松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

言葉で

2013年03月29日 14時59分33秒 | Weblog

まず初めにお礼を言います。

平成24年度も「松実ブログ」を覗いて下さった皆様、
本日までご支援ありがとうございました。
本日が24年度最後のブログとなりますので、この場を借りて
感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。

また、このブログは松実高等学園の教員がリレー方式で担当しています。
1年間先生方には温かく中身の濃いブログを提供してくださり、
ありがとうございました。

ちょうど1年前の卒業式。植竹英生先生が、来賓代表挨拶の中で
我々の「松実ブログ」について触れてくださいました。
ブログの文章の最後に「のりこ」と書かれた文章を紹介し、
その内容が素晴らしいと褒めてくださいました。

学園のホームページの下の方にそっとある「松実ブログ」
そのブログを読み、感動し、そしてそれを卒業式の日に紹介してくださるなんて・・・
そのことがすごく嬉しくて感激しました。

先生方は、誰かに褒めてもらったり、認めてもらうためにブログを
書いているわけではないと思います。
でも日々のブログを読んでみると、先生方の私生活だったり、
趣味だったり、時には人生論だったりと色彩豊かに毎日更新されています。
オイラ自身も共感したり、新たな発見をさせていただいたり、何よりも
その書いた先生の考え方や価値観が分かる気がして、
話さずとも距離を縮められるような気がして嬉しいのです。

「H先生は大好きなおばあ様と温泉に出かけるのか~」とか、
「S先生はそういう気持ちで生徒と向き合っていたのか」とか、
・・・。

先生方、1年間お疲れ様でした。
植竹先生だけではなく、ブログを読んだ生徒、卒業生、保護者、
そして世間一般の方々が、先生方のブログを読んで勇気づけられたり、
エネルギーをもらったり、ヒントを得たりしています。

来年度も頑張って書きましょう。オイラも当番の日には頑張ります。
なんて・・・。オイラがこのブログの管理人でも責任者でもないのに、
先生方にお礼を言うなんて、出すぎた真似ですね。
ただ、このブログを毎日楽しみにしている一ファンとして感謝の気持ちを伝えたかっただけです。
ただ、毎晩先生方の言葉で癒されていたオイラなのです。


  G  


エネルギーをためよう!

2013年03月28日 18時04分18秒 | Weblog

修了式からもう2週間が経とうとしています。

修了式ではクラスごとに1年のまとめをしたり、仲間との時間を過ごしたかと思います。次の日から春休みだったので、他のクラスの様子を聞きたかったな。

 

このところ、教務室では新年度に向けての整理をしています。

作文や行事の振り返りシート、みんなにもらったアルバム、寄せ書きの色紙、球技大会のTシャツやはちまき、手紙、イラスト、プリクラ、休み時間や放課後に遊んだ落書き帳など、他にもたくさん。みんな、私の宝物です。

この1年分だけでもすごい量の思い出の品が出てきました。それらを手にとると楽しくなってしまって、片付けが全然進まないんだけどね。

 

経験がある人は分かるかもしれませんが、思い出の品を見ると、その時の会話や景色などをふと思い出したりしませんか?

この1年で作ったものや共有したものが、あなたの思い出の品になっていたらうれしいです。

思い出に浸ってばかりでは前に進めないけれど、前に進むためのエネルギーになるんじゃないかなぁと。

 

1年間、あなたはよく頑張りました。春休みは1年間の疲れを癒して、エネルギーを補給する大切な時間です。

4月に元気な顔を見せてくださいね!待ってるよ。

 

のりこ


まだ知らない世界

2013年03月27日 15時09分42秒 | Weblog

こんにちは。みなさん、お元気ですか?

春休み、どんなふうに過ごしているでしょうか。

三寒四温という言葉の通り、真夏のように暑かったり、真冬のよう寒かったりしています。

風邪などひかないように、気をつけて過ごしてくださいね。

 

さて、私は先週実家である茨城県水戸市に帰省してきました。

茨城県には日本三名園の一つである大きな公園があります。知っていますか。

そうです!偕楽園(かいらくえん)です!

