の方が勝っている。

オクサンの誕生プレゼントに便乗したような感じだけれど、4月から出一番活用しているのがこれだから、息子夫婦には感謝している。


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花の7番手

2021-05-28 09:02:03 | 



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静動の連鎖 Dancing Spirits / NAOKO SAKATA

2021-05-25 16:43:59 | 聞いてますCDおすすめ


2019年録音の「Inner Planets」に続く坂田尚子の4作目もピアノ・ソロ・アルバムになった。デヴュー作から表現力を高めてきた坂田がソロアルバムを作ることは必然だと思う。それを前作でおこない、ないように強い衝撃をうけた。今回引き続いてのピアノ・ソロとなっていることは、坂田の表現力を再確認できてうれしい。
曲はすべてimprovisationの7曲でアルバム・タイトルが「dancing Spirits」となっている。
自身がピアノ以外にダンスもおこなっていて、そちらでも表現者であり、そのダンスを踊ることをせずに表現したのがこのアルバムなのだろう。
目を閉じてきけば、モダンダンスが展開されている姿が浮かぶ。ダンスの動きは連なった表現になるので、今回録音されたインプロもより流れるような連なりで美しい。
もちろん鍵盤を強く叩く流れもあるが、それもダンスの激しい乱の部分で静かな動きへの変化も見事だ。
それが2曲目から3曲目でつづく。そして3曲目でおもうことは、スウェーデン在住の坂田であるが、日本人の音感覚、懐かしい歌唱のようなところも楽しい。



ジャケットにあるよう「水」「火」という文字があるが、対峙する二極のダンスをイメージしながらそれを音にしたのであろうか、その二つの連鎖でイメージが統一されているように感じられる。

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耳が追い付かない  Solo masterprieces / Pasquale Grasso

2021-05-23 20:58:20 | 聞いてますCDおすすめ


ネットで演奏をみてこれは凄いと思っていたギタリスト。ショップにいったらあったので買ってきた。
バスクァーレ・グラッソというイタリア南部出身のギタリストだそうで写真を見るとそれほど若造ではなく現在32歳だそうだ。2015年10月ニューヨークで開かれたウェス・モンゴメリー国際ギターコンペティションで優勝したそうで現在もNYで活動中のデヴュー・アルバムだそうだ。
イタリア南部で生まれて、ギタリストとしてNYにたどり着くという事は大変なことと思う。



ネットでも驚いたけれど、そのバカテク、バカテクっていくつか出会うことがあるけれど、まさにこれがそう。フレーズを早くひこことは求められることがあるけれど、凄くしんどい。それもきちんと音が連なるとなると神業になってくるのだけれど、このアルバムきいていて、こっちながれている音をすべて聞き取れていない。耳が追い付かないのだ。これはギターを聞いていても初めてかもしれない。
アルバムはギターのソロで曲もスタンダード集になっている。
ギター・ソロのアルバムとして有名なのにジョー・パスの「バーチュウオーゾ」があるけれど、驚いたのはそれ以上の経験になった。
ジョーパスのアルバムもほぼスタンダードをソロで弾いて、ギター技をみせたわけだけれど、このアルバムも、パスのアルバムにある”ラウンド・ミッドナイト”、”オール・ザ・シング・ユー・アー”を演奏している。そしてそれ以外も愛唱曲なのかもしれないがすべてスタンダード。誰でもしっている曲をソロで、というのはパスの時もそうだが自信がなければできない。そしてその選曲での演奏が十二分に実力を証明した演奏になっている。
こうまで演奏されると共演するのが恐ろしくなってしまうのではないだろうか。

圧倒されて、それに入り込むろいうのは、ほとんどないことなのだが、今回はとにかく驚いて、今後を注目したい。

Solo masterprieces / Pasquale Grasso

PASQUALE GRASSO (GUITAR SOLO)

