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‘24-2-24“高齢化社会とテクノロジー” 

2024-02-26 21:15:44 | Massy's Opinion
★Megu‘s Sports
私が、初めてコンピューターを触ったのは、アメリカに来てから。学校の授業で、レポートをタイプして出す。日本の大学の授業、ゼミに入ってない限り、レポートなんてなかった。タイプライターすら経験なし。コンピューターを使ったことがないので、“私、手書き上手いから、手書きでもいい?”なんて、先生に聞いたことを覚えている。もちろん、ダメだよね。ということで、英語だけでなく、コンピューターの使い方を同時に学ぶことになった。

今日、車の中で、Rich Rollのポッドキャストを聴いていた。ゲストは、”The comfort crisis”の著者、Michael Easter。正直言って、誰だか知らなかった。耳に止まったのが、この人は、”自分たちを孤立させる、鬱にさせる傾向がある”というようなこと。現在、ほとんどの人が、1日の大半、携帯から目と頭を離さない。思ったのが、今の子供達、スマホ、タブレットが生まれた時からあって、あるのが当然の暮らしをしている。ゲーム、SNSとヴァーチャルで人と繋がっていても、ライブでは、私たちが子供の頃に比べると、人と繋がっていない。実際に、社交性を学ぶ機会があるのかと心配になることもある。これが、 “孤立と鬱”につながるのではないか。逆に、現在のテクノロジーに慣れていない70歳以上の人々。スマホやタブレットなど、ベーシックなテクノロジーを使えれば、“孤立と鬱”が、避けられるのではないか?。

先月もブログに書いたけど、うちの母ちゃんが、骨折・手術で入院中。初めにいた病院も、現在いるリハビリ施設も、Wifiがない!病院も、Wifiなんて、そんなにお金かからないんだから、入れたらどうかと思う。Well, それは置いておいて。Wifiがないので、私が昨年、母ちゃんに買ったiPadを実家に持って帰ってきた。親父は、デスクトップのコンピューターは使うが、スマホは電話をかける以外、使わない (母ちゃんは、スマホ、タブレットで基本的な操作はできるけど、コンピュターを怖がって触らない)。なので、書斎に行かなくてもSKYPEで、母ちゃんと話せるようにiPadを設定した。親父は、頑なに使い方を覚えようとしない。画面をタッチ、スワイプするとこの容量が把握できない(のか、する気がない)。電話の電波が悪くて、よく聞こえないと文句をいっている中で、せっかく、より良くコミュニケーションを取る“道具”があるのに。このような両親を持つ人多いのではないか。

まずは、1)シンプルなテクノロジーの開発:両親の使っている高齢者用のアンドロイド。アイコンが大きいだけで、仕様が難しい。2)興味を持たせる:例えば、離れている子供・孫とビデオチャットができる、ボケ防止のゲームができる、写真のコレクションが容易に出来るなど。3)直接の家族ではなく、第三者から使い方を学ぶ。チューターのサービスを使ってみたり。直接の家族だと、話を聞かなかったり、言い争いになったりするので。また、インターネット、Wifi、データの違いなど、基本的なとことを高齢者に教えてくれるサービスがあると助かる(個人的に)。

また、さまざまなウエアラブルが出てきて、健康のデータが摂取しやすくなっている。データの収得は簡単。それをどのように応用して、生活・健康の向上へつなげるかが、Consumerには浸透していない。これからは、テクノロジーの利用だけでなく、応用を教えてくれるリソースが必要になってくる。


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