アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

屋根の上のヴァイオリン弾き いっちゃん&ツレちゃん!世紀のツーショット!

2013年04月05日 | ミュージカル・ダンス・舞踏

なんと!e+で半額チケットをゲット♪
開演まで日比谷公園の桜を愛でて心がホンワカ♪ 

2013年3月23日(土) 

日生劇場 12時開演 A席 2階C列上手 

e+貸切公演
屋根の上のヴァイオリン弾き
台本:ジョセフ・スタイン
音楽:ジェリー・ボック
作詞:シェルドン・ハーニック
オリジナルプロダクション演出・振付:ジェローム・ロビンス
日本版演出:寺秀臣
出演:市村正親、鳳蘭
水夏希、大塚千弘、吉川友、照井裕隆、入野自由、上口耕平、鶴田 忍 

暗闇に浮かぶヴァイオリン弾きの姿…。
「アナテフカのユダヤ人は皆、“屋根の上のヴァイオリン弾き”みたいなもんだ。
落っこちて首を折らないよう気をつけながら、愉快で素朴な調べをかきならそうとしている。
どうして、そんな危険な場所に住んでるのかって? 
それは生まれ故郷だからさ。どうやって、バランスを取ってるかって? 
それは…、一言でいえば“しきたり”だ!」 

いっちゃん(市村正親)サイコー!!

ドドドォォオオっと前のめりっっ!!
張りのある歌と甘い声にレロレロ~♪
ラカージュオフォール』(2012年)よりMYツボにグッサリグサグサぁあ♪ 

WOOO~!!音楽といいメロディーといい、歌詞といい、
アっという間に、時は1905年。ロシアのアナテフカ村へ。
人々がドンドン出てきて♪しきたり~♪の大合唱!! 

テヴィエ(市村正親)は被っている帽子や、信心のことや、
ユダヤ人というものをさりげなぁく客席に教えてくれる。
彼の生業は酪農。娘が5人。そうして愛する女房が… 

キョワァァア!!ツレちゃん(鳳蘭)!!!

キラッキラ光り輝くオーラっっ。眩し過ぎるぅうううう。
それは、いっちゃんのミュージカルスターオーラと混ざり合って
存在感はどこまでも広がるぅう。銀河の彼方にいてもキャッチできるぅう。
これよこれ、このツーショットを観たかった♪ウッハウハ♪ 

これぞ日本演劇史上最高のテヴィエ夫妻!!

シャキシャキ家の中を切り盛りするゴールデ(鳳蘭)と、
キビキビ手伝う娘達。
長女のツァイテル(水夏希)に縁談話っ。
でも彼女には仕立て屋のモーテル(照井裕隆)という誰にも内緒の恋人が…。 

ミズ(水夏希)がチャ~ミングなんだよぉお!
声も男役時代より高くて、小鳥みたいにキャワイイ♪キャァア♪
いやぁあこの変身っぷりには『客家』で観た時より脳みそバァ~ン!! 

肉屋(鶴田忍)との縁談を決めてきたのに…。
父親が見初めた相手と夫婦になるのがしきたりなのに…。
テヴィエは、結局ツァイテルの望みを叶えてげるんだよ。
一家の大黒柱で、強く逞しい家長なのかと思ったら、娘に甘ぁいの。
さぁて「お相手が金持ち」って喜んでた妻に、
あのこわぁいゴールデに、この一大事をにどう告げようか…。
思い悩むいっちゃんのトホホな姿がツボ♪
閃いたのがこれ!”死んだお婆ちゃんの夢のお告げ”グハハ

何かに思い悩んだ時は、必ず天に向かって神様の声を聞くテヴィエ。
幻想シーンっちゅうかなんちゅうか、一々面白いったら。
このウィットに飛んだキャラクターが21世紀のお父ちゃん像。
ってことなんだね!!
古い物語だし、髭をたっぷり蓄えてドッシリした男性だよな。
って思い込んでたもんだから、ビビビックリさぁあ! !

♪日は沈み 日は昇り♪
嗚呼、サンライズサンセット(SUNRISE SUNSET)。
この名曲をいっちゃんで聞けるなんてぇえ。キョワァア!!耳福ぅぅ♪

ツァイテルとモーテルの結婚式
男性と女性にピシっと別れて陣取ってる。そっか、これがしきたりか…。
ウワッ!その垣根を飛び越えたヤツがっ。
青年学生パーチックは次女ホーデル(大塚千弘)の手を取って踊りだすっ。
アチャチャァアア。

また一騒動起こるんじゃないの?大丈夫なの?テヴィエ。
一生に1度の楽しい、そして思い出に残る結婚式に、ロシア人達が乱入ぅうぅ。
テヴィエに同情的なロシア人の巡査もいるんだけど、
だからもっと暴れたそうな部下を止めてくれたりするんだけれど…。
ユダヤ人達の顔に、もう笑顔は無い…。 

ダンスシーンがまた素敵だったぁ♪
総出の場面は「団体」って思っちゃうんだよね。ヅカばっかり観てるからだな。アハハ。
そういう所で、1人づつ踊ったり、振付けが違ってたり。
なんだか、久しぶりに”ミュージカル”観てるなぁあって♪ 

