久しぶりに、すごい夢を見た。聞いておくれよ。
まとめて5本くらいの「すごい夢連続上映」だったんだけど、
最後のやつが特にディープだった。
俺は、いつの間にか電車に乗ってて、長旅の途中、っていう雰囲気。
妙に広くて、天井の高い列車車両。
俺の席から全体が見渡せる。
恐らく昼で、明るい。外は高原・・・というか、見渡す限りの野原だ。
俺の席の3列くらい前で誰かと話している黒人男性に気付く。
あれは・・・ジェイムス・ブラウンだ。
でも、ジェイムス・ブラウンって亡くなってなかったか?
と思いながら他の乗客を仔細に眺めてみると
なんと、ほとんどがもう亡くなった方々である。
碇さんもいたような気がする。佐治もいたな。
俺のお父さんもいたし、すぐ後ろには岩佐もいた。
乗客は全部で30人くらいか。ジェイムス・ブラウンみたいな有名人も何人かいたけど、
全員「亡くなった」ことを俺が知ってる人たちだ。
で、俺はうわ、これはすごいぞ、このことを誰かに言いたい。
誰に言おう・・・・・すぐ後ろに岩佐がいるから、
岩佐に言おうと思って、後ろを振り返って
「岩佐、岩佐、すごいねん、聞いて」と言ったら
岩佐がまっすぐ俺の方を向いて、
「ん?なんや、ミチ」
と言ったところで起こされて目が覚めた。
残念・・・・岩佐と会話したかったなぁ、ひさしぶりに。
あとで思ったのだがあれは俺なりの「銀河鉄道」だ。
999じゃなくて、オリジナルの、宮沢賢治の「銀河鉄道」。
蒸気機関車じゃなかったし、窓の外は星の海じゃなかったけど、
あれはきっと「銀河鉄道」だったんだぜ。