「(その1)タイの小学生向けの模試等へ出題される、解答パターンを知らないと解けない計算問題はこれ。」の続き。
今日は階差数列をやってみる。完全に忘れてたと言うより、学生の時は公式を覚えて解いていただけで、本質的な物を全く理解していなかったのが、よ~く判った。
先ずは階差数列の前に等差数列の復習。階差数列の一般項を求める式を作る時に、等差数列の和の公式を使うので書いておく。
1 5 9 13 17という4ずつ増える数列が有る。細かく書くと・・
一番目の数 1
+4
二番目の数 5
+4
三番目の数 9
+4
四番目の数 13
+4
五番目の数 17
と4ずつ増える(公差4)の数字の列だ。
この数列のn番目の数Anは
An=一番目の数1+公差4×(n-1)=1+4n-4=4n-3で表される。
一番目の数 n=1なので An=4n-3=4-3=1
二番目の数 n=2なので An=4n-3=8-3=5
三番目の数 n=3なので An=4n-3=12-3=9
四番目の数 n=4なので An=4n-3=16-3=13
五番目の数 n=5なので An=4n-3=20-3=17
となり、間違っていないのが判る。
そして数列 1 5 9 13 17 の和 Sn=1+5+9+13+17 は
Sn=数列の数n(ここでは5)×(数列の最初の数字1+数列の最後の数字17)÷2でも求められ、
Sn=5×(1+17)÷2=45となる。
そしてタイヤイさんから頂いた等差数列の和の公式の解説。(上の数列に合わせて少し改変)
A= 1 +5 +9+13+17
A=17+13 +9 +5 +1
のように同じ数列を2段に書いてください。
2段目の数列は大きいほうから書き始めます。これが味噌なんです。まあ本に書いてありますけど。
そうすると、不思議不思議。1番目 2番目 3番 最後と
上下足すと みんな同じ合計数字18になります。
この同じ数字が何組できるか?5個の数列なら5組できるはずです。
ただし数列2段分の合計が出ますので、数列一つの合計(級数といいます)は、2で割る必要があります。
これが公式が2で割られている意味です。
さて、等差数列を理解したところで階差数列へ入ろう。階差とは数列の一つ前の数との差である。
先ずは階差数列って何って話から。実際に見てもらおう。
1 2 4 7 11 16という数列の一般項Anを表す式を求める問題。数列を細かく書くと
一番目の数 n=1 A1=1
一番目の階差 i=1 K1=1
二番目の数 n=2 A2=2
二番目の階差 i=2 K2=2
三番目の数 n=3 A3=4
三番目の階差 i=3 K3=3
四番目の数 n=4 A4=7
四番目の階差 i=4 K4=4
五番目の数 n=5 A5=11
五番目の階差 i=5 K5=5
六番目の数 n=6 A6=16
となる。
n=1の時
A1=1
n=2の時
A2=A1+K1=2
n=3の時
A3=A1+K1+K2=4
n=4の時
A4=A1+K1+K2+K3=7
n=5の時
A5=A1+K1+K2+K3+K4=11
n=6の時
A6=A1+K1+K2+K3+K4+K5=16
とも表すことが出来る。
これらよりn≧2の時に、この数列のn番目を表す式Anは、A1とK1からKn-1までの和だと分かる。
階差は1 2 3 4 5と規則的な数列で、数列Anの階差による数列Kiを数列Anの階差数列という。ここの階差数列Kiは、初項K1=1、公差1の等差数列であり、i番目の階差を表す式は Ki=1+1(i-1)=i で表される。
A1とK1からKn-1までの和、すなわちK1からKiまでの和は、Kiが等差数列なのでi(1+i)/2であり、i=n-1なので(n-1)n/2となる。
階差数列のn番目を表す式Anは、
n≧2の時A1とK1からKn-1までの和であり、
An=1+(n-1)n/2と表される。
試しにAnの7番目の数を求めると A7=1+(7-1)7/2=22 となる。大丈夫、間違えてないw。
