ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

Technics SE-9060(60A)11台目

2021-06-03 | メインアンプ

Technics SE-9060(60A)11台目
部品取り用 SE-9060がありもったいないのでジャンク品を2,900円で購入しました。

前面 汚れはありますが目立つ傷はありません。

上面 錆が目立つので部品取りと交換します。

裏面 ヒューズのカバーが無く金具も汚れています。

ヒューズは6Aと15Aが付いていた(なんか怖い)ので正規の5Aに交換します。

電源用ヒューズ(5A)は切れていませんでした。

カバーを取ったところ。

VRは分解清掃しましたが比較的きれいでした。

リレーは分解しましたがアークもなくきれいでしたので清掃して使用します。

パワーTRを外すとシリコングリスがありません。

ヒートシンクを見るとこちらもシリコングリスがありません。

パワーTRはチェックしましたが大丈夫でした。

調整用VRは奇麗でしたのでそのまま使用します。このアンプはあまり使用していなく又保管状態も良かったようです。

基板のパターンを切ってアース回路を変更します。

ACコードは弱っていたので交換します。VFF1.25m㎡コード(容量は12A)と15Aのプラグに交換

プラグの接続は端子を使い念のためはんだを流し込んでおきます。

ヒューズホルダは部品取りと交換します。

電球も切れていたので部品取りと交換します。

交換終了

交換部品

デジタルオシロでチェック中に右側の波形が揺らぐ症状があり初段の差動回路などを調べてみると異常が無かったので良く調べるとスピーカー切り替えSWの接触抵抗が数十Ωあるためと分かりスイッチを分解すると汚れていたので清掃しました。このスイッチは分解は簡単ですが組み立ては面倒です。 SE-9060はこのスイッチのトラブルがけっこうあるようですので他の SE-9060も分解清掃しておくかなー。

完成

L,R=100Hz

L,R=10KHz

スピーカーを繋いで雑音をチェック中

システムに入れて試聴中 スピーカースイッチを清掃したせいか高域の歪っぽさが取れたような音になりました。

残留雑音 L,R=0.08mV  周波数特性 5-100KHz -1db

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-10-09 14:37:00
SE-9060の記事で、アースの切り替えをされていますが、写真の位置の回路切断後に、水色のケーブルでどこにつながれているのでしょうか?
自分もやってみたく、ぜひ教えてください
よろしくお願いします
Unknown (ガラクタな部屋)
2023-10-09 16:44:02
後で写真をブログに載せておきますので参考にしてください。
Unknown (Unknown)
2023-10-16 16:39:44
問い合わせたものです
ありがとうございました
早速新しい記事を参考にして手を加えてみます
諸事情あってご挨拶遅くなり申し訳ありませんでした

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