ガラクタな部屋

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LUXMAN MQ60Customその2

2020-05-28 | 真空管アンプ

LUXMAN MQ60Customその2

スピーカー切り替えSWは分解清掃します。

接点をきれいにします。

RCA入力端子は金メッキタイプに交換します。

裏側はカシメてあるのでハンダ付けしておきます。

VRは分解清掃しておきます。クリック付きタイプです。

スピーカー端子は交換します。

6267 オーディオ用5極管マイクロフォニックノイズも小さくこれの3極管接続の特性は優れています。12BH7A TV用の垂直発振用によく使われていた球でオーディオ用にも使われています。私も中学生のころこれでPPアンプを作ったことがあって以外に丈夫な真空管だった記憶があります。真空管の足はきれいにしておきます。ソケットはそれほど傷んでいないようなので今回はそのままにします。

50CA10 G1とG2の目合わせがされていることからこれビーム管の3極管接続の真空管でヒーターが50Vというのはありがたいですね。よく見ると真空管式カラーテレビの水平偏向出力管6JS6Cに似ているような気もします。

部品の交換が終わりました。試しにスライダックトランスで電圧を60Vまで上げて状態を確認すると50CA10の1本がおかしいようです(真空管を見たときゲッターが少し変な感じがした)。変な音がする感じで電流も一定しません。依頼者に予備の50CA10があるか確認後にまたチェックします。

 

 

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