<答え>
元の数列をAn,階差数列をKiとおくと
Ki 1,2,3,4・・・より
Ki=i
ア
n≧2の時 An=1+(n-1)n/2
イ
n=1の時 A1=1
ア、イより
n≧1の時 An=1+(n-1)n/2
一応ここまでΣを出さない階差数列。あ~疲れたw
さて、ここからΣについて。
Σ(シグマ)は数列などの総和を表す。
5
Σi ならば、iが1から5へ1つずつ増えながら足していく。
i=1
1+2+3+4+5=5(1+5)/2=15 となる。
n
Σi ならば、iが1からnへ1つずつ増えながら足していく。
i=1
n(1+n)/2=となる。
5
Σ3 ならば、iは1~5の5回なので、3を5回足す。
i=1
3+3+3+3+3=3×5=15 となる。
n
Σ(2i+2) ならば、
i=1
2×n(1+n)/2 + 2n = n2+3n となる。
数列Anの階差数列Kiが等差数列の時に、総和を求めるのは必ずi=n-1となるので、
n-1
Σi =n(n-1)/2
i=1
n-1
Σ数字(例えば2)=2(n-1)
i=1
ある数列Anの階差数列の一般項を表す式がKi=2i+3ならば、
n-1
Σ(2i+3)=2*n(n-1)/2+3(n-1)=n2+2n-3
i=1
と、一応式の成り立ちは読んだ上で公式を覚えてしまうのが小学生には簡単かも。
1 2 4 7 11 16という数列の一般項Anを表す式を求める上の問題ならば、
Anの階差数列Kiは、1 2 3 4 5 であり、初項1公差1の等差数列なので、
一般項Ki=1+1(i-1)=i
n≧2の時
n-1
Σi+1=An (Σを使うので文字ズレを避けて逆から書きw)
i=1
An=n(n-1)/2+1=(n2-n+2)/2
n=1の時
A1=1
よってn≧1の時
An=(n2-n+2)/2
結局、娘にはこうやって解かせた。
勉強しただけの記憶はあっても、内容は真っ白w。最初から勉強し直した。
参考にしたのはタイヤイさんから頂いたコメントと高校数学の基本問題のページの階差数列の項目。大変助けられた。
算数がまるで駄目な私が書いているので、間違えていたら指摘を!
次はタイヤイさんから頂いた解説。
1 2 4 7 11 16 22 An 差 1 2 3 4 5 6 Bn-1
11=1+ (1+2+3+4)
16=1+(1+2+3+4+5)
Anは上の数列の一番目の数字1に 下の数列の
一番目の数字1から n-1番目の数字n-1
をたすとよいです。n-1番目と一個少なくなります。
B、n-1まで足す。Anは1足す B1+B2+B3+。。。Bn-1
An=1+(1+2+3+4+5+6+..............+........+(n-1)
(1+2+3+4+5+6+........+n-1)
は公差1 はじめの数字1の
一番簡単な数列です。
n-1 個の 数列です。 はじめの数と終わりの数を足すとnです。これがn-1組あります。
その後、2で割ります。
n (n-1)÷2 です。
An=1+n (n-1)÷2
ひとまずトウコウ 。
ほかの方の答え、、 質問は50番目までの和
この数列の規則性に着目します。
2番目の数=初めの数1+1
3番目の数=初めの数1+(1+2)
4番目の数=初めの数1+(1+2+3)
5番目の数=初めの数1+(1+2+3+4)
6番目の数=初めの数1+(1+2+3+4+5)
・
・
・
すると、50番目の数=初めの数1+(1+2+3+4+5+・・・・+49)
で求めることができるとわかります。
1~49までの和は、初めの数が1、差が1の等差数列で49番目までの和なので、等差数列の和の公式で求めます。
よって、50番目の数=1+(1+49)×49÷2=1226
この数列を{A[n]}とすれば、
A[1]=1
A[2]=1+1=2
A[3]=1+1+2=4
A[4]=1+1+2+3=7
A[5]=1+1+2+3+4=11
..................
