Menkarm World

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微笑ましくも何とも無い!

2020年09月26日 10時06分00秒 | タイで子育て
「洪水での助け合い」とタイのテレビで放送されたのがこちらの映像。

キャスターは「可愛くて良いですね」とコメントし微笑ましい話になっている。

娘の学校でも同様で、大雨が降ると敷地が冠水し、校舎から別の校舎への移動が難しくなる。
上の映像同様に椅子を並べて渡ったりするそうだが、古くなった椅子で危なかったり、椅子の準備がされてなかったりで、浄化槽の水も混ざった汚水の中を歩く事もあるそうだ。

気になるのは、年に数回とは言え、この不便で不衛生な状況が長年放置されていること。
車道なので渡り廊下が設置出来ない場所が水没しているのだと思うが、通路部分を少し幅広く嵩上げしてスロープを作ると、生徒は濡れずに通れるし、車も腹を擦らずに通れるのでは?
タイの人達にとって大雨での冠水は普通で日常の風景なのかも知れないが、日本で冠水なんて一度も経験した事の無いオジサンは、簡単に出来る事が長年放置されているのが不思議でたまらない。
自然に逆らわず、ありのままに受け入れるのを悪いとは思わないが、このくらいは対処しても良いだろうに。
靴下を脱いで帰宅し、靴を洗う娘の姿を見てそう思った。



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教育は課金ゲーム?

2020年09月20日 20時37分00秒 | タイで子育て
私は、教育が「経済格差を次世代に継承する道具」だと感じたので、以前に
という記事を書いたが、日刊SPA!へも…
これらの記事があり、溜息が出るばかり。
そうは言いながらも日本は参考書等が充実しており、本を活用して一生懸命勉強すればそれなりに勉強するのは可能だろうが、タイの場合はレベルが高い参考書は限られており、その数少ない参考書は数学が解らない人が活字にしたのか誤植のオンパレードだったり、解答自体がデタラメだったりで、校正もされないのかも?
娘の場合は自宅警備員で時間が有る私が参考書の解答欄を見ながら解り易い解答を作ってやっているが、娘の同級生達は両親共働きがほとんどで、親にも頼れず自分で解答欄を見ても意味が分からず、心が折れて投げ出した子が多いそうだ。
地方では難関校の受験へ対応した塾は無いに等しく、経済的に余裕がある家庭の子は休みになるとバンコクの塾へ通学。
入試が近付くと毎晩開講される直前対策コースを受講する為に、学校を休んで保護者と一緒にバンコクでホテル暮らしする子も。
父親がヒモで課金ゲームへ参加出来ない我が家では、娘のリクエストへ応じて日本の参考書を見ながら苦手分野の問題を作っているが、日本と違ってタイでは入試の過去問題が非公開であり、それでも何故か過去問題を持っている塾へ対抗するのは至難の業。
スマホの戦争ゲームでは非課金で頑張っている私でも、受験戦争へ非課金で参加するのは無謀かも?

入試まで残り2ヶ月。4月末に終わる予定だったところを今月末にようやく終わりそう。
ここから理科はバンコクの塾をネットで受講し、数学は今から新しい問題集へ手を出せないので、更にもう一周回すしかない。
同じパターンの問題がいつまで経っても出来なかったりで、親である私の心が折れそうになる時もあるが、残りの2ヶ月を頑張り続けたい。


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門前払いされた子供達

2020年09月12日 15時04分00秒 | タイで子育て

高校受験は願書の提出から壁w

の続き。

8月中旬にあったDEK-Dの高校入試模試の会場でのこと。
子供達を待っている保護者達はいつも通りの受験談義に花を咲かせ、話題の中心はちょうど願書受付期間中だったマヒドン高。
受付開始から二週間が過ぎており、多くは願書提出済みだし、早い人は受験票も手にしていたのだが、あるママ友が「私は未だなのよ。ネットでやるけどエラーになって、何回やっても出来ないの」と仰る。
WEBでの願書入力には恐らく時間制限があり、写真や成績証明書をファイル化したりの準備もせずに文字入力へ時間を掛けてノンビリゆったりやっていると無効な接続(サーバへ接続したまま放置している)と見做されてサーバから切断されてしまうのだろう。
一緒に来られていたご主人が「まあこんな物は一種のフィルターで、受験願書も出せない生徒は受験するなって事だよね。」と自虐して笑いを誘い、「まあ、今晩俺がやるから!」と自信がある様子だった。

それからしばらくし願書提出期限まで一週間を切った頃に、このママ友が妻へ電話をして来て「未だ願書が出せてない!」と大騒動開始。
ネットで高校の受験申し込みページを出し、子供の国民番号を入力すると画面が固まってログイン出来ないので、高校へ電話したりするが何も変わらないとパニック状態。
それなら郵送で提出したらと言うと、願書の郵送はWEBで「願書の郵送」へチェックを入れなければならないそうで、願書提出ページからログイン出来なければ郵送の道も閉ざされている。
願書を出すと高校側でチェックされてOKならば通知があり、それから受験料を振り込むと再び高校から確認の連絡があって受験票がネットで取得できる仕組みとなっており、8月末の期限までにそこまで終わらせなければならない。
逆算すると8月末までにそこまで進むのは日数的に無理であり、最初の願書提出も済んでない生徒のログインを高校側で止めたのかも知れない。
そこの家は家庭教師を雇って子供の受験勉強を進めて来たが、肝心な入試願書の提出で引っ掛かり、第一志望の受験を諦めることとなった。

