ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

SONY ST-S333ESX チューナー

2021-06-29 | チューナー

SONY ST-S333ESX チューナー
昔SONYのチューナーの音が気に入っていてST-J75,333ESX,ESXⅡ,ESA,ESJを持っていました。SONYのチューナーの音はKENWOODのカチッとしたちょっと硬めの音とPioneerの柔らかい音のちょうど中間の音のような感じです。今回電源は入るが表示がおかしく不安定で受信もできないというジャンク品を500円で購入しました。

前面 目立つ傷はありません。これサイドウッドが付いていませんがオプションだったかなー?。

裏側 こちらも目立つ傷はありません。

FM 75Ω端子があります。

スイッチを入れると表示は大丈夫なようです。

周波数を上げると108MHzまで上がります。下が87.5MHzで上が108MHzですので海外仕様になっています。

どうやらCPU TMP47C40Nの誤作動のようです。

リセットするにはバックアップ電源のこのコンデンサーを空にしなければなりません。

直接ショートするのは危険なので以前作ったコンデンサー放電装置(低電圧用)を繋げて放電するのを待ちました。

電源を入れなおすと日本仕様に戻りました。

基板全体 バブル時代の製品なのかお金がかかっていそうな基板です。

トランスは比較的大き目13.1VAのトランスを使用していて振動が伝わらないように緩衝材に取り付けてあります。

RCA端子がグラグラするので取り外すとシャーシに取り付ける黒いプラスチックが外れてしまいました。

見ると一度接着剤で取り付けたようですがはがれてしまったようです。ここは強力なオートウエルドのエポキシ系接着剤で接着しました。

電源回路も豪華です。

緑色のコンデンサーはMUSEです。

調整後連続運転中。年数が経っているので感度や歪、セパレーション、パイロットキャンセラーはやはりズレていました。

完成のはずがパワースイッチを入れると表示がしないときがあり何回かスイッチを入れなおすとまた海外仕様の周波数に戻ってしまいました。そこでCPUのピンを再ハンダしなおし念のためCPU近くの電解コンデンサーは交換しておき又リセットしなおしました。

試聴中 音はSONYチューナーの音という感じでKENWOODのようなカチッとした音ではないのですがその分聴きやすい音です。

 

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Windows11

2021-06-26 | PC

Windows11
Microsoftは2015年にWindows 10を「最後のバージョンのWindows」という触れ込みで発表したわけですがどうやら方針を変更してWindows11を出すようです。Windows10からは無償アップデートされるようですが私の古いPCはどうなんでしょうか?
というわけで使っているPCの中でも新しい(2013年式・これで新しい??)を使って試してみました。
マイクロソフトのホームページの下の方にある「リリースに向けて・・互換性の確認・・アプリをダウンロード」をクリックしてダウンロードしてインストールして今すぐチェックを押すと・・・

「このPCではWindows11を実行できません」と表示されました。まあそろそろ限界だとは思っていましたが・・・(どれが原因なのかいまいちわかりませんが?グラフィック関係なのかTPMなのかな?あ!BIOSがUEFI、セキュア ブート対応じゃないおまけにCPUも全部対応していません。私のPCは全滅です(>_<)。)まあマイクロソフトも「Windows 10 は今後も、とても優れたバージョンの Windows としてお使いいただけます。Windows 10 のサポートは 2025 年 10 月 14 日まで継続します。」と言っているのでこのまま使うのに問題はなさそうですが。しかし今回は厳しいです。大量に買い替えが出るんじゃないかなー?私は買えないけど。

しかしマイクロソフトはなぜ今になってWindows 11を発売することにしたのかな?自分ではWindows 10でおしまいといっておいて・・・邪推するとパソコンメーカーが新しいパソコンが売れないのでWindows 11を出して古いパソコンでは使えないようにしてくれ・・と言ったのかな?