A[50]=1+1+2+3+4+...............+49
.........=1+49(49+1)/2=1226・・・答え
***********参考までに************
一般項は
A[n]=1+1+2+3+4+....................+(n-1)
....=1+(n-1)(n-1+1)/2
....=(n²-n+2)/2
◇ Σk=n(n+1)/2を使いました
◇ 一般的には、階差数列の処理をします。
私も手書きではシグマΣとかで考えていますが、インターネット投稿は苦手です。
k=n
Σ Ak
k=1
の感じです。
コメント欄で階差数列に解説頂いたのはここまで。
私が解答するのに大変参考になった。<(@)>
さて、ここでタイの小学生向けのギフテッド問題集から1問。
1,9992-(19982-(19972-(19962-...-(22-12)...)))
<答え>1,999,000
本当に小学生が解くの?って思うような問題で、うちの娘なんて全然解けないが、出来る子はサクッと解いてしまうらしい。タイの小学生向けの模試等へ出題される、解答パターンを知らないと解けない計算問題について2回に渡って記事にしたが、タイの地方の中学の普通科ではこのような問題は出題されない。難しくても以前紹介した黄色い問題集レベルらしい。医学部やバンコクの有名大学を目指すならば、中学からギフテッド系コースへ入るべきで、これらの2回の記事で紹介したような問題の解き方も知っていた方が良い。小学生の時から大変だねって思うが、ギフテッド系コースと普通科では授業時間も違い、授業で教える内容の濃さも違う。そして定期テストや大学入試は当然共通だから、勝ち抜くのは非常に困難。ギフテッドに落ちて普通科に入った息子が苦労しているのを見ると、出来れば娘は・・と思って、娘が小学校へ入った頃から騒動する親馬鹿全開な私。
私が小学生の時は、本を読んだり、プラモデルを作ったり、魚釣りに行ったりで、遊んでばかりだったのになあ。
タイの小学生向け算数ギフテッド問題の記事へのリンク→#中1入試ギフ
貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。
海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。
タイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。

今日は階差数列をやってみる。完全に忘れてたと言うより、学生の時は公式を覚えて解いていただけで、本質的な物を全く理解していなかったのが、よ~く判った。
先ずは階差数列の前に等差数列の復習。階差数列の一般項を求める式を作る時に、等差数列の和の公式を使うので書いておく。
1 5 9 13 17という4ずつ増える数列が有る。細かく書くと・・
一番目の数 1
+4
二番目の数 5
+4
三番目の数 9
+4
四番目の数 13
+4
五番目の数 17
と4ずつ増える(公差4)の数字の列だ。
この数列のn番目の数Anは
An=一番目の数1+公差4×(n-1)=1+4n-4=4n-3で表される。
一番目の数 n=1なので An=4n-3=4-3=1
二番目の数 n=2なので An=4n-3=8-3=5
三番目の数 n=3なので An=4n-3=12-3=9
四番目の数 n=4なので An=4n-3=16-3=13
五番目の数 n=5なので An=4n-3=20-3=17
となり、間違っていないのが判る。
そして数列 1 5 9 13 17 の和 Sn=1+5+9+13+17 は
Sn=数列の数n(ここでは5)×(数列の最初の数字1+数列の最後の数字17)÷2でも求められ、
Sn=5×(1+17)÷2=45となる。
そしてタイヤイさんから頂いた等差数列の和の公式の解説。(上の数列に合わせて少し改変)
A= 1 +5 +9+13+17
A=17+13 +9 +5 +1
のように同じ数列を2段に書いてください。
2段目の数列は大きいほうから書き始めます。これが味噌なんです。まあ本に書いてありますけど。
そうすると、不思議不思議。1番目 2番目 3番 最後と
上下足すと みんな同じ合計数字18になります。
