松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

2009年12月28日 17時55分08秒 | Weblog
音は波

波長と振幅、振動数で音は変化する

目には見えない振動で私の耳に届いている

静かでゆっくりとやわらかい音
高くて大きく耳障りな音

私の声はどうだろうか
どのようにあなたの耳に届くだろうか

私はわたし、あなたはあなた

どうにかして私を伝えたい
どうしてもあなたを伝えてほしい

私とあなたは一緒でないから
声に乗せて伝えないとわからないこともある

どんな声の大きさで、どんな声の高さで伝えたら伝わるのかな
どんな言葉で伝えたら伝わるのかな
どの波長と振幅で、振動数であったら・・・


私は小さなころから声に出して、人に何かを伝えることをしていなかったけれど、今年はその大切さをとても感じた一年でした。
今年もあともう少し
身の回りの人たちや、仲間、友人、陰ながら私を支えてくれている人たちに感謝の気持ちを声に乗せて伝えようと思います

ありがとう

体に気をつけて年末年始を過ごしてくださいね。

みち

理屈じゃない何か

2009年12月25日 18時26分23秒 | Weblog

昨日のブログはケンタ先生が書いていました。

その文章中に、ご自身が好きな映画のセリフを紹介していました。

「フォレストガンプ」のセリフです。

それを読んで、オイラ自身も好きな映画のセリフは何だろうかと考えてみた。

いくつか好きなセリフは頭に浮かんだが、やはり一番好きなセリフは、

「ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。」という寅さんの言葉です。
寅さんと聞いても、もしかしたら今の高校生や中学生は「?」かもしれません。
寅さんは、映画『男はつらいよ』シリーズの主人公です。

このセリフを聞いた時、胸につかえていたものが、スッと消えた気がした。

オイラは、昔から理屈っぽい人や正論ばかりを押し付ける人が苦手だった。

理屈や正論は、もっともなこと、正しいことが多いだけに、逃げ道がない。理屈や正論で責められると、逃げられなくなる。
そんな自分の弱さが嫌で、情けなくて反発した。

そんな中学校時代、友だちと遊んで家に帰り、たまたまついていたテレビで「男はつらいよ」がやっていた。その時は見るつもりがなかったので、チャンネルを変えようと思いながらも、ボ~っと画面を見ていた。
しばらくすると寅さんとヒロシが口論になるシーンで、寅さんのあのセリフが出るのだ。

「ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。」
その時のオイラの心に・・・響いた言葉だった。欲しい言葉だった。


言葉にできない反発やイライラ、自分のことが嫌いで、「なんで俺はここにいるんだろう」って毎日考えていた。
生活の全てが中途半端。今から思い出すと毎日のように「疲れた」と言っていた。
不安定な心の中を、友だちや当時の彼女と共有することしかできずに、ただただ長い時間を共に過ごした。
みんなそれぞれに不安や孤独を抱えていたのだろうな。


松実での教師生活も数年がたった。「理屈っぽい教師になってはいないか」「正論ばかりを振りかざしてはいないか」いつも自戒の念を持っているつもりだ。

しかし、教師は生徒に生き方を教えてあげる存在である以上、時には理屈や正論を生徒に話して、理解させることも必要だ。
問題は伝え方。大切なことは分かるように伝えてあげることだ。
オイラのこの一年は、それがテーマだったと思います。
世の中の理屈や正論を、生徒が納得する形で伝えていく。
どれだけ出来たのかは分からないけれど、一生懸命やりました。


松実高等学園の皆さん。ありがとうございました。
来年も皆さんにとって良い年になるよう、お祈り申し上げます。


 G 


プレゼント

2009年12月24日 17時57分04秒 | Weblog
 終業式、クリスマス会が終わり学園は冬休みに入った。クリスマス会の盛り上がりから一転して、今日のクリスマスイブの学園は非常に静かでした。

 クリスマス会のプレゼント交換はかなりのドキドキでしたね。今日のイブにもプレゼントを貰ったり、あげたり、サンタから授かったりと世間ではプレゼントが行き交うのでしょう。


 さて、プレゼントの醍醐味は開けるまで分からないというところにもあると思います。


 きれいにラッピングされたプレゼントの包装をといていくまでの時間の楽しみこそが大切にしなくてはいけないものです。個人的には本当に欲しいものというのは自分で買うものだという考えなので、プレゼント中身はこだわりません。そこに至るまでの過程が大事なのです。