偕楽園は、1841年につくられた公園で歴史的には徳川家にゆかりのある公園です。

興味のある人は、調べてみてください。

この時期、100種3000本の梅が満開に咲き誇り、とても美しい景色を見ることができます。

この時期限定で、「偕楽園駅」に列車が止まるのも見どころポイントの一つです。

 

みなさんに伝えたいのは、この春休みを利用して、ぜひ行ったことのないところに出かけてみましょうということです。

遠くに行けない人も、近場で行ったことのないところがあるかもしれません。

それが無理でも、観たかった映画を観たり、美術館に行ったりできます。

自分が進学先の候補にしている学校や就職先を見に行ってみるのもいいでしょう。

私も、そう遠くはいけませんが、行ってみたかった場所に足を運んでみるつもりです。

 

世界には、自分が知らない世界がまだまだあります。

自分が見ていないだけで、自分の想像を超える世界があるはずですよ。

ぜひ、勇気を出して一歩踏み出してみてください。

 

新年度に、みんなの元気な姿を見られるのを楽しみにしています!

 

GUNJI

 

 

 


*笑顔*

2013年03月26日 15時18分51秒 | Weblog
笑顔って素敵ですね


先日卒業した生徒たちが卒業クラスで遊ぶそうで、まとまって学園に顔を出してくれました。


毎日当たり前のように接していた子たちが、今では会わないのが当たり前になり、久しぶりに会えると、やっぱり嬉しいものです。


これからかな・・・


みんなが各々の道に進み、様々な壁にぶつかったり、悩んだりするのも。。。



そんな時は、休憩しにちょっと顔を出してね!!


そしたら、みんなが先生にくれた分だけの「笑顔」で迎えたいなぁと思います。


もちろん、笑顔いっぱいで遊びに来てくれたらより一層嬉しいです。


次のステップへの準備期間を大切に!!


よい、春休みを・・・



           うっちー

Happy day

2013年03月25日 22時32分29秒 | Weblog
桜がとってもきれいな季節になりましたが、
寒くなったり・・暑くなったり・・今日もあいにくの雨で桜がすぐに散ってしまうのではないかと心配しました。
まだ、大丈夫そうです★

さて、春休みに入って3日がたちましたね。
私にとってはあっという間の1年間でした。
4月、みんなの前で「1年後、本当に楽しかったなぁ★って思えるくらい最高のクラス、学年にしようね!」と話したことを鮮明に思い出しました。
あれから一年たちましたが、最高の学年には近づけたでしょうか・・?
楽しかった?まだまだ?
みんなの意見はいろいろあると思いますが、私はみんなととっても有意義な時間を過ごすことができたと思っています。


「信頼関係。」
言葉にするのは簡単ですが、1つ1つのつながりを「絆」に変えて「信頼関係」へと結んでいくことのむずかしさを学んだような気がします。

お互い、何が本音で何が言いたくてどうしたらいいのか・・ということもあったと思いますが、
少しずつ育まれてきた「絆」のおかげで、今ではなくてはならない時間だったなぁと思っています。
そして、金曜日の修了式で、みんなのキラキラした顔を見て、
なんだかとても晴れやかで、幸せな気持ちになりました♪

あなたたちがいて、
先生たちがいる。
そんな当たり前の毎日を当たり前のように大切にしていきたいと思います^^

1年間笑顔と優しさをありがとう★

ゆか♪

祖母と。

2013年03月19日 20時52分15秒 | Weblog

わたしが小学生のときです。
祖母とふたりで過ごした時間があります。
1年間くらいかな。もう少し長かったかな。

ふたりの生活は、
幼いわたしには寂しくて、物足りなくて、
辛いと感じることが多かった気がします。
でも、祖母がいてくれたから
ひとりぼっちにならずにすみました。

毎朝玄関で「いってらっしゃい」と見送ってくれる人がいました。
帰ったら、必ず「おかえり」と言ってくれる人がいました。
おいしいご飯に温かいお風呂。
きれいに洗濯された洋服やシーツ。
ふわふわの布団。ぴかぴかの部屋。