この同じ数字が何組できるか?5個の数列なら5組できるはずです。
ただし数列2段分の合計が出ますので、数列一つの合計(級数といいます)は、2で割る必要があります。
これが公式が2で割られている意味です。
さて、等差数列を理解したところで階差数列へ入ろう。階差とは数列の一つ前の数との差である。
先ずは階差数列って何って話から。実際に見てもらおう。
1 2 4 7 11 16という数列の一般項Anを表す式を求める問題。数列を細かく書くと
一番目の数 n=1 A1=1
一番目の階差 i=1 K1=1
二番目の数 n=2 A2=2
二番目の階差 i=2 K2=2
三番目の数 n=3 A3=4
三番目の階差 i=3 K3=3
四番目の数 n=4 A4=7
四番目の階差 i=4 K4=4
五番目の数 n=5 A5=11
五番目の階差 i=5 K5=5
六番目の数 n=6 A6=16
となる。
n=1の時
A1=1
n=2の時
A2=A1+K1=2
n=3の時
A3=A1+K1+K2=4
n=4の時
A4=A1+K1+K2+K3=7
n=5の時
A5=A1+K1+K2+K3+K4=11
n=6の時
A6=A1+K1+K2+K3+K4+K5=16
とも表すことが出来る。
これらよりn≧2の時に、この数列のn番目を表す式Anは、A1とK1からKn-1までの和だと分かる。
階差は1 2 3 4 5と規則的な数列で、数列Anの階差による数列Kiを数列Anの階差数列という。ここの階差数列Kiは、初項K1=1、公差1の等差数列であり、i番目の階差を表す式は Ki=1+1(i-1)=i で表される。
A1とK1からKn-1までの和、すなわちK1からKiまでの和は、Kiが等差数列なのでi(1+i)/2であり、i=n-1なので(n-1)n/2となる。
階差数列のn番目を表す式Anは、
n≧2の時A1とK1からKn-1までの和であり、
An=1+(n-1)n/2と表される。
試しにAnの7番目の数を求めると A7=1+(7-1)7/2=22 となる。大丈夫、間違えてないw。
<答え>
元の数列をAn,階差数列をKiとおくと
Ki 1,2,3,4・・・より
Ki=i
ア
n≧2の時 An=1+(n-1)n/2
イ
n=1の時 A1=1
ア、イより
n≧1の時 An=1+(n-1)n/2
一応ここまでΣを出さない階差数列。あ~疲れたw
さて、ここからΣについて。
Σ(シグマ)は数列などの総和を表す。
5
Σi ならば、iが1から5へ1つずつ増えながら足していく。
i=1
1+2+3+4+5=5(1+5)/2=15 となる。
n
Σi ならば、iが1からnへ1つずつ増えながら足していく。
i=1
n(1+n)/2=となる。
5
Σ3 ならば、iは1~5の5回なので、3を5回足す。
i=1
3+3+3+3+3=3×5=15 となる。
n
Σ(2i+2) ならば、
i=1
2×n(1+n)/2 + 2n = n2+3n となる。
数列Anの階差数列Kiが等差数列の時に、総和を求めるのは必ずi=n-1となるので、
n-1
Σi =n(n-1)/2
i=1
n-1
Σ数字(例えば2)=2(n-1)
i=1
ある数列Anの階差数列の一般項を表す式がKi=2i+3ならば、
n-1
Σ(2i+3)=2*n(n-1)/2+3(n-1)=n2+2n-3
i=1
と、一応式の成り立ちは読んだ上で公式を覚えてしまうのが小学生には簡単かも。
1 2 4 7 11 16という数列の一般項Anを表す式を求める上の問題ならば、
Anの階差数列Kiは、1 2 3 4 5 であり、初項1公差1の等差数列なので、
一般項Ki=1+1(i-1)=i
n≧2の時
n-1
Σi+1=An (Σを使うので文字ズレを避けて逆から書きw)
i=1
An=n(n-1)/2+1=(n2-n+2)/2
n=1の時
A1=1
よってn≧1の時
An=(n2-n+2)/2
結局、娘にはこうやって解かせた。
勉強しただけの記憶はあっても、内容は真っ白w。最初から勉強し直した。
参考にしたのはタイヤイさんから頂いたコメントと高校数学の基本問題のページの階差数列の項目。大変助けられた。
算数がまるで駄目な私が書いているので、間違えていたら指摘を!