 「プレゼントなにがいい?」


 「なんでもいい」


 送る側はこの返答が一番嫌なのだと思いますが、プレゼントとはそういうものでしょう。いつも思います。でも、あまり理解してもらえません。誤解されることが多い性格です。


 あげる側は選ぶのが、もらう側はあけるまでが大切なのです。


 心は物だけでは満たされないけど、プレゼントをもらうと心が満たされます。そこには相手を思いやる真心があるから。


 話は変わりますが私は「フォレストガンプ」という映画が好きです。主人公の母親が主人公にかけた言葉の中にも「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けるまで中身は分からない」という言葉があります。


 人生も分からないからこそ面白いのでしょう。自分の手でプレゼントの包装をといていくように、人生も自分の手で切り開いていく中に楽しみを見出したいものです。



 今年もあと7日でおしまいです。来年もプレゼントの包装をといていくような毎日を過ごしていけたらと思います。



 では、メリークリスマス。



けんた

プレッシャーに勝つ

2009年12月22日 08時51分33秒 | Weblog
みなさん、おはようございます。

いよいよ、今日は終業式とクリスマス会!!
クリスマス会のために昨日も遅くまで頑張っている生徒もいた。
他にも実行委員として準備やってきた生徒やクリスマス会を楽しみにいる生徒。

そのみんなの想いが、これから始まるクリスマス会を大成功にさせると思ってる。



その中の生徒の一人が昨日『ステージ発表を前にプレッシャーをすでに感じているよ』
って言ってきた。

「楽しめばいいんだよ」
「リラックスすればいいんだよ」
「練習通りやれば大丈夫」
と声をかけてもそう簡単にプレッシャーから解放されるものでもない。



自分自身もそうだった。高校野球の最後の夏。
最終回の先頭バッターで負けている場面でおれが出塁すれば、流れが変わって勝てた試合。
しかし、プレッシャーに押しつぶされ、球場の雰囲気にのまれ、最悪の結果になった。
今もあの場面のことは忘れることができない。
いつ思い出しても悔しさしか思い出せない。

ただ、それまでの大事な場面はプレッシャーを感じることなく、
前に向かって楽しむことができ、結果もついてきた!!
そのときは痛み止めの薬を飲んでの体の状態だった。

しかしながら精神的にはとても充実していた。


そのときを振り返っているとその理由は3つある。
①毎日練習後のイメージトレーニングを行い、ずっと活躍する場面を思い描いていた。
②もう1つは、体がボロボロで返って開き直って試合に臨めた。
③監督からの期待と励まし。

精神面がとても大事であるということを心底感じた。
最終的には自分自身でプレッシャーに打ち勝つしかない。だた、監督からの励ましがとても大きな力になった。

だから最後の最後まで今日は、生徒を励まして送り出したいと思う。


nemoto

明日は冬休み前最終日。

2009年12月21日 19時45分21秒 | Weblog
こんばんは。今週も学園生活が始まりました。
今日は21日。あっという間に12月も20日が過ぎましたね。
最近は寒い毎日が続いてますが風邪はひいていませんか?
体調をしっかり整えてくださいね。楽しい年末年始をむかえるために。

明日は、「終業式」と「クリスマス会」があります。
22日は、2009年最後の登校日です。4月から今まであったことを振り返り、良かった点はさらに向上させ、悪かった点はしっかりと反省し、2010年に持ち込まないようにしましょう。

クリスマス会では、皆さんの仲間が有志として参加します。
この発表に1年間をかけてきた部活があります。
きっと全力で挑むことでしょう。
では、皆さんが出来ることとは一体何なのでしょうか?
それは、皆さんはしっかりと見届け、全力で応援することです。
演技中・演奏中は話すことなく、寝ることなく、必死で応援してください。
演者の皆さんも観る側の皆さんも気持ちの良い時間にしましょう。

皆さんにとって、良いことも悪いこともあった学園生活。集団に入ることへの緊張や不安からギリギリまで参加を悩んでいる人もいると思います。
でも、まずは一歩踏み出してみましょう。
明日はその良いきっかけにしてほしいと思います。
明日が楽しい1日になるように皆さんで力を合わせて頑張りましょう。

こたけ

再来週は来年

2009年12月18日 20時04分52秒 | Weblog
クリスマスムード満点な今日この頃ですが、再来週はお正月です。

お店で流れているBGMも、街並みもテレビCMも
すべてクリスマス一色な今は、再来週になるとこれっぽっちも
(これを読んでいるアナタは右手の親指と人差し指を3ミリ離して!)

