マキペディア(発行人・牧野紀之)

本当の百科事典を考える

外国人労働者

2014年02月14日 | カ行
 国内企業で働く外国人労働者は、前年と比べ5%多い71万7504人で、2年ぶりに過去最多を更新した。2013年10月末時点の調査で、厚生労働省が01月31日発表した。人手不足の中小企業が受け入れを増やし、留学生のアルバイトも増えたためだ。

 雇用対策法に基づき、雇い主が届け出た人数を08年から毎年10月末に集計し、公表している。

 出身国籍別では中国が30万3886人(前年比3%増)で最も多く、ブラジル9万5505人(6%減)、フィリピン8万170人(10%増)、ベトナム3万7537人(40%増)と続く。

 就労先は、前年より6%増の約12万7000カ所と過去最多。企業規模では従業員30人未満が半数超を占める。業種別では、製造業が3分の1を占め約26万人。人手不足が続く建設は約1万6000人だった。      (2014年02月01日、朝日。山本知弘)