次はタイヤイさんから頂いた解説。
1 2 4 7 11 16 22 An 差 1 2 3 4 5 6 Bn-1
11=1+ (1+2+3+4)
16=1+(1+2+3+4+5)
Anは上の数列の一番目の数字1に 下の数列の
一番目の数字1から n-1番目の数字n-1
をたすとよいです。n-1番目と一個少なくなります。
B、n-1まで足す。Anは1足す B1+B2+B3+。。。Bn-1
An=1+(1+2+3+4+5+6+..............+........+(n-1)
(1+2+3+4+5+6+........+n-1)
は公差1 はじめの数字1の
一番簡単な数列です。
n-1 個の 数列です。 はじめの数と終わりの数を足すとnです。これがn-1組あります。
その後、2で割ります。
n (n-1)÷2 です。
An=1+n (n-1)÷2
ひとまずトウコウ 。
ほかの方の答え、、 質問は50番目までの和
この数列の規則性に着目します。
2番目の数=初めの数1+1
3番目の数=初めの数1+(1+2)
4番目の数=初めの数1+(1+2+3)
5番目の数=初めの数1+(1+2+3+4)
6番目の数=初めの数1+(1+2+3+4+5)
・
・
・
すると、50番目の数=初めの数1+(1+2+3+4+5+・・・・+49)
で求めることができるとわかります。
1~49までの和は、初めの数が1、差が1の等差数列で49番目までの和なので、等差数列の和の公式で求めます。
よって、50番目の数=1+(1+49)×49÷2=1226
この数列を{A[n]}とすれば、
A[1]=1
A[2]=1+1=2
A[3]=1+1+2=4
A[4]=1+1+2+3=7
A[5]=1+1+2+3+4=11
..................
A[50]=1+1+2+3+4+...............+49
.........=1+49(49+1)/2=1226・・・答え
***********参考までに************
一般項は
A[n]=1+1+2+3+4+....................+(n-1)
....=1+(n-1)(n-1+1)/2
....=(n²-n+2)/2
◇ Σk=n(n+1)/2を使いました
◇ 一般的には、階差数列の処理をします。
私も手書きではシグマΣとかで考えていますが、インターネット投稿は苦手です。
k=n
Σ Ak
k=1
の感じです。
コメント欄で階差数列に解説頂いたのはここまで。
私が解答するのに大変参考になった。<(@)>
さて、ここでタイの小学生向けのギフテッド問題集から1問。
1,9992-(19982-(19972-(19962-...-(22-12)...)))
<答え>1,999,000
本当に小学生が解くの?って思うような問題で、うちの娘なんて全然解けないが、出来る子はサクッと解いてしまうらしい。タイの小学生向けの模試等へ出題される、解答パターンを知らないと解けない計算問題について2回に渡って記事にしたが、タイの地方の中学の普通科ではこのような問題は出題されない。難しくても以前紹介した黄色い問題集レベルらしい。医学部やバンコクの有名大学を目指すならば、中学からギフテッド系コースへ入るべきで、これらの2回の記事で紹介したような問題の解き方も知っていた方が良い。小学生の時から大変だねって思うが、ギフテッド系コースと普通科では授業時間も違い、授業で教える内容の濃さも違う。そして定期テストや大学入試は当然共通だから、勝ち抜くのは非常に困難。ギフテッドに落ちて普通科に入った息子が苦労しているのを見ると、出来れば娘は・・と思って、娘が小学校へ入った頃から騒動する親馬鹿全開な私。
私が小学生の時は、本を読んだり、プラモデルを作ったり、魚釣りに行ったりで、遊んでばかりだったのになあ。
タイの小学生向け算数ギフテッド問題の記事へのリンク→#中1入試ギフ
貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。

リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。

登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。

高2ですが英語、中国語、日本語習得に一生懸命。
すこしは日本語も話せる様になってきてます。
職業はそっち方面を目指してるそうです。
英語は子供の頃から個人レッスン、今はネットがあるからやる気次第です。
私も何よりも語学だと思います。
試験となれば難解な数学問題で選別するしかないのでしょうか他の学科はどうなんでしょう?難問奇問揃いですか?
全く大変ですが、早く諦めが付いて、別の道を模索できるから(笑い)、高校まで苦行を強いられることはなくて、良いと納得するのも、それはそれで、良いかも(笑い)。
但し、不知なだけで、途中から気付くと、焦っちゃいますねぇ。
さて、ここでタイの小学生向けのギフテッド問題集から1問。
1,9992-(19982-(19972-(19962-...-(22-12)...)))