クリスマスなんて意識させないような『お正月モード』に
変わってしまいます。

私は、この余韻を許さないような変化には毎年驚きますが、
お正月も嫌いではありません。


あらゆるものが晴れ晴れしく、おめでたくなるような雰囲気は
自分の周り360度を明るく楽しく照らしてくれるように感じるからです。


そしてお正月といえば年賀状ですね。
年賀状は手書きにこだわる私は、その手間を考えると
少し溜め息が出そうですが、自分の元に届くのも好きです。


そういう風に考えるとこのクリスマスからお正月にかけての
ウキウキ・ソワソワ感は、特別なようですね。


この雰囲気を楽しむことができるのは、『今』しかありません。
ソワソワを保有している自分は、まさに『今』なのです。

でも。
同じように、1月も2月も3月も、夏も秋もこの時期も、
『今』という『今』は変わらずに過ぎています。

過去のことを後悔していたり、未来のことを不安に思ったり、
そういうことをしている『今』は無意識に過ぎてしまいますが、

1日1日を意識することが多い『今』のような意識的な『今』も
同じ速度で時間が過ぎているのです。

そう考えたら、なんだか今を楽しむしかない、と感じるのです。

今日も明日も、来週も再来週という来年も、
その時々を意識して生きられたら良いなぁ。

さてあなたは、どんな今を生きていますか?

マリオ

つながり

2009年12月17日 21時42分11秒 | Weblog
最近読んだ本で、印象的な一節があった。
それは次のような文章。
「携帯電話でつながる、心がつながると言っていますが、たしかに携帯というのはすぐに相手につながります。友だちからメールで『どうしてる?』と言われると、『元気よ』とすぐに返事を出す。すると、また返事が返ってきたりします。『うん、そうかぁ。元気でやってるのか』というようなことで、ずっとつながっているように思う。けれど本当につながっているのかとなると、難しい問題ではないかと思います。(中略)
  一人でいて『人間というのは孤独だな』と、思っているときに、『ああ、あいつはどうしてるだろう』とか、『あいつも孤独を感じているのかな』とか、『元気にしてるかな』と思ったりするなかで、いろいろな考えが出てきます。ひょっとすると、そちらのほうが本当に心のつながっている友人かもしれません。(中略)
  携帯で、『一人でさびしいよ』というと『来るか?』となってすぐに寄り合えるけれど、簡単につながるということが、かえって本当につながることを邪魔しているのではないかと思います。」


これを読んで、私は一人の友人を思い浮かべた。

18歳の時に出会った彼女とは、いろんな話をした。
くだらない話から、真剣な話まで。
彼女の人生の大きな局面に、偶然立ち会った時期もあった。
でも、彼女とメールでやりとりしていた記憶はあまりない。

その彼女が今年の夏、結婚をした。
その頃の携帯電話でのやりとりは、
彼女が入籍する時と、結婚式が始まる5分前に電話がかかってきたくらいだ。

私も出席した彼女の結婚式は、こじんまりとして温かくて、とても感動的だった。
式が終わった後、出席者一人ひとりに向けて、新郎新婦からメッセージがスクリーンで流された。
彼女から自分に向けて
「あなたがいたから、今ここで生きてるよ。これからもよろしく」
そんな言葉が流れていた。
それを読んだ瞬間、
一緒に過ごした時間の濃さ、
彼女のこれまでのこと、その心の中が大変だったろうこと、
そして今は幸せであろうことが込み上げてきて
涙がいっぱいでてきて号泣してしまった。

今でもたまに会って、ふたりで、時にはだんなさんと一緒に、
時には仲間たちと一緒に時間を過ごす。

距離も時間も離れていても、
時折ふっと
彼女の心と体は元気かな
孤独な気持ちじゃないかな
そんな想いが心の中に浮かぶ。
それはこれから先も変わることはないと思う。

携帯電話は、とっても便利。メールは、楽ちん。
いまや生活になくてはならない必需品。

でも
携帯の画面の中で
繋がっていることをいちいち確かめなくても大丈夫。
自分がどう思われるかよりも
相手をまず先に思う気持ちがわいてくる。

そんな風に思えるひとが、
ほんとうの心が通っている友達なのではないかな


本の中の文章を読んで、そんなことを強く思った。

             
              あや

言葉にすること

2009年12月16日 20時29分51秒 | Weblog
みなさんこんばんは。


最近めっきり寒く、朝起きるのがつらいですね~


朝ふとんから出るのがつらく、ぐずぐず過ごしてしまいます。



ところでみなさん、家族、友達、先生。
あなたにとって大切な人たちにあなたの気持をちゃんと言葉にして伝えていますか?


「言わなくてもわかるでしょ」

「そんなの分かってよ!」


と思ってはないでしょうか?