セットがこれまたコンパクトに出来ててね。
デッカイ装置を袖から引っ張ってきて、それを真ん中から左右に広げると家!
本みたいだよね。考えてるわぁあ。 

舞台の上手にナマオケがあって…マエストロは塩田明弘♪
その上に坂道があるのね。下手にも坂道があって中央で交差してるの。
その道を、テヴィエの次女が伴侶をみつけて昇って行くんだ…。
ホーデルの恋人パーチック(入野自由)は革命家。
テヴィエは「ピーチクさん?」って初対面の時から受け狙い(ちゃうちゃう)
危ない思想だと思うんだけど、ちょっと変わったヤツって言って居候させちゃってる!
テヴィエってオモロイ人やね。

キエフに出て行ったパーチックは捕まってシベリア送り…っ。
それを追いかけて行くって!愛娘がっっ。
卓袱台引っくり返して怒り爆発!(by巨人の星)ってのが普通じゃないのぉ。
黙って荷物を持って駅まで歩く父と娘…。 

ツァイテルとモーテルが営む仕立て屋。そこにちっこい新しい命が。
こうやって家族が増えて、笑顔で生きていければ…。
アレ…店を手伝う三女のチャヴァ(吉川友)の様子がおかしい…。
グヲォォオ!!お相手はロシア人ですからぁあ。
これはさすがに…さすがに…ぃ。父親も許せなぁあい。
チャヴァは人知れず恋人のもとへ…。 

それでも慎ましやかに生きていければ…。
でも時代の波は彼らをそっとしておいてはくれない…。
土地を捨てさせられるっ。
人々は都会へ。または外国へ。ワルシャワ…エルサレム…アメリカ…。
皆いつか再会しよう!
その後のユダヤ人達は…。ねぇ…嗚呼、胸が…
そうして去っていく彼等の姿と想いの向こうに、東日本大震災が透けて見えて…。
涙がボロボロ… 

でもね、幕が下りてドンヨリ…。っていうんじゃないんだよね。
なんかねぇ。なんていうのか。エエもん観たなぁあ。っていう、満足感&充実感♪
いつかまたいっちゃん&ツレちゃんだったら、じぇぇ~ったい劇場へ駆けつけるぞ! 

カーテンコールでは、客席も手拍子の嵐!
手を前に押し出すようにして叩くんだよ。嗚呼、この一体感♪
貸切公演だから最後にいっちゃんの挨拶が!!
キャァアア♪四季時代でもこんなサプライズなかったわぁ。
今でこそ、テレビに時たま出ちゃってるから、台詞以外の声も聞けるけど。
うっわぁあい♪
「今回が4度目ですが、これからも続けていきたい」みたいなことを♪
嗚呼、嬉しいなぁ。また会いたいなぁ。
「妻のゴールデがどうしても喋りたがってる。」ってんでツレちゃんが一歩前へ。
「かかあ天下がイチバン!」場内は大大大拍手ぅうう!! 

オフィシャルサイト
動画 

e+オススメ「得チケ」! (2013.2.8記)

いっちゃんが!井上ひさし作品に登場!!
行く!行く行くぅぅう♪
 それからのブンとフン
    9月28日~10月27日
    KAAT 神奈川芸術劇場(9月)
    天王洲 銀河劇場(10月)
   地方公演有り(10月)


4 コメント

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行かなくても (キャマ)
2013-04-06 08:51:02
絶対面白い確信ある夫婦ですよね
お互い、脇で出ても主役を喰うお方達だし。皆さんで同じラインに並んでも一歩前に出て来る感覚があるんですよね。持って生まれた物なんでしょうね
『アナテフカ』に邦題『屋根の上のヴァイオリン』と付けた方スゴイ。
いつかイッチャンの観たいな~。森繁さんしか知らないから(これ又高校の芸術鑑賞でして)、宿題の感想文の辛さしか覚えてないから…。

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ライヴ! (かしまし娘)
2013-04-06 18:20:46
キャマ様
もうねぇ想像どおりでした!いつか是非体験して下さい。
パンフにも、やっと市村テヴィエに対等な相手役が出来た。みたいなことが書いてありました。
孤高の人ですよね、ある意味ね、いっちゃんって。オーラがあり過ぎて。
それに食われないカリスマオーラがやっぱりツレちゃんには有りました!
同じ時代に2人がいてくれてヨカッタ♪

それにしても、テヴィエ像がこんなに変わるとは!
それもパンフに書いてあったから知ったのですが(笑)
森繁、西田、共にキャラが違ったらしく、いっちゃんもまた別物だと。
出演者がどんな角度から攻めてもブレないのは、
作品の柱がしっかり出来ているからですね。
凄いぞ!「屋根の上のヴァイオリン弾き」!
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おかげさまで! (プリン)
2013-04-08 00:12:22
かしまし娘様から情報をいただき、
私もチケット半額で楽しんで来ました!
「この劇場のどこかにかしまし娘様もいらっしゃるのだなぁ・・」とうれしかったです。

それにしても、「市村さん」のものすごいオーラ、
さすがでしたぁ~ 一緒に行った友人も大感激!

良い情報をありがとうございました。
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楽しかった♪ (かしまし娘)
2013-04-08 11:46:41
プリン様
オオ~!!プリンさんのツボに刺さってヨカッタです♪
いっちゃん素敵でしたよねぇぇえ♪

私も「プリンさんは下の階かなぁ」なんてことを思っていました♪
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