01 All the Things You Are オール・ザ・シングス・ユー・アー
02 Over the Rainbow 虹のかなたに
03 Just One of Those Things ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
04 'Round Midnight ラウンド・ミッドナイト
05 Hallucinations ハルシネーションズ
06 Sophisticated Lady ソフィスティケイテッド・レディ
07 Tea for Two 二人でお茶を
08 Bouncing with Bud/バウンシング・ウィズ・バド
09 These Foolish Things/ディーズ・フーリッシュ・シングス
10 Epistrophy/エピストロフィ
11 Parker‘s Mood/パーカーズ・ムード
12 Body and Soul/ボディ・アンド・ソウル 
(日本盤ボーナス・トラック)
13 Every Time We Say Goodbye/エヴリタイム・ウィ・セイ・グッバイ 


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不思議な旅 BEATITUDES / LUCIANO ROGGIERI

2021-05-21 17:32:58 | 聞いてますCDおすすめ


CDが郵送で届いたけれいど、このアルバムを注文していたことわすれていた。試聴して気にいったので頼んだのだろう。
調べなおしたら、アルゼンチンのジャズ・ドラマー、ルチアーノ・ルギエリの新作だそうだけど接点はまるでない。この人のことをまるで知らないが試聴して注文したのだろう。
聞き始めるとこれが不思議な世界を旅しているようだ。。

入口がアルヴォ・ペルトの作品でヘエと思うと次がアリス・コルトレーン。その後ルネッサンス期の作曲家Josquin Desprezなどに行って、「朝日の家」なったりする。
ギター2本のメロディラインを中心にペルトからトラディショナルなカントリー・ジャズに旅し再びペルトで終了する。
この選曲はリダーの意志だろうけれど、結構面白い。カントリーとジャズをつなげたG・バートンやビルフリが好きだしペルトも好きというこのミュージシャンと気が合うのかもしれない。。
アルゼンチンという遠いミュージシャンに身をまかせると、なんとも不思議な旅をした気分になった。

BEATITUDES / LUCIANO ROGGIERI

Rodrigo Agudelo (g)
Sebastián López (g)
Lucas Polichiso (org)
Ezequiel Dutil (b)
Luciano Ruggieri (ds)
Liza Polichiso (vo)

1. Aliinale (A. Pärt)
2. Lord, Help Me To Be (A. Coltrane)
3. El Jardín (A. Miles)
4. Coral (J. Desprez)
5. Wayfaring Stranger (Tradicional)
6. Rising Sun Blues (Tradicional)
7. Alfa & Omega (Tradicional)
8. Beatitudes (A. Pärt)
2021年作品
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花 6番手

2021-05-19 19:53:16 | 




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人生は喜劇だ  知られざる作家の素顔  矢崎泰久 著

2021-05-17 10:05:00 | 


図書館で手に取ったら面白そうなので借りてきた,『話の特集』の創刊者で作家との交友が多い。

タイトルの「人生は喜劇だ」と言い切っているのが凄いと思って借りた。私なら「人生は〇〇だ」ってなんとするだろうと思たわけで、さすがに悲劇や不条理劇とは思わないし、活劇でもあろうはずがない。なんて考えてみてもどうもしっくりしたのがないのは私の人生だからなのだろう。
と読みだしてみたら、こんなこと書いていいのというのが沢山。『話の特集』を出版する過程での作家などとの交友時の話で、永六輔、五木寛之、小沢昭一、岩城宏之、野坂昭如、色川武大、山口瞳、川端康成、三島由紀夫、松本清張、大江健三郎、などの知らざる思い出が書いてある。
親しんだ人たちで興味深いわけだけれど、ごく親しくした人の話題は暴露って言っていい。

永六輔と新潟のトルコ風呂で遊んだときに、永六輔が矢崎の個室に会い方と飛び込んできたときに言った言葉。
 「矢崎さん、この人が僕を永六輔っていうんだ。人違いと説明してくれない?」

