ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

YAESU FT-107S

2019-06-27 | 無線機

YAESU FT-107S
昔買えなかったYAESU FT-107Sが出ていたので飾り用でもいいかなと思い4,120円で買ってしまいました。そういえばアンテナも無いか、アマチュア無線のトランシーバーって黒色か黒に近いグレーしかなかった時代に白色(パール色かな)が出てかっこよかった記憶があります。デジタル表示もアンバー色で他のメーカーとは違っていました。
どちらにしてもお金がない私には高嶺の花でただカタログを見ているだけでした。

ツマミは多少変色していますがパネルの部品は一応揃っているようです。

リアパネル AC電源付きです。

コネクタ類は錆びも無くきれいです。保管状態が良かったんでしょう。

デジタル表示 表示しないセグメントがあります。飾りの無線機でも表示がおかしいのはまずいなー。

ケースを取ったところ

マイク端子 FT-107Sって8ピンじゃなかったかなー? この無線機はAM送信ができるので違法CB無線機として良く使われていたようです。どうやらそれ用の無線機が流れてきたようです。

リレーは清掃します。

問題のカウンターユニット YAESUカスタムIC MSM9520RSこのICは売っていないので困った。

ガラクタ箱にICOMのマイクがあったのでYAESUに使えるように配線を変更しました。

ICOMマイク 600オーム

YAESUのシールを貼っておきます。

PA UNIT

安定化電源

NB UNIT

FILTER UNIT

IF UNIT

AF UNIT

LOCAL UNIT

RF UNIT

これ調整するとき回してよい物でしょうか?

こちらも真っ黒

UNITを取った本体 取り出したUNITを見ると修理跡が見えます。古い機種ですから故障はあったでしょうね。

YAESUカスタムIC MSM9520RS これの代わりのモジュールを製作して販売している方がいるのでそちらにお願いしました。

代わりのモジュール  JA2SVZさんが製作した物で送料込みで3,260円でした。

新旧

交換終了

正常になりました。 数字の字体は2種類から選べますが私はFT-107Sと同じ字体にしました。この無線機の調整は基板を刺した状態ではIFTの調整や基板のチェックポイントのカウンターを繋げないので基板を表に出す延長カード基板を作成して調整しないといけません。面倒なのでそのままにします。

 

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LED TESTER

2019-06-25 | 測定器

LED TESTER
LEDの明るさのチェックをするのに便利なLED TESTERが秋月電子通商にあったので500円で購入しました。

多分中国製品なんだろうな

LEDが透明で何色なのか解らない時や足が短く極性がわからない時や明るさのチェックなどに重宝します。

手持ちの赤色LEDをtestテスト中

中を開けるとこんな感じ、006P電池はPanasonicと書いてありますが本物?この赤い色の製品は昔見たことがありますが・・・

 

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UY-807(T)無負帰還シングルアンプ

2019-06-24 | 真空管アンプ

UY-807(T)無負帰還シングルアンプ
音楽を聴く部屋では比較的大きな音で聴くので1Wそこそこのアンプでは辛いのでリビングに持ってきました。ここでは大きな音では聞けません。せいぜい0.1Wぐらいですのでこのアンプでも大丈夫です。

Technics SL-PG5+UY-807(T)無負帰還シングルアンプ+Technics SB-MX70で試聴 Technics SB-MX70は真空管アンプとは相性が悪いのですが無負帰還アンプは不思議と広がりのある音を聴かせてくれます。

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DAIWA DC POWER SUPPLY AD-52M

2019-06-23 | 測定器

DAIWA DC POWER SUPPLY AD-52M 
無線機用の定電圧電装置がほしかったのでDAIWA DC POWER SUPPLY AD-52Mのジャンク品をを1,000円で購入しました。13.8V-5.5Aまで使用できます。

外見は比較的きれいです。シガー電源も付いているのでカー用品のちょっとしたテストにも重宝しそうです。

電圧計を赤い印(13.8V)に合わせます。

大体合っていそうです。

ケースを取ったところ。配線がアバウトです。製造が台湾なので仕方がありません。回路は簡単なシリーズレギュレータのようです。

パワートランスも端子が無くてコイルに直接ハンだ付けしています。

電解コンデンサーは3,300μ×2個使用していますが聞いたことの無いメーカーです。

このAD-52Mはケースをしたままだとトランスの振動みたいな音がしますがケースを外すと音がしません。ケースが振動を増幅しているようなのでブチルゴムを張り付けました。

 

 

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ICF-M770Vその2

2019-06-22 | AUDIO

ICF-M770Vその2
選局ボタンを押してもなかなか切り替わらないので秋月電子通商でタクトスイッチ(アルプス電気SKHHLPA010)を購入して交換しました。

黒いのが付いていたタクトスイッチで赤いのが新しいタクトスイッチ、微妙に押す力が違うようですが選局には問題ないです。

交換終了

快調に動作しています。

 

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ICOM IC-731S

2019-06-16 | 無線機

ICOM IC-731S
ジャンク品が出ていて懐かしくなってアンテナも無いのに7,000円で落札してしまいました。
ゼネラルカバレッジの受信機能が搭載されています。モードはLSB,USB,AM,CW,FMというフルモードプリアンプのスイッチもあって感度は良かったように思います。

カンガルーポケットのカバーも健在です。

リアパネル アルミダイキャスト製の放熱器があります。

アルミダイキャスト製の放熱器 蜘蛛の巣?が見えます。100W機も同じ放熱器で空冷用のファンが付きます。

ロータリーエンコーダの調整

フォトダイオードは大丈夫のようです。

パワーユニット プッシュプルで使用しています。100W用のTR取り付け穴が見えます。

パワーユニットを取ったところ

バックアップ用電池

電圧を測ると消耗しています。

LCDコントロールIC NEC D7225G これ交換かな?