<答え>1,999,000>>>
難しいですねえ。ガキにできて、私にできないはずはない。糞と66歳は頑張る。朝から。、しかし太陽に当たらないと健康に悪い。昨日はほぼ雨だった。
1999の2乗なんか自分で計算するのはしんどい。。
それも, 約2000個ある。
絶対に近道がある。
これも共食いさせるはずです。
敵は
2乗数か?
待てよ 、2乗数、前に少し勉強したぞ。
私が前に投稿したものが役に立つはずです。
一から始まるn番目までの全奇数の総和は
nの2乗になります。実際の奇数の2乗ではありませんよ。
こいつが絶対役に立つはずだ。
少しやってみた。見通しはついた。しかし散歩に行きます。ツズキはまた、今度考える。
娘さんに教えてください「。一から始まるn番目までの全奇数の総和は
nの2乗になります。」
1999の2乗は
1から 3997までの 全奇数の和になります。
3997の出し方は 、以下の昔の投稿を参照。
いま、簡単にやると
1999x2=3998
これから1を引きます。3997になります
1999の2乗は 1+3+5+。。。。+3997も合計です。
これを使って、あとは、共食いさせて
絶対に溶けるはずだ。
ちなみに
1999の2乗引く1998の2乗は
3997です。
-(-1)はプラスになるはずだ。
これの2つの数字の繰り返しになってる。
1997と1996の組では
3993と3991が出てくる。
1997乗引く 1996の2乗の差は3993だ
yosi 答えは
3997+3993 +3989+..+..5+..1だ
1+5+9+13+。。。。+3997=
一から始まる公差4だ。メンカームの公式
から考えると 3997は1000番目だ。 。
3998が500組あるはずだ。これは自分で計算
1999000だ。
共食い法と違いましたね。しかしやっぱり共食いに近いですね。
出来た。あってる。つい、やってしまった。
さあ。散歩だ。いや12時になってしまった。
これは、難問ですね。こんなのは
一遍やっていた人だけが解けそうですね。
以下、再勉強してみてください。
>>
階差数列に関係して 、面白い数列があります。
基本として
奇数
1 3 5 7 9 は皆知ってます。
数列
1 4 9 16 25 36 49
すぐわかると思いますが、
2乗の数列です。
n 番目は nの2乗です。
数列
1 4 9 16 25 36 49.。。。。nの2乗
この nの2乗の数列は階差数列になります。
不思議なのはこれからです。
1 1+3 1+3+5 1+3+5+7 1+3+5+7+9 ...
この数列 奇数を足す数列です。
1 4 9 16 25
と同じです。
問題1
一から始まる奇数を順番に 5個足せばいくらですか。
答え 25
実力行使
1+3+5+7+9 =25
では一から始まる奇数を順番に 999個たせば合計はいくらですか?
実力行使不能???
一から始まる奇数で999番目の奇数は?
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27
ある 奇数に一を足して 2で割ると
奇数 +1 で÷ 2 で順番が出てくる感じです。
(3+1 )÷2=2
(13+1)÷2=7
逆に7番目の奇数は 7x2=14
これから1引きます 。 14-1=13
正しいですね。
では999番目の奇数は
999x2=1998
1998-1=1997です。
一から始まる奇数で999番目の奇数は?
1997です。
では一から始まる奇数を順番に 999個たせば合計はいくらですか
答えは1997の2乗です。3984009です。実に汚い答えです。そんなはず
ではなかった。
気が付かれましたか。私もまだ理解不十分なのです。
n番目 の奇数というのが予測不十分なのです。
n番というのにとらわれているのです。
直接投稿して考えているので、画面が小さいということが大きいです。
やっぱり小さい数字の実際例を目でをみながら、計算がただしいことを、実際の数字で確認しながら、
公式を考えるのが絶対大事です。
もちろん最後の段階でははn番目というのを実際に書きます。そして公式を作ります。
1 1+3 1+3+5 1+3+5+7 1+3+5+7+9
実際にいま書きました。
貼り付けはしていません。
1 1+3 1+3+5 1+3+5+7 1+3+5+7+9 一番目 2番目 3番目 4番目 5番目
総和1 4 9 16 25
2の2乗 4の2乗 5の2乗
目で確認できます。
奇数9は5番目の最後です。とすると各数列の最後の
奇数Kは k+1を2で割った 数が 自分の番目になるということが分かります。奇数9は9であるけども、順番は5番目です。ここが重要です。数列では特に重要。
人間の頭は どうしても実際の数字があたまから
離れません。
それが順番を勘違いさせます。
1.2.3.4.5.6.7.8.9......n
勘違いしないのは、この数列だけです。
nはn番目。
実は奇数合計の実際の、n で公式作り証明済みです。
一から始まる奇数を順番に999まで足したら すべての奇数の和はいくらか?
