ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

KENWOOD TS-660

2020-07-31 | 無線機

KENWOOD TS-660
部品どり用にジャンク品を6,000円で(ちょっと高いかな)購入しました。修理依頼のあったTS-660の壊れている部品とこの機器から取り出した部品を交換して終わりました。残った部品はがラクダ箱に入れておきます。

一応電源は入り21-50MHzまで表示はできるようです。スピーカーから音はしません。ここから表示部分と終段TRなどを移植しました。

後ろ側 分解しましたが終段は生きていました。

 

 

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ONKYO Integra P-303

2020-07-14 | プリアンプ

ONKYO Integra P-303
電源入らないジャンク品が出ていたので7,750円で購入しました(電源が入らないアンプを普通買うか!?)。シンプルに徹したプリアンプで同じ時代のパイオニアC-21も同じ考えで作られています。プリアンプは別名コントロールアンプとも呼ばれトーンコントロールや各種切り替えSWやフィルターSWが多くて一見豪華な印象を受けるアンプばかりでした。メーカーもツマミやスイッチが多い方が豪華に見えて売りやすいのでこういうシンプルなアンプは廃れていきました。

前面 目立つ傷もなく比較的きれいです。1977年発売で(価格は80,000円)すから45年以上前にしてはきれいです。

セレクタSW もう少しあってもいいのではないかと思うほどシンプルです。(別売で色々つけられますが)

後ろ側 通常のOUTの他にAccessory-Send端子があり別売のセレクタスイッチとVUメーターの付いたU-30やグラフィックイコライザE-30を繋げるようになっています。

MMカートリッジ用の負荷切り替えSWがあります(実際は50K固定で使ってましたね)。

ケースを取ったところ ケースは合板なので内部にシールドケースがあります。

電源用ヒューズは切れていませんでした。トランスもチェックしましたが断線はしていませんでした。

ツマミはアルミの削り出しで高級感があります。

電球が切れていました。 これが原因で電源入らないと思ったのかもしれません。

内部の様子 右と左に基板が分かれていてアース用と電源用の金属の板が使用されています。この時代低インピーダンスを狙ってこういうのがほかのメーカーでも流行りました。

MMカートリッジ用の負荷切り替えSWを分解清掃

内部のヒューズも切れていませんでした。

コンデンサーが膨らんでいると思って外しましたがこれ膨らんではいなくて上を押すとペコっと凹みます。まあ年数がたっているので交換しますが。

ボリュームは分解できないのでクリーニングのみ さすがに音量用は良い製品を使用しています。

セレクタSWは密閉型なのでチェックのみ このアンプでもコストダウンなのか取り付けネジが片方だけです。

プリの出力制御リレーは出力をアースするかしないかなのでチェックのみ。(こういう方式は接点によるトラブルが少ないので良いです)

電源トランス 良いトランスを使用しているようです。

ヒートシンクにグリスが塗ってないんで塗っておきます。(コストダウンなんでしょうか)

MCヘッドアンプには当時のローノイズタイプでエピタキシャル型トランジスター2SA841GR,2SC1681GRを使用しています(当時東芝のPCT技術によるローノイズトランジスタが作られるようになる)。今ではローノイズトランジスタが色々ありますがこの時代のMCヘッドアンプは作るのが大変だったと思います。(今はOPAMPでローノイズ、低ひずみ、広帯域かな?)

MCヘッドアンプの回路 2SA841GR,2SC1681GRを3パラ使用しています。

アースラインと電源供給ラインは板を使用しています(銅板ではないですが)。プリアンプではあまり意味はないような気もしますが・・

電源ランプは高輝度LEDにしました。電源はリレー用回路から拝借して1.7mAで点灯します(これでもけっこう明るい)。

アース端子にラッピング配線されてますが念のためハンダを流しておきます。

リレー用回路交換終了

部品の交換終了 今回使用したコンデンサーはニッケミKMG,パナソニックオーディオ用ゴールド、エルナ オーディオ用ゴールド、TOSGIN AUDIOです。

交換部品 外見は劣化していませんが45年以上も前なので劣化しています。(電解コンデンサーは使用していなくてもに自然に劣化していきます)プリアンプの修理で残留雑音が下がらない原因はこのコンデンサーの劣化による漏れ電流の増加が原因になっているのも多い気がします。

L,R=100Hz

L,R=10KHz

L,R=1KHz  イコライザアンプ

完成 残留雑音(Tuner) L,R=0.007mV(バッファーアンプの前にもボリュームが入るので雑音が少ない)  周波数特性(Tuner) L,R=5-250KHz -1db

シンプルなスタイル 入力切替が標準の位置ではPHONO(MM)になります。

DENON DP-50L+DL103+ONKYO Integra P-303+YAMAHA B-2+VICTOR SX3Ⅲで視聴 YAMAHA C-2と同じ年代ですが音色は違います。YAMAHA C-2は解像度がありPioneer SC-3000はなめらかな音ですがこのアンプはその中間のような音で力強さはあまりなくきれいな音で音場の広がりがあるまたダイナミックレンジが広いように感じます。プリアンプの音の違いはFETを使用しているからなのかそれとも差動方式の回路の差なのかはわかりません。

 

 

 

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DENON DP-50Lから雑音

2020-07-13 | レコードプレーヤー

DENON DP-50Lから雑音
レコードを聴こうとしてボリュームを上げるとハム音みたいな音がします。これはプリアンプがおかしいのかなと思いレコードプレーヤーの端子を外すと雑音が消えます。そこであちこち触っているとプレーヤーから出ているコードを動かすと雑音が消えたりするのでどうやらコードの断線みたいですそれもプレーヤーの付け根付近で断線しているようです。

プレーヤーを裏返してカバーを外しコードを外しました。

外したケーブルの導通を調べるとアースのコードが途中で断線していました。この線は断線しにくいように中にポリエチレンのような細い線が入っているのですがそれでも負担がかかる部分なので断線したのでしょう。

出力コードを10cmほど切り詰めて配線しました。これで雑音がしなくなりました。

 

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白光(HAKKO) ハッコーユー 100W 半田ごて

2020-07-07 | 測定器

白光(HAKKO) ハッコーユー 100W  半田ごて
同軸ケーブルにM型コネクタをつけるのに昔使用していたワット数の大きい半田ごてがあったはずとガラクタ箱を探してみましたが見つからないのでAmazonで1,300円で購入しました。野外でコネクタをハンダ付けするのにやはりこてさきが大きい方が熱容量が大きいので作業がしやすいです。アンプの中にはアース部分が銅板を使用している物があるのでそういうときも作業がしやすいです。

白光(HAKKO) ハッコーユー 100W 珍しく木製グリップを使用していて懐かしさがあります。

以前自作した温度調節器に付けて使用します。

 

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