AF VRはガリがあるので分解清掃します。

100円ショップで購入したリチウム電池

モードSWも分解します。これはきれいでした。

 

 

 

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テストリード

2019-06-14 | 測定器

テストリード
最近のチップ部品を使用した基板のチェックには今使用しているテストリードでは使いにくいので別にテストリードを2,100円で購入しました。細いニードルに交換できワニ口クリップも付いています。

テストリード ニードル先端には他の部品に触れないように保護用のカバーが付いています。

ニードルはねじ込み式で細い物に交換できます。

 

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6P3Pシングルアンプ ジャンク品 その3

2019-06-11 | 真空管アンプ

6P3Pシングルアンプ ジャンク品 その3
全く期待していなかった807(T)シングルアンプですがその後ずっと聞いています。
歪も多く、周波数帯域も狭くダイナミックレンジも狭く出力も1W足らずのアンプですがスピーカーを繋ぐと心地よい音がします。私の聴いている年代が60-70年代の音楽というのも影響しているのかもしれません。以前使用していたELEKIT TU-8730の300Bアンプよりこちらの方が好みの音がします。そういえば昔OMが「6L6は3極管接続では出力は小さいが良い音がする」と言っていました。

はじめはNFBをかけるつもりだったのですが無負帰還にしたので回路を変更しました。

USB-DAC+807AMP+LM022で試聴 無負帰還アンプだと低音がブーミーになるのですがこのアンプはダンピングファクターが小さいのに不思議とダンピンが効いた音になります。出力が1W足らずなのですが家庭では大きな音では聞けないのでそれほど不満にはなりません。昔、ラジカセで1,000mWの大出力と書いてある製品がありましたっけ。

 

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6P3Pシングルアンプ ジャンク品 その2

2019-06-06 | 真空管アンプ

6P3Pシングルアンプ ジャンク品 その2
真空管と中身の抵抗とコンデンサーを捨てましたので(これに使用してあるコンデンサーはどうも信用できない気がします)トランスとシャーシしかなくなったのですが使わないのはもったいないので手持ちの807を使ったアンプを作ってみました。真空管は5AR4-6SL7-807(T)構成で6SL7をSRPPで使用して807をドライブしようという考えです。普段はダイオード整流なのですが見た目重視で整流管の中では好きな5AR4を使用してみました。6SL7のヒーターは直流点火し、B電源からヒーターバイアスをかけています。
電源トランスの容量が240mAと書いてあるのですがどうも大きさから信用できないので全体の電流を控えめに(807は50mAで使用)設定します。出力トランスは20KHz以上に少しピークやディップがあります。直熱型真空管がもてはやされますが防熱型真空管の方が安定した電子を放出しますので悪い訳がありません。
807シングル(3結)無負帰還アンプ特性
残留雑音 L.R=0.7mV
周波数特性 L.R=15-20KHz -1db (0.125W)
出力 L.R=1.3W DF1.9
温度は807,130度、5AR4,111度、電源トランス60度(トランスの温度はJISで50度以下となっています。これに室温が加わります。)

部品を一旦はずし入力端子や出力端子などは取り付け807のプレート用コードの穴を開けました。この入力端子や出力端子は部品の精度が悪いのか入力端子の取り付けは力をちょっと入れるとネジが舐めてしまうことがあり、出力端子はスピーカーコードをネジで締め付けるネジの精度が悪くスムーズに動きません。このアンプは底板がありネジで止めるのですがシャーシの穴と底板の穴がずれています。まあ中華製アンプはこんなものですが。

電源トランス 外装は手作業で塗ってあるようです。コードはトランスから直に出ています。AC110V仕様ですのでヒーター電圧は5.7Vぐらいになります。トランスは唸りが出ないようにネジは増し締めしておきます。このコードは相変わらず熱に弱くて配線しづらいです。電圧ですがトランスに書いてある電圧は「目安」と思って臨機応変に対処してください。

出力トンランス 5W程度の大きさでしょうか?外装の寸法があっていないのか「カタカタ」音がするので接着剤で接着しました。この出力トランスは定損失が大きく(通常シングル用トランスは70-80%)分布容量も多そうで高域の特性がよくありません(これ電源トランスを作っている感覚で作っているんでしょうか?)。そうなると位相特性も悪くなりNFBをかけるとどこで発振気味になるかわかりません。高域にあばれがあるので積分型の補償を入れても補償しきれませんのでNFBを止めで無負帰還にしました。

100KオームVRは分解清掃します。ギャングエラーは少ないですが0まで絞っても片方は0オームになりません。強度も弱いようで使用に当たっては優しくした方が無難です。操作感もあまり良くありません。

電源SWも分解清掃しましたが操作性がどうも良くないので手持ちのSWと交換しました。一応スパークキラーも取り付けます。

配線終了 直角に配線すればきれいなのですがどうも私は最短距離で配線する癖があります。アースは電源回路と6SL7付近の2ケ所にしました。ヒーターを整流するブリッジダイオード(25A)は発熱するので放熱効果の高い金属ケース入りを取り付けます。

807は以前オークションで購入したNEC製の物(チューブチェッカーでチェック済み)を使用しましたが実際電流を流すとどうも動作がおかしいので「フロービス」さんから新品ペアを3,200円で購入しました。

ロシア製の807  これを3極管接続で使用するのですが6L6系の出力管はビーム管で使用する時より3極管接続にすると6CA7などと違ってかなり出力が低下します。

完成 

100Hz

10KHz

システムに入れて試聴中 歪も多く特性も良くなく出力も少ないのに不思議と「そんなに悪くない」ように聞こえます。人間の耳とはいい加減な物なんだなと改めて思いました。

 

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