の続き。
8月中旬にあったDEK-Dの高校入試模試の会場でのこと。
子供達を待っている保護者達はいつも通りの受験談義に花を咲かせ、話題の中心はちょうど願書受付期間中だったマヒドン高。
受付開始から二週間が過ぎており、多くは願書提出済みだし、早い人は受験票も手にしていたのだが、あるママ友が「私は未だなのよ。ネットでやるけどエラーになって、何回やっても出来ないの」と仰る。
WEBでの願書入力には恐らく時間制限があり、写真や成績証明書をファイル化したりの準備もせずに文字入力へ時間を掛けてノンビリゆったりやっていると無効な接続(サーバへ接続したまま放置している)と見做されてサーバから切断されてしまうのだろう。
一緒に来られていたご主人が「まあこんな物は一種のフィルターで、受験願書も出せない生徒は受験するなって事だよね。」と自虐して笑いを誘い、「まあ、今晩俺がやるから!」と自信がある様子だった。
それからしばらくし願書提出期限まで一週間を切った頃に、このママ友が妻へ電話をして来て「未だ願書が出せてない!」と大騒動開始。
ネットで高校の受験申し込みページを出し、子供の国民番号を入力すると画面が固まってログイン出来ないので、高校へ電話したりするが何も変わらないとパニック状態。
それなら郵送で提出したらと言うと、願書の郵送はWEBで「願書の郵送」へチェックを入れなければならないそうで、願書提出ページからログイン出来なければ郵送の道も閉ざされている。
願書を出すと高校側でチェックされてOKならば通知があり、それから受験料を振り込むと再び高校から確認の連絡があって受験票がネットで取得できる仕組みとなっており、8月末の期限までにそこまで終わらせなければならない。
逆算すると8月末までにそこまで進むのは日数的に無理であり、最初の願書提出も済んでない生徒のログインを高校側で止めたのかも知れない。
そこの家は家庭教師を雇って子供の受験勉強を進めて来たが、肝心な入試願書の提出で引っ掛かり、第一志望の受験を諦めることとなった。
そのママ友が昨日妻へ電話して来て仰るには、同じ中学から願書の提出が出来なかった生徒が3人居たそうで、しかも全員同じ小学校の卒業生だったとか。
「皆んな普通に願書を出しているのに、1学年が十数人の小規模校から3人も願書が出せないって何?何か問題があるの?」ってお母さん同士が話したそうだ。
娘へ話を聞くと、中学へ成績証明書を請求するのも遅かったし、グループ学習でも、あまり率先してやるタイプでは無いらしい。
小規模校から過半数が進学校の特別コースへ合格したと話題になった年の生徒達だが、小学校の先生の目が行き届き過ぎたのかも?
タイ王室と国営石油会社PTTが設立された全寮制の難関高KVISの入試願書の受付が昨日から始まった。マヒドン高同様に学費無料でレベルの高い勉強が出来ると人気の学校だ。
入試願書はネットのみの受付であり、トラブっても対処できるよう早めにやっておきたい。
【追記】
土曜の午後に妻と娘でネットから受験の申込みを始めたが、「申込みのページが開かない」と最初からSOS。
古くて非力なノートパソコンなので重いページは厳しいかもと思い、スマホからアクセスさせるとOK。
しばらくすると「写真は300×400ピクセルって書いてあるけどどうするの?」って言うので、私がパソコンの画像加工ソフトで切ってやった。
先日のマヒドン高よりハードルが高そうだったが、妻と娘でギャーギャー言いながらも、しばらくすると受験票がダウンロード出来た。こちらは受験料が不要らしい。
入試はマヒドンと同じく11月だそうで、頑張らなくては!!!