MBRからGPTに変換しようとしたら「できません」とOSから言われてしまいました。UEFIではないNOTE-PCではしかたがありません。

 

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FM-BGM

2021-06-24 | チューナー

FM-BGM
屋内でT型アンテナでもFMが受信出来るのが分かったので早速使用していないチューナーを使ってBGMを流しています。FM放送は最近くだらないおしゃべりばかりでAM放送より質が落ちて聞く気にもなりませんでしたがさすがNHK放送は違ってちゃんと音楽を放送しています。これならTVの放送受信料が高いと思っても文句は言えない(関係ないか)。
棚の上に設置しました。TRIO KT-770(もちろんMONOで使用)+ONKYO Integra M-931NⅡ/40(このアンプは片方が壊れてしまったのでMONOアンプになっています。)+ONKYO D-052TX ラジオで聞くFM放送とは違ってよい音で鳴っています。

 

 

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VICTOR JT-V6 チューナー

2021-06-21 | チューナー

VICTOR JT-V6 チューナー
知人よりメンテナンスを依頼されました。話を聞くと「初めて購入したチューナーで思い出があるのでメンテナンスしてほしい」という依頼でした。JT-V6は製品情報が少なく調べてみるとJA-S8プリメインアンプとペアになるいわゆるシステムコンポーネントのチューナーのようで1974年ごろの製品で価格は39,800円のようです。47年も前のチューナーですので調整は苦労しそうです。IFTコイルの劣化も心配になります。調整できるかなー?

後ろ側 こちらも目立つ傷はありません。出力端子は酸化していそうなので磨いておきます。

アンテナ端子はF端子ではありません価格を考えたら仕方がありませんのであとでF型端子に交換します。

出力端子はVARIABLEとFIXEDがあります。アンプにはFIXEDでカセットデッキにはVARIABLEを接続するのかな。

電源を入れるとパネルに照明が入りますが全体ではなく指針周辺のみになりメーターやスケール全体の照明はありません。試しに受信してみましたが周波数がズレていて感度も悪そうです。

ケースを外します。中はスカスカです。

FMは3連で価格を考えたら仕方がないですが性能は期待できません。せめて4連であればなー 回路図が見つからないので基板をよく見て進めていかないといけません。トランジスタも製品番号が消えているのがあり難儀しそうです。アンテナの入力は300Ωを基準に設計してあるようでこれも価格相応ですかね。47年前なので電解コンデンサーは全部交換、トランジスターも足が真っ黒でチェックすると性能が劣化しているようで全部交換しないとだめですね。調整用ボリュームも交換しないとだめのようです。コストダウンのためか基板の取り付けネジが一箇所なかったので手持ちのネジで取り付けました。よく見るとバリコンのシャーシへの取り付けも二箇所あるのですが一箇所しかネジ止めされていませんでしたのでこれも手持ちのネジで取り付けました。バリコンはしっかりと取り付けないといけません。

電源基板 電解コンデンサーは劣化してそうですので全部交換。その後ダイオードもおかしいようなので交換します。リップルフィルター用トランジスタはチェックしたら大丈夫でしたのでそのまま使用します。

切り替えSWは真っ黒ですので分解清掃します。

出力ボリュームも真っ黒です。(左右別々にレベル調整できる機種は珍しい)

C458の足が真っ黒です。他のトランジスターも真っ黒でチェックすると少し弱っていますので全部交換します。

このトランジスターは製品番号が消えていて目を凝らしてみてもわかりません。2SCには間違いないと思うので回路構成を見て手持ちの2SC1815GRを使用しました。

金属の可動部分はグリースを塗布、スケールを動かすプラスチック部分はシリコーングリースを塗布しました。

75Ωアンテナ端子を取り付け

部品の交換終了

交換部品  古いトランジスタを交換したわけですが購入した同じ型番のトランジスタはどうも全く同じではないんじゃないかと疑いたくなるような製品も見られます。半導体カーブトレーサーを持ってないので詳しく調べられませんが・・・

調整中 OSC調整、RF調整、IF調整、クアドラチュア検波調整、VCO調整(19KHz)、セパレーション調整、AM調整 調整後感度は向上し歪、セパレーションは改善し、スケールの表示と放送局の周波数が大体合いました。

修理後音出し確認をしないといけないと思いましたが屋外にFMアンテナが無いのでチェックできないなーと思っていましたらそういえば300Ωの簡易T型アンテナがあったのを思い出して屋内に設置してみました。これで受信するかなー?