対談で北杜夫と吉永小百合を設定して、終わり近くなると北杜夫が吉永小百合のどこかにのべつ触ろうとする。その後水の江瀧子のお店に移っても変わらないので、ターキーが起こって北杜夫を追い出した。後日矢崎が北に文句をいうと北が言ったこと。
 「遠藤(周作)と賭けをしたんだ。小百合ちゃんのスカートの中に一分間手をいれたら勝つことになってい    た。」

私はいま、書くことのできる品等のことを洗いざらい書いておくしかない。そう決心したとたんに、澱ののようなものがストンと落ちた。

と著者が最後に書いている。御興味のある方はどうぞ。



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さようなら

2021-05-15 16:33:39 | その他
このタイトルだと、monakaもついに力尽きて終わりになるかと思われるかもしれないけれどそうではありません。
力が尽きていることは確かだけれど、4月からは完全フリーのミニなって、あることに気が付いた。頭の中のある部分を占領していたところがこれは空白になって、そこの部分が自由になっている。これって1ヵ月たってきて効いてきた。
blogの記事についても、視点をひろげたり、各時間がふえたのはじじつで、もうすこし本数が増えるかもしれない。
ということで、最初の”さようなら”なんだけれど、CD棚を久しぶりに整理して、棚にいたCDのいくつかと別れることにした。
何年前だか忘れたけれど、家をリフォームした時に、CDの棚を壁の一面の付けてもらった。そこに大きなTVをいれて、チェロの練習場所にもなっている。



棚を作ったときは、もうこれで一生大丈夫かなとおもったけれど、大間違えで何年かまえに並べていた本を処分して場所をあけた。それがまた窮屈になってきて、CDがはいらない。
床のほうも傷んできて、再修理にお世話になっている方がきたので、棚の巾を倍にしようか、そうしたら今度は一生大丈夫だと冗談をいったけれど、それはできない。
ということでひさしぶりにCDを処分することにした。何度か処分しているので、残っているのは考え済みのものと、水難にあったためにこれは売れないというもの、そしてその後に仕入れたもの、整理しながら選考してさよならするCDをえらんだ。
業者が引き取りに来るので、明日でこれらとおわけれ、それで”さようなら”という事です。



JAZZ関係はこれらとおわけれお、よく見るとこんなの処分しちゃうのというのもみられるかもしれないけれど、未開封が2つ、2度買いのものも2つ、これはネットでみて忘れちゃいけないと頼んでおいて、それも忘れて手元にあるもの。持っていてもしょうがない。
これらのCDが決して評価に値しないという事ではなくて、これはもちろんこちらの勝手な選択。一応聞いてみからの選択で、「すまん、こちらの不徳のいたすところで、別れなければならない」けれど迷いはない。

ちなみに査定額は71枚18,000円台だった。
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ネヴァー・ゲーム ジェフリー・ディーヴァー 著 池田真紀子 訳

2021-05-13 11:58:49 | 


大好きなジェフリー・デイーヴァー(残念ながら新しい文庫は挫折した)の新シリーズを予約しておいたら順番が回って来た。コルター・ショウという懸賞金ハンターを主人公にしたシリーズ。
懸賞金ハンターというっても、賞金稼ぎみたいなお金だけ目当てではなく、不明になった子供や老人などを探しのが目的。ただ追跡能力に秀でているので、犯罪にからまってきてしまう。実は大金持ちというのもわかる。

ライムやアメリアなどのキャラクターに慣れているから、読みはじめどうしてもコルト(とも呼ばれる)のキャラが薄い感じでこれはしょゆがない。3分の2ぐらい読んだところで馴染んできた。きちんと最後のほうで驚かせてくれるのはディーヴァーで安心した。
最後数ページなのに謎が深まっていくのは、シリーズだからで、次作もこのシリーズになるみたい。

椀量、格闘テク、サバイバル知識、能力にすぐれたキャラは珍しいから、ほかのシリーズと並行してくれるとうれしい。
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