福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

ヘルスチャレンジ2017(1) 退職後の健康管理のためにも重要な生活習慣の確立

2017年09月01日 02時46分37秒 | 近況・報告
 9月1日は法人共済会主催の「ヘルスチャレンジ2017」(以下「ヘ・チャ」)と称する2ヶ月間のキャンペーンのスタート日である。
 
 「ヘ・チャ」は共催会員の健康管理と健康増進を兼ね,一人一人が目標を立てて楽しみながらチャンレンジするもの。私は2009年から適宜参加している。項目は全部で14項目あって,「ジョギング100Km」、「完全禁煙」、「ウオーキング60万歩」・・・と身近な項目であ る。達成者には項目毎に図書券1.000円分、抽選で10名には10.000円のギフト券がつく。自己申告であるのが甘くて問題であるが、ごまかすと心に傷を負うだろう。

 職員の健康づくりを後押ししようと、健康奨励制度を設ける企業が増えている。健康は、長く元気に働き続けるための大切な基盤である。企業では有用な労働力を確保し続けるためにさまざまな工夫を凝らしている。その試みは、ローソン、サントリーHD、大和証券グループ、ワコールなどが有名である。これらの企業では健康増進への取り組み実績を給与に反映する、といった試みもあり、社員のやる気を導き出している。

 社員の健康は、企業の経営にとっての要だ。生産性が上がるし、高齢になっても働き続けることができる。

 「ヘ・チャ」などの健康増進の取り組みは国も後押しし、2016年に健康保険の保険者や企業などが取り組む際のガイドラインを作成した。国には医療費を仰えるねらいがある。
 
 職場に制度かなくても、自治体が住民向けに手掛けていることもある。

 なぜ運動やメタボ対策などの疾病予防が必要なのか。
 個々人にとっても企業で働いている時だけの問題ではない。健康で無事勤めあげることも重要であるが、退職後も20−30年生きる可能性があるから、自らしっかり健康を考えるきっかけにしたい。

 2014年における平均余命を見ると、一般的に定年退職する65歳の方々の、あと何年生きられるかという平均余命は男性で約20年、女性が24年となっている。退職後の人生は驚くほど長い。

(各年齢ごとに上記のごとくの余命が残っている)

 ただ、問題なのは自立して生きられる健康寿命は、男性は71歳、女性は74歳だから、65歳の方々の健康寿命は男性6年、女性9年と意外と短い。だから、健康寿命期間を延ばすことは高齢者の生活の第一目標に据えてもいいほどの重要事項である。

 その際のポイントは、いわゆる生活習慣病予防と自立して移動できる能力が重要である。
 だから、できるだけ若いうちから健康を守る生活習慣を身につける必要がある。企業が提供する健康増進の企画には乗ったほうがいい。
 
コメント
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