というのが もともとの趣旨でした。
奇数999の場合、、 999足す1 は1000
1000÷2=500
そうです。999は500番目の奇数になるのです。
答えは500の2乗 の250、000です。
きれいな答えですね。満足。
一から始まるn番目までの全奇数の総和は
nの2乗になります。実際の奇数の2乗ではありませんよ。
これは昔も感動モノでした。
これは階差数列に少し関係します。
すでに娘さんは習っているかも。
思った。
1999の2乗引く 1998の2乗は
考えたら nの2乗 引く n-1の2乗です。
n-1 の2乗は n2乗 -2n +1です
nの2乗 引く n-1の2乗も答えは
2n-1です。
これからいうと
1999の2乗引く 1998の2乗は3997とすぐ出ます。
2乗数を等差数列にかえる必要はなかったですね。
2乗の和は難しいけども近い2乗数の、
その差は簡単なんですね。
しかし2乗数が等差数列で表せるというか
奇数の和になる、というのは 絶対に面白いです。
2000の2乗 引く 1999の2乗はいくら。
娘さん頑張って実力計算。
メンカームさん 、暗算で3999
娘さんはびっくり。
nの2乗 -( n-1)の2乗、、の公式、というか
10かい計算したら覚えます。すぐ公式を覚えたら
あきません。何回もするのです。
応用が付きます。
数学は人に教えてもらっても、賢くなりません。
自分で解いた分だけ実力になるのです。
娘さんは2次方程式もできるとか、
nの2乗 -( n-1)の2乗
の計算などすぐできるはずです。
答えは2n-1です。
なお( n-1 ) の2乗、、、もおぼえてはいけません。
10かい計算する)のです。20回、、、
そうすると (n+1 ) の2乗 との違いもすぐにきずきます。
相互作用で 記憶は確かになります。
1989213 の2乗引く 1989212の2乗は、、実力
計算できません。
答えは2n-1です。
これは計算できます。
隣り合う2乗数の差の公式は 自然に覚えてしまいましょう。おぼえてはいけません。応用が利きません。
娘さんは、この威力に感嘆するでしょう。
、
なお 、等差数列の答えは
台形の面積の出し方と偶然同じです。
最近読みました。
上底a は初項(、初めの数字 ) ,下底bは最終項(最後の数字)
何番目というのは項でしたね。
思い出しました。
台形の高さh
、は数列の並んでいる数字の数。
これは公差により違ってきます。
まあ、これは遊びということです。
しかし公式を覚えるのには役立ちます。
a+b に高さhをかけて2で割る。
等差数列の総和の出し方と同じです。
2乗数の和は少し難しい計算になります。
しかしこれも共食い法でできます。
これはまだ必要ないでしょう。
勘違いが多すぎました。少し訂正します。
では一から始まる奇数を順番に 999個たせば合計はいくらですか?
実力行使不能???
999個足すのだから 答えは
999の2乗です。
奇数999と 数列の999番目の奇数との違いがあんまり認識できていませんでした。勘違い。
だから、999番目の奇数は 1997です。
一から始まる奇数で999番目の奇数は?
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27
ある 奇数に一を足して 2で割ると
奇数 +1 で÷ 2 で順番が出てくる感じです。
(3+1 )÷2=2
(13+1)÷2=7
逆に7番目の奇数は 7x2=14
これから1引きます 。 14-1=13
正しいですね。
では999番目の奇数は
999x2=1998
1998-1=1997です。
一から始まる奇数で999番目の奇数は?