そのママ友が昨日妻へ電話して来て仰るには、同じ中学から願書の提出が出来なかった生徒が3人居たそうで、しかも全員同じ小学校の卒業生だったとか。
「皆んな普通に願書を出しているのに、1学年が十数人の小規模校から3人も願書が出せないって何?何か問題があるの?」ってお母さん同士が話したそうだ。
娘へ話を聞くと、中学へ成績証明書を請求するのも遅かったし、グループ学習でも、あまり率先してやるタイプでは無いらしい。
小規模校から過半数が進学校の特別コースへ合格したと話題になった年の生徒達だが、小学校の先生の目が行き届き過ぎたのかも?

タイ王室と国営石油会社PTTが設立された全寮制の難関高KVISの入試願書の受付が昨日から始まった。マヒドン高同様に学費無料でレベルの高い勉強が出来ると人気の学校だ。
入試願書はネットのみの受付であり、トラブっても対処できるよう早めにやっておきたい。

【追記】
土曜の午後に妻と娘でネットから受験の申込みを始めたが、「申込みのページが開かない」と最初からSOS。
古くて非力なノートパソコンなので重いページは厳しいかもと思い、スマホからアクセスさせるとOK。
しばらくすると「写真は300×400ピクセルって書いてあるけどどうするの?」って言うので、私がパソコンの画像加工ソフトで切ってやった。
先日のマヒドン高よりハードルが高そうだったが、妻と娘でギャーギャー言いながらも、しばらくすると受験票がダウンロード出来た。こちらは受験料が不要らしい。
入試はマヒドンと同じく11月だそうで、頑張らなくては!!!

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エンジンが不調な理由が判明!?

2020年09月05日 02時45分00秒 | タイで車に乗る
3年前の記事
の続き。

我が家の車(2006年式トヨタハイラックス)は、既に走行距離が50万キロを超えており、燃料噴射ポンプやノズルの劣化から特定の給油所以外のディーゼル油(軽油)だとエンジンのガラガラ音や振動が大きくなる。
ずっと使っていた給油所が潰れたので代わりの給油所を探し回って、今では自宅から30キロ離れた給油所まで通っており、エンジンはスムースに動いているが、気になるのは同じブランドでも、給油所に依って調子が良いのと悪いのがある理由。
日本だと正規のディーゼル油(軽油)の規格は特1号から特3号まで5種類あり、地域や季節で使い分けされているそうで、非正規になると税率が安い灯油の混入まであるらしい。
もしかしてタイでも灯油の混入かと疑って調べると、ネットで見つかったのは少し古い情報だったが、灯油の税率は軽油より高いらしく、日本の様な脱税で儲ける手口は使えないらしい。
もう一つ気になったのが、私がタイへ来た十数年前はあったバイオディーゼル(植物油混合軽油)が、つい最近まで店頭から消えていた事。
バイオディーゼルの生産を止めた話を聞かないので、一定の混合割合までのバイオディーゼルをディーゼルとして売っており、その品質(セタン価)により、私の車のエンジンの調子が良くなったり悪くなったりするのではないかと疑っていた。

先日私がツイッターでフォローさせて頂いているnisizawa(@nisizawa)さんのツイートを拝見すると、

nisizawa(@nisizawa)さんがツイートしました: 実はガソリンスタンドで売っているディーゼルの中身は、しばらく前にB3に変わり、だんだんとバイオディーゼルの濃度を上げ、いまはB7になっている。これを10月1日からはB10にする、というのが昨日のお知らせの意味。 https://t.co/mgDNxzDPE6 https://twitter.com/nisizawa/status/1299156587181793283?s=20
と紹介されており、私の疑問がようやく解けた。
私が今通っている給油所はPTTではないが、恐らく何種類かあるディーゼル油の中からセタン価が高い(着火し易い)物を取り扱っているので、そこで給油すると劣化したエンジンでも調子が良いのだろう。
そして私が給油すると調子が悪くなる大部分の給油所では、セタン価が低いディーゼル油を使っているのでは?
ネット情報に依ると、ディーゼル油へ灯油やバイオディーゼルを混合するとセタン価は低くなるそうで、nisizawa(@nisizawa)さんの追加ツイートによると、バイオディーゼルなら20%まで混合しても問題は起きないと言われているそうだ。
またセタン価は添加剤で調整可能だそうで、市販のディーゼル油も調整されているし、市販の添加剤もある。
そうした調整済みのディーゼル油でも私の車が調子を崩すのは、やはり燃料噴射系統の劣化が原因?
修理をしたくても高額部品であり、修理するなら車を買い替えた方が賢いかも?
今のところは振動も黒煙も止まってエンジンはスムースに動いているが、大手給油所に他社も追随し、私が通う給油所のディーゼル油も変わってしまうと厳しそうだ。
少なくても息子が大学を卒業するまでは今の車に乗り続けたいのだが…。

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