チューナーはMONOにしてアンプはモノなので1個のスピーカーを繋いで受信してみると普通に受信出来て安心しました。シグナルメーターはちょっと多めに動くようです。

 

 

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VASTKING KingPad K10 タブレット

2021-06-09 | PC

VASTKING KingPad K10 タブレット
今までタブレットはASUS Nexus7 ( 2013 )を購入して使っていましたがどうも画面が小さいので10インチの物を探していました。ここでiPadを購入すればスマートなんでしょうがこれで仕事をするわけでもないのでなるべく安いタブレットということで結局中華製品となりました。
VASTKING KingPad K10+ケース+保護シート=22,188円で購入しました。
ディスプレイサイズ 10 インチ
解像度 1920x1200ピクセル
CPU速度 1.8 GHz
RAM容量 3 GB
最大メモリ容量 32 GB
重さ 550g
Amazonから2日ほどかかって到着しました。

セットアップ終了 顔認証もあるのですが私の顔は認証しづらいようでやめました。持つとやっぱり重いという感じです。液晶のコントラストはほどほどという感じですが意外とアプリはサクサク動くのでストレスはなさそうです。

 

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Technics SE-9200 スピーカースイッチ分解清掃

2021-06-05 | メインアンプ

Technics SE-9200 スピーカースイッチ分解清掃

このパワーアンプもSE-9060と同じスイッチを使用していて清掃していませんでしたので今回分解清掃します。

上から見るとSE-9060と同じスイッチが見えます。

分解すると端子が真っ黒です。

こちらも真っ黒です。測定ではたまたまおかしいところが見つからなかったようですがこれでは音に影響がでますね。

清掃して組み上げて終了。

 

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Technics SE-9060(60A)スピーカースイッチ分解清掃

2021-06-03 | メインアンプ

Technics SE-9060(60A)スピーカースイッチ分解清掃

SE-9060は他に2台あるのでスピーカースイッチを全部分解清掃しました。他の2台は今回修理したSE-9060よりは汚れていませんでしたがそれでも多少汚れていました。
分解清掃後コンタクトグリスを塗布しておきます。

汚れています。

汚れています。

 

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Technics SE-9060(60A)11台目

2021-06-03 | メインアンプ

Technics SE-9060(60A)11台目
部品取り用 SE-9060がありもったいないのでジャンク品を2,900円で購入しました。

前面 汚れはありますが目立つ傷はありません。

上面 錆が目立つので部品取りと交換します。

裏面 ヒューズのカバーが無く金具も汚れています。

ヒューズは6Aと15Aが付いていた(なんか怖い)ので正規の5Aに交換します。

電源用ヒューズ(5A)は切れていませんでした。

カバーを取ったところ。

VRは分解清掃しましたが比較的きれいでした。

リレーは分解しましたがアークもなくきれいでしたので清掃して使用します。

パワーTRを外すとシリコングリスがありません。

ヒートシンクを見るとこちらもシリコングリスがありません。

パワーTRはチェックしましたが大丈夫でした。

調整用VRは奇麗でしたのでそのまま使用します。このアンプはあまり使用していなく又保管状態も良かったようです。

基板のパターンを切ってアース回路を変更します。

ACコードは弱っていたので交換します。VFF1.25m㎡コード(容量は12A)と15Aのプラグに交換

プラグの接続は端子を使い念のためはんだを流し込んでおきます。

ヒューズホルダは部品取りと交換します。

電球も切れていたので部品取りと交換します。

交換終了

交換部品

デジタルオシロでチェック中に右側の波形が揺らぐ症状があり初段の差動回路などを調べてみると異常が無かったので良く調べるとスピーカー切り替えSWの接触抵抗が数十Ωあるためと分かりスイッチを分解すると汚れていたので清掃しました。このスイッチは分解は簡単ですが組み立ては面倒です。 SE-9060はこのスイッチのトラブルがけっこうあるようですので他の SE-9060も分解清掃しておくかなー。

完成

L,R=100Hz

L,R=10KHz

スピーカーを繋いで雑音をチェック中

システムに入れて試聴中 スピーカースイッチを清掃したせいか高域の歪っぽさが取れたような音になりました。

残留雑音 L,R=0.08mV  周波数特性 5-100KHz -1db

 

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交流電圧計調整

2021-06-01 | 測定器

交流電圧計調整
今日はいつも使っている交流電圧計の調整をしてみました。
一度調整してから何年もそのまま未調整でしたが大体合っているようです。
VP-7201Aから正弦波1KHz 150mVを出力しています。

AVM25RとVP-9640A

AVM15

AVM25R 150mV

VP-9640A 150mV

AVM15 150mV

 

 

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