1997です。
以下は完全に間違いの答えです。
>>> 答えは1997の2乗です。3984009です。実に汚い答えです。そんなはず
ではなかった。
>>
勘違いです。
では一から始まる奇数を順番に 999個たせば合計はいくらですか
1+3+5+7+9+11+,,,,,,,,,,,,,,+1997=999の2乗です。
1997は999番目の奇数です。
本当の答えは
999の2乗です。
一から始まる奇数の 999番目の奇数は1997です。
しかし1997は999番目の奇数です。
きれいな答えを出そうと思えば
番目が大事です。
例えば奇数999は500番目に奇数です。
1+3+5+7+9+11+...........+999=
500
の2乗です。
すいませんでした。メンカームさんもおかしいと思われたかもしれませんね。しかし言いにくかった。
2000の2乗 引く 1999の2乗はいくら。
隣り合う2乗数の差は
nの2乗引く ( n-1)の2乗で
答えは
2n-1
nの2乗- ( n-1)の2乗 = 2n-1
答え 3999
1,999 の2乗-(1998 の2-(1997の2乗2-(1996、2-...-(2の 2乗-1...)))貼り付け乱れていますが
実際はこうでしょう
1999の2乗-1998の2乗+1997の2乗-1996の2乗
+1995の2乗-1994の2乗+、、、、3の2乗-2の2乗
+1
奇数の2乗から偶数の2乗を引いてます。
奇数の前は+で 偶数の前は-です。
だから 最後は3の2乗-2の2乗になります。
1は1です。無視します。
まとめると
1 5 9 13 17という4ずつ増える数列が出てきましたよ。偶然かな?
最後の数字は 3997でしたね
1+5+9+13+17+,,,,,,,,,,+3997を出せばよいですね
公差4のシグマの公式は使わなくてもよいですね。
3997が何番目かが大事です。
しかし何番目かをだすのは少し面倒。
やっぱり
これを使いましょう
An=一番目の数1+公差4×(n-1)=1+4n-4=4n-3
3997+3=4000 4000÷4=1000
3997さんは
1000番目ですね。
最初は1、最後は3997 足したら3998
全部で 1000組
もうできますね
台形の面積の公式で行けますよ。
3998を2で割ったら1999.
答えは1999000
あれ 1999?x1000
こらなめてんのか?
こんなん 一秒でできる。
はじめから答えは出てるやん。
きっと手品だ。
199の2乗ー198の2乗から始まれば答えは19900
1999なら 1999000と問題の答え。
19999の2乗ー19998の2乗からはじまれば答えは
19999x10000になります。
この時だけですね、手品は。
2001の2乗ー2000の2乗 から始まれば
答えは203001です。2001000にはなりません
まあ2001x1001=203001になってます。
手品は 19 199 1999 19999 199999の2乗から始まった時だけですね。
1からの奇数を足せばなぜ2乗数が出てくるか?
これは 正方形の色紙でも タイルでも、を並べればわかります。
正方形を作れるのは、必ず
一枚 4枚 9枚 16枚 25枚 、、、nの2乗 がいります。
一枚 のタイルに3を足すと4枚 これに5を足すと9枚
これに7枚足すと16枚、
とだんだん正方形が大きくなります、
正方形の図を書いて 、だんだん増やしていけばわかります。
これも面白いです。
2001の2乗ー2000の2乗 から始まれば
答えは2003001です。2001000にはなりません
まあ2001x1001=2003001になってます。
中学からギフテッド系コース>>>やっぱり、意味は
giftedなんですね。
英才コースがあるんですね。
私立だけですか?
娘さん、ギフテッドに入れましょう。
万一、入学できなくてもいいじゃないですか。努力は無駄じゃない。
本人がやる気なら
やってみましょう。
親ばか。結構。当たり前ですよ。
まして、貧乏人のハーフじゃないですか(すいません)
学力以外なにが武器だ?
金という弾も、コネもない(失礼)
金goldがないから 七光もでない。と
わざとけなして
勇気つけたいです。
強制でないなら結構。
少しくらいの強制はOK。
受験勉強がすきな子供なんていません。
しかし
親の期待に応えたい気持ちは持ってます。
だからどんどん、ほめて、おだてて、褒美はやりましょう。しかし、勉強できたら何をしても許されるという態度をとったときだけは、ビシとしかりましょう。
人間性あっての秀才、勉強家、能力者です。
頑張って。