11月に入り、日々は妙に散文的に過ぎてゆく。
何がどう散文的なのか、と言えばそう、とりとめがないことと、
センテンスが短いことだ。
まずラジオのこと。
今日、わかってはいるのだけれどラジコで日曜日のジョージズメルティングポットを探してみたのだが、
なかった。
その虚しさで、幼児の頃の記憶がひとつ、蘇った。
ラジオに関する、一番古い記憶だ。
小学生だった。一年生か、二年生だった頃。
遠い親戚の兄ちゃんが東京から福山に遊びに来て、何日か泊まっていったのだが
その何日か、一緒に寝て、毎晩一緒にラジオを聞いた。深夜放送だ。
確か、オールナイトニッポンだった。
その兄ちゃんが東京へ帰ってしまった夜、一人でラジオをつけて放送局にダイヤルを合わせようとするのだが、
合わない。いくらやっても合わない。ノイズばかり。
それで、小学生の僕は、大泣きしたのだ。寂しくて、悲しくて。
その、理屈抜きで悲しい感じを、リアルに思い出した。
僕は子供の頃の事って、ほとんど覚えていないので、この記憶は(自分にとって)貴重だ。
リアルタイムではなかなか、大きな出来事が進行中である。
アメリカの大統領選だ。
前代未聞、とはこのことを言うのであろう。
トランプって本当に・・・駄々っ子のような人物だ。子供のように幼稚だ。
自分が勝てそうもないから、
なりふり構わず、選挙制度自体を否定し始めた。あさましい。みっともない。
ああゆうのを支持すること自体、恥ずかしくないのだろうか?
みっともない、と言えば我が国の国会においてもそうで、
忍耐力を発揮して今日はラジオで国会中継を聞いていたのだが・・・・・・
スガ首相。
あれだけ同じ答えを繰り返し繰り返し言えるのは、恥知らずしかできない行為だ。
みっともないことはなはだしい。
質問に全然答えない。議論にも何にも、なりゃしない。
「論戦」?・・あんなの、論戦じゃないよ。くだらない。
いくらやっても無駄だ。ああゆうのは人間として恥ずかしい。
アベも最低だったけど、やっぱ、スガも最低だ、ということがよくわかった。
あんな恥知らずの鉄面皮が我が国のトップ。・・・未来は暗い。
そして
コロナ禍はズルズル続いている。
イングランドは再度ロックダウンだそうだ。
ここ、日本でも今日は感染者が千人を超えたそうだ。
あちらこちらでクラスターが発生している。
ふと、全部「茶番」にも思えてくる。そんな風に主張する人たちはネットに、常に一定数、いる。
そっちを信じたくなる。「陰謀論」を。
でもダメなのだ。あれだって、幼稚な奴らが仕掛けてるのだ。
しかし思うんだけど、権力闘争って複雑だよね。
トランプみたいな奴にどこか魅力があるのは、嫌だけど・・・・まだ理解できなくもない・・んだが、
スガなんて、ただ卑怯で、ただ慎重で、ただズルいだけじゃないか。
嫌な奴。
そんな奴が最高権力者の座に上りつめている。
政治って、不可解だ。
もともと僕は政治になんか、これっぽっちも興味なんかないのだ。
でも、あいつら、放っておいてはいけない。
だから聞いてて不快だけど、国会を、聞けるときは聞くようにしている。
論戦にも何にもなっていない国会を。
せっかく11月の空は気持ちよく晴れているというのに。
なんか腹立つ。