松実ブログ

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プレゼント

2009年12月24日 17時57分04秒 | Weblog
 終業式、クリスマス会が終わり学園は冬休みに入った。クリスマス会の盛り上がりから一転して、今日のクリスマスイブの学園は非常に静かでした。

 クリスマス会のプレゼント交換はかなりのドキドキでしたね。今日のイブにもプレゼントを貰ったり、あげたり、サンタから授かったりと世間ではプレゼントが行き交うのでしょう。


 さて、プレゼントの醍醐味は開けるまで分からないというところにもあると思います。


 きれいにラッピングされたプレゼントの包装をといていくまでの時間の楽しみこそが大切にしなくてはいけないものです。個人的には本当に欲しいものというのは自分で買うものだという考えなので、プレゼント中身はこだわりません。そこに至るまでの過程が大事なのです。


 「プレゼントなにがいい?」


 「なんでもいい」


 送る側はこの返答が一番嫌なのだと思いますが、プレゼントとはそういうものでしょう。いつも思います。でも、あまり理解してもらえません。誤解されることが多い性格です。


 あげる側は選ぶのが、もらう側はあけるまでが大切なのです。


 心は物だけでは満たされないけど、プレゼントをもらうと心が満たされます。そこには相手を思いやる真心があるから。


 話は変わりますが私は「フォレストガンプ」という映画が好きです。主人公の母親が主人公にかけた言葉の中にも「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けるまで中身は分からない」という言葉があります。


 人生も分からないからこそ面白いのでしょう。自分の手でプレゼントの包装をといていくように、人生も自分の手で切り開いていく中に楽しみを見出したいものです。



 今年もあと7日でおしまいです。来年もプレゼントの包装をといていくような毎日を過ごしていけたらと思います。



 では、メリークリスマス。



けんた