九九の暗記を手伝ってくれました。
一緒に買い物に行きました。

あの頃の祖母は、
今よりもずっと若くて、元気でした。

今も元気ですが、
足が少し悪くなって、歩くのが随分ゆっくりになりました。
「あの頃の祖母は、自転車に乗れてたなぁ」なんて思い出していたら、
急に色々な思いがこみあげてきて…

祖母を旅行に誘いました。
祖母の好きな温泉です。

久しぶりにふたりで
ゆっくりできたらなぁと思います。


とり





旅立ち

2013年03月18日 19時43分41秒 | Weblog

春は別れの季節

惜しみつつもしっかりとお別れをすることで、次の出会いを美しく迎えることができる


ここでの別れは

決別ではなく、巣立つということ

新しく旅立つということ

前を向いて未来を生きていくということ

そして、再会を誓うということ


だから別れは寂しいけれど、悲しいものではありません


過去の思い出を喜ばしく微笑む人がいれば

胸にぽっかりと穴が開いたように過ごしている人もいるかもしれません

大事な大事な何かを失ったような

それはこれまでともに過ごしてきた仲間

それはともに苦楽を乗り越えてきた戦友

 


春は別れの季節ですが、新しい出会いが待っている季節でもあります

素晴らしい出会いを、そして幸せな人生を送って欲しいと思います

 

これまで出会った人達から多くのことを学びました

皆さんの残してくれた1つ1つが大切な宝物となっています

かけがえのない時間を、素敵な巡り合わせをありがとうございました


ただ、これでお別れではありません

松実はきっと大丈夫です

だからまたどこかで会いましょう

お互いの未来に素敵な仕合せが訪れるよう祈っています

 

松実を卒業する皆さん、卒業本当におめでとう


ありがとう、大好き!!

2013年03月15日 17時55分23秒 | Weblog

本日、高等部の生徒は、平成24年度最後の登校日、修了式でした。

来週の月曜日からの高等部は、しばらく教室も廊下も静かになりそうです。

昨日の大掃除では、掲示物で埋め尽くされていた教室の壁も、真っ白な状態に戻りました。

数々の掲示物は、思い出の証。

思い出は、みんなと過ごした時間の証。

みんなと過ごした時間は、充実していた証。

この充実した1年間は、かけがえのない宝物だったと、心の底から思う1日でした。

こんな今日を迎えたのは、この1年間の、196日の登校日数という日々があったから。

この196日を通して、4月にスタートしたときには予想できなかった、居心地のよい環境なったのです。

 

でも、最初から抜群に良かったわけではありません。4月は、緊張と不安と沈黙のスタートでした。

ゆっくりゆっくり時間をかけて、築き創り上げていった教室の雰囲気。

徐々に笑い合えるようになったこと、少しずつ本音を言えるようになったこと。

集合写真でおそろいのポーズで写真を撮ることができるようになったこと。

みんな一致団結しているなぁと、実感する人が増えたこと。

授業の発言が少しずつ活発になり、反応してくれる人も出てきたこと。

誰かの言いだした企画を、積極的に協力してくれ、成功させられるようになったこと。

何より、『このクラスが好き』と表現してくれる人でいっぱいになったこと。

名前と顔が一致する程度の『人』が、いつのまにか『仲間』になっていたこと。

様々な要素がクラスの求心力を高め、最高の状態になり修了式を迎えました。

いつもは人数が少なく人もまばらだった教室が、今日は満席状態。

時間が少しズレてしまった人もいましたが、1日のうちに全員の顔を見ることができたのが嬉しく…

それだけでも十分嬉しかったのに、まさかの最後にサプライズ合唱。

 