何でもかんでも話す外国とは対照的に

「静」に美を感じるのが日本の文化の1つだとどこかで聞いたことがあります。


ただ、言葉にして初めて伝わることはたくさんあるのです。


私は昨日、言葉で表現することの大切さを実感しました。


私が思っていること、相手が思っていること。

私はどうしたいのか、あなたはどうしたいのか、みんなはどうしたいのか。


最初は自分の気持ちを言うのも、相手の気持ちを聞くのも最初はためらうものです。

こんなことを言ったら嫌われるかな。

こんな風に言われたら厭だな。

と、ついつい考えすぎてしまいます。



ただ、言葉にすることではっきりすることや、安心できることはたくさんあるのではないでしょうか。


私は昨日そんな風に思う出来事がありました。


なかなか口下手で普段は素直に話せない私ですが、
これからはもう少し自分の気持ちを相手に伝え、そして相手の言葉にもっと耳を傾けていきたいな、と思います。




みなさん寒いのでお体には気をつけて。

よいお年を。






ちょっと早いか(笑)




かなえ


「未来②」

2009年12月15日 21時35分13秒 | Weblog
『未来は、なかなか変えられない』…。
その理由として、『私たちの脳は、過去の延長線上に、未来をつくる仕組みになっている』と、『かもの法則』の著者、西田文郎氏は述べています。



先日、高等部の課題研究の授業で、みなさんに協力してもらい、下記の5項目を答えてもらいました。


①過去の自分に会いに行ける-。もし、神様がそんなチャンスを一度だけ、あなた に与えてくれるなら、あなたは、「いつ」に行き、「何をしたい(変えたい)」で すか。
②そのときに、あなたが感じていたこと、考えていたことは、何ですか。
③あなたは、「未来」は変えられると思いますか。
④なぜ、未来は変えられると思うのですか。
 なぜ、未来は変えられないと思うのですか。
⑤あなたは、どうしたら、未来が変えられると思いますか。



みなさんからは、いろいろな回答もらい、その多くは、「今を懸命に生きれば、明るい未来がつくれる」「自分の考え方や行動次第で、良い方向に向かうと信じている」というものでした。



みなさんと同じように、著者もその著書の中で、こう述べています。


『私たちの脳の中には、いろいろな「かも」が発生しています。「できないかも」「やれないかも」「幸せになれないかも」…。しかも、その「かも」は、ものすごいスピードで大量に発生し、脳の中に居着いてしまいます。居着いてしまうだけでなく、この「かも」が、とてつもなく大きな影響を未来に及ぼすのです。何かに対して、できないと思う人が、本当に悪い結果になってしまうのは、もともと実力や行動力がないのではなく、この「できないかも」「やれないかも」という考え方が、「実行力」を奪っており、結果、悪くなってしまう』のだと。



これから起こりうるであろう未来のことを知っている人は、誰ひとりいません。
そして、幸福な人生になるかならないかは、いつも自分の心が決めるものなのです。



『ものごとを肯定的に捉えると、それを受け入ることができる。ものごとを肯定的に捉えると、自分を肯定できる。ものごとを肯定的に捉えると、脳に喜びが生まれる。』

逆に、

『ものごとを否定的に捉えると、自己防衛的になり、逃避的、回避的になる。ものごとを否定的に捉えると、無力感が生まれ、自分を信じられなくなる。ものごとを否定的に捉えると、不安や心配、おそれ、怒りなど否定的な感情がわいてきて、状況を変革する脳の実行能力が著しく低下する。』。




みなさんは、どう感じますか。




 H 

真似っ子

2009年12月14日 20時21分25秒 | Weblog
黄色くて、甘くて、美味しいもので何を思い浮かべますか。

バナナ?

いいえ、今の私はコーンポタージュを思い浮かべます。

最近、一段と寒くなり、温かいものを体が欲するようになりました。

中等部の教務室では、女性の先生方がいつもコーンポタージュを飲んでいます。

美味しそうと思い、私も真似してコーンポタージュを早速買いました。

うん。

はまりそうな味ですね。

コーンポタージュを飲むと、ちょっと幸せ感じます

温かくて、甘くて、美味しい。

最高な飲み物ですね



周りの人がしていることって、ちょっと真似してみたくなるものです。

みなさんはどうですか。

私は人が食べているものは、とても美味しそうに見えます。

人の物って良くみえるものですよね。

小さい頃から、真似ばかりしてきた私

友達が持っている物が欲しくなり、友達が塾に通えば通いたくて
友達の親もがうらやましかった私。

真似しても、そこから自分が得られるものがあればいいと思うんだけどね

物体も、性格も、能力も

いいところは、どんどん真似して、自分流にしていけばいいんだよね



偉そうなこと言ったけれど、

要は・・・コーンポタージュは美味しいってこと(笑)

     うっちー