キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

古い墓地公園

2008年10月01日 | 赤毛のアンの旅2008
 第3巻「アンの愛情」で、キングスポートで大学生活を送るアンが、友人のプリシラと散策する古い墓地公園です。

 物語に書かれているとおり、クリミア戦争戦没者を慰霊するライオン像の記念アーチがありました。日本の墓地とは、まったく趣きが違うのですね。日本では、普通の日に、墓地を散策することなど考えられませんものね。 
  
 二人は、英国の巨大なライオンを戴いた、素朴な、どっしりした石のアーチをくぐって、正門から入っていった。・・・二人のいるところは小暗く、涼しい、あおあおとした場所で、さわやかな風が吹き渡っていた。草のしげった、ながい小径をあちこちさまよいながら、今よりもっとゆとりのあった時代に刻まれた、風雅で、大がかりな墓銘を読んでいった。・・・「私、これからたびたびここにくることにするわ。最初からとても気に入ってしまったのですもの」


 クリミア戦争戦没者を慰霊するライオン像         古い墓地公園です
 
    天使とドクロの墓碑            何と書かれているのでしょう