この1年間、みんなで創り上げた、みんながいたからこそ出来た『居場所』が、今日で終わってしまうんだという寂しさと、

どの子も全員、大きな声で楽しそうに歌ってくれているという、これまでに最高の一致団結っぷりを見せてくれた嬉しさに、

涙が次から次へと溢れ出し、止まりませんでした。本当に、ホントに、ほんとうに、感謝しています。

今考えれば、みんなの合唱を動画で残しておけば良かった!!と悔んだりもしたのですが、

そのときは、突然のことに思考がついてゆけず…掲示物のない教室の壁のように、真っ白になった頭の中。

そこに染み入るように響いてくるみんなの歌声は、まだ余韻となって残っています。

頭の中は真っ白になっても、歌声とみんなの笑顔で心が満たされたように、

掲示物が剥がされ真っ白になった教室は、また来年度、新たに味わうであろう最高の思い出で満たされるための準備かなぁと思います。

 

春休みは23日間。そのあとには平成25年度がスタートします。

再び、期待と不安と緊張をともなう4月の到来。でも、この1年間で培った思い出があるから、大丈夫。

きっと新たな環境でも、居心地の良い環境を自分たちの手で創っていけると思います。

クラスで起こったことが嬉しすぎてクラスのことばかり書いてしまいましたが、

来年度の高等部3年生は、先週卒業していった先輩たちに負けないくらい、

最高な最高学年になるのではないかと確信しています。 頼んだぞ、高等部2学年!!

 

さて、私たち教員は、十分な状態で平成25年度を迎えるための準備を、この春休みのうちに頑張ります。

みなさんは、春休みをどう過ごしますか。

しばらく会えないのは寂しいですが、春休みが明けたとき、元気な顔を見せてください。

どんな風に有意義に過ごしたかを、教えてください。

また学園で、待っているからね。

この1年間、ありがとうございました。来年も、よろしくお願いします。

みんな、大好きよ。

 

マリオ


出会い

2013年03月14日 19時16分59秒 | Weblog

第10回の卒業式を終え、学園では1、2年生の在校生が生活しています。

少し静かになった学園には寂しさと、先輩の意思を継ぎ来年度から頑張っていこうという希望とが入り混じっています。

 

人生80年とすると生きている秒数は約25億秒。

世界の人口は約70億。

 

学園で出会った友人、毎日一緒に同じ空間で学び合うクラスメイト、生まれた時から生活を共にする家族・・・

生まれた瞬間から1秒ずつ1人と出会っても出会いきれない人数が世界にいる中、同じ時間、同じ空間で多くの時間を共に過ごした人とは何かの縁で繋がっているのだと思います。

 

卒業生は新たな場所で、在校生は新たな立場でそれぞれが今までの出会いと経験を生かして4月から歩んでいってください。

 

自身の健康と、出会った人と、今ある時間を大切にしてくださいね。

 

みち


大切なこと

2013年03月13日 10時58分16秒 | Weblog

卒業式の翌週、毎年のことだが、3年生が卒業して学園

には1、2年だけが学園に登園する期間があります。

 

いままでの学園の雰囲気が、がらりと変わる時期です。

主を失った静かな教室、廊下、ロビー。

 

 

この時期を迎え、教員も在校生もようやく3年生が巣

立っていったことを実感します。

 

中にはまだ、学園に登園している卒業生もいます。

そういった卒業生も時間が経つにつれて、少しずつ

学園から離れていきます。

 

 

卒業前の生徒からよく「卒業したくない」「自分はまだ

中等部に残る」という言葉を聞きますが、嬉しさと同

時に複雑な気持ちが半々といったところです。

 

 

少しさみしいですが、自分がいるべき場所で活躍する

ことが自分の成長です。

 

今、名残惜しさを感じている卒業生も、その時までもう

少しです。

 

 

今後の人生でも、大切なこと、楽しいこと、幸せなこと

などは終わりを迎え、失ってから気づくことが多いと

思います。

 

 

それは必然であり、そうあるべきだと思います。

 

 

「今」を一生懸命生きている人は「今」のことを

なかなか考えたりしないものです。

 

 

少し時間ができ、あの時のことを振り返ったとき

に気づくでしょう。

 

だから、私はもう少し時間が経ったらまた卒業生

に会いたいと思います。

 

 

一番素直な気持ちが聞けるから。

 

 

けんた