徒然なるままに ~ Mikako Husselのブログ

ドイツ情報、ヨーロッパ旅行記、書評、その他「心にうつりゆくよしなし事」

書評:恩田陸著、『朝日のようにさわやかに』(新潮文庫)

2017年11月23日 | 書評ー小説:作者ア行

『朝日のようにさわやかに』はちょっとぞっとしたり、ぎょっとしたりするようなお話を集めた短編集です。

「水晶の夜、非水の朝」は『麦の海に沈む果実』(講談社文庫)の番外編で、理瀬のパートナーであるヨハンを主人公とした物語です。

その他の短編はノンシリーズで、ショートショートのような3ページくらいのものも含まれています。中には話がよく見えないものもありましたが、おおむね悪くはなかったです。

「あなたと夜と音楽と」はラジオ放送で対話する二人のやり取りを通じてある殺人事件に迫る会話だけのミステリーはちょっと変わったアプローチで興味深いと思いました。

ただ、恩田陸はやはり長編の方がより面白いと思いました。

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三月・理瀬シリーズ

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神原恵弥シリーズ

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連作

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学園もの

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劇脚本風・演劇関連

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短編集

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その他の小説

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エッセイ

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