ANRITSU SSG MG3601Aその3
MG3601Aはその性能から周波数のずれが多いのは仕方が無いのですが、最初からずれているのはやっぱり精神衛生上良くないので調整に出そうと調べるとこれが結構高くて修理扱いの調整(まあ古い製品ですからね)で70,000円からということなので自分でTCXOを調整してみることにしました。オプションの高精度水晶発振器付きなら精度も良いのですがオプション付きって出品されてないですね。
ANRITSU SSG MG3601A けっこう重いです。
TOYOCOM TCO-205K 100MHz TCXO 100MHzって珍しい気がします。
上のラベルを剥がして調整します。(この時本体後ろの周波数調整用VRは中間ぐらいにしておきます。)全部剥がさないで調整が終わったら元のようにしっかり貼っておきます。
電源は付けたまま脇にずらしておいてシールド版を取って調整します。
10MHzを調整します。(これは好きな周波数で調整、私は10MHzが好き?)
その後本体を元通りにして100MHzを後ろの周波数調整用VRを回して合わせます。2-3時間エージングしてから又合わせて終了。その後を見ると±20Hzぐらいはずれますが最初から500Hzのずれよりだいぶましになりました。それにしてももう1桁性能が上ならと思いますが私みたいな素人が